ロシアが、国技であるサンボを全世界に普及するために、国家的な努力を傾けている。
サンクトペテルブルクでは、元サンボ選手で世界の「異種格闘技の皇帝」であるエメリヤーエンコ・ヒョードル(30)選手が、2日間同行して、直接案内した。1月に大韓サンボ連盟のムン・ジョングム会長の招請で、弟のアレキサンダー(25)選手とともに韓国に訪れたヒョードル選手は、ロシアの国民的英雄だ。
サンボは、旧ソ連圏を中心に58ヵ国に普及している。ロシアでは、学校や軍隊でサンボを学ぶため、全国民がサンボ家も同様だ。元サンボ選手のプーチン大統領が世界サンボ連盟の名誉総裁を務めるほどだ。
プーチン大統領は、サンボをテコンドーや柔道のような世界的な格闘技にし、オリンピック種目に入るよう努力を促している。しかし、少なくとも70ヵ国以上に普及しなければ、オリンピック種目の採択に挑戦できない。
ムン会長がまだ韓国では珍しいサンボの伝道師として乗り出したのも、01年に焦ったロシア政府が「韓国にもサンボを普及してほしい」と要請したことがきっかけになった。ムン会長は元は合気道の武術家で、韓国駐在外交官たちに運動を教えていた。彼はアクション映画の俳優や監督としても活躍し、『サウルアビ』など8本の映画を製作したほか、ハリウッド映画『アイ・アム・サム』を輸入して、興行に成功した。
02年、ムン会長は、映画で得た私財を投げ打って、サンボ連盟を作り、道場の確保と指導者の養成に乗り出した。現在、国内のサンボ人口は約3000人。約150人の指導者と80あまりの道場がある。エメリヤーエンコ兄弟が訪韓した後、サンボ・ブームが巻き起こり、最近、修練生が急増している。
ロシア政府は、2人の師範を派遣し、駐韓ロシア大使館のマルコフスキー領事が外交的な支援を担当するなど、積極的だ。
ムン会長は、ロシアを中心に欧州で人気を集めているM1大会を、下半期に韓国で開催する計画だ。日本が主導するプライドとK1リーグに挑戦するということだ。ロシアのM1スターたちは大半がサンボ選手出身なので、自然にサンボが有名になると期待している。
韓国の異種格闘技ファンは、9、10月頃になれば、エメリヤーエンコ兄弟らロシアのサンボ・スターたちの競技の姿を直接見ることができる。
エメリヤーエンコブラザーズが1月にソウルでサンボセミナーを開催したことは当ブログでも書きましたが、9月か10月にも再び訪韓する予定のようで。6月か7月にもアメリカでサンボセミナーのために訪米するし、すっかりサンボの世界普及にご執心のようで。まぁプーチン命令じゃしょうがないか?
榊原代表は9月の無差別級GP決勝戦か10月のアメリカ大会で復帰だなんて言ってましたけど、大丈夫なのでしょうか? サンボ普及のために世界中を飛び回るのはプロ引退してからでいいような気がするのだが。ちょっと心配ですな、これは。
>少なくとも70ヵ国以上に普及しなければ、オリンピック種目の採択に挑戦できない。
野球って70カ国以上に普及してたんだ・・・。いや、普及してなかったから外されたのかな・・・。あと、テコンドーも70カ国以上に普及してたってこと? あんな空手の亜流よりも本家である空手がオリンピック種目にならないとダメでしょ。
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