2009年01月21日

石井教義氏、DREAMと戦極の合併を試みていることを認める

kamipro No.131
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 kamipro No.131の石井教義(石井和義から改名)氏のインタビューから一部を引用します

――PRIDEの隆盛を予想できたところはあったんですね。

石井 もちろん、もちろん。だから最初、PRIDEの企画があったとき、私も応援しました。ヒクソンのファイトマネーを立て替えて口座に振り込んだりしてね。新日本プロレスの永島(勝司)さんが1000万ドルのつもりで指を1本立てたのをヒクソンが1億と勘違いして大変だったんだから(笑)。

――当時は新日本もヒクソンと交渉してましたね(笑)。

石井 それまでヒクソンは500万円で修斗大会のトーナメントに出てたんだからね。最終的には60万ドルに下がったんだけど。で、半額の30万ドルをボクが振り込んだんですよね。

 当時は「ヒクソンのファイトマネーは1億円」というのが定説でしたね。日本の場合、金の話はタブーに近いものがありますけど、館長はサラッと話しますね(笑)。

石井 テレビの番組の中で、みんなが観る時間は19時から4時間ぐらいでしょ。それが1週間あるとして、その28時間をいろんな芸能事務所や制作会社が取り合いしてるわけですよね。で、格闘技をこの時間帯に持ってこようとすると、どうしてもライバルは芸能であり、歌であり、ほかのメジャースポーツになってくるわけです。その中の人間関係ができてないと、どうしても邪魔者にされるし。だから、K-1がゴールデンタイムでスタートして芸能界の人たちとの付き合いが増えたわけですよ。

――そこもちゃんとフォローすることで、芸能界との関係を築いていったんですね。

石井 そうなんですよ。そのへんも含めてみんな全方位外交というか、そのためにゴルフコンペにも行ったり。で、いつの間にか芸能界に顔が広い格闘技界の人になっちゃったっていう。

――PRIDEの場合はそこのつながりが弱かったために、消滅に陥ったという話も聞きますね。

石井 いや私はPRIDEの消滅に対しては何も言う資格はないし、ただ、自分はそう思ってやってきたんです。フジテレビだけだったら、いつ放送が切られるかわかんないところもあるからTBSや日本テレビでもやろう、と。将来的にはいまのサッカーみたいに全局でK-1ができるようになったらいいなって考えてやってたんですよね。

 PRIDEも芸能界の繋がりが強ければ消滅しなかった!? やっぱり石井館長は一流の戦略家だ。

――そこで気になるのは、いまの館長の志なんです。

石井 “これから”じゃないですか。これから失われた6年間を取り戻すべく働こうと思ってます。やることはいっぱいありますよね。もちろんK-1本体もそうだし、周りのこともそうだし。すべて元に戻さなくちゃいけない。

――具体的に言いますと?

石井 いや、捕まる前に戻すんです(笑)。

――あ、いたってシンプルですね(笑)。

 ちなみに昨年の週刊文春のインタビューではこんなことを言ってました。

石井和義氏、週刊文春で出所後初インタビューに答える(2008年09月25日)
・K-1の表舞台に立つつもりはもうない。裏側からサポートしていきたい。

・140カ国でテレビ放送されているK-1は、大会開催を望んでいる国も多いので国際K-1連盟のような組織を作りたい。おそらく来年は、海外にいる時間が長くなるだろう。

・全国の道場を回って、子供たちに空手を教えたいとも考えている。

 その他はリンク先で。しかし、今回の「捕まる前に戻す」発言は、表舞台とまではいかなくとも陣頭指揮を執ることを示唆しているような。

 再びkamipro No.131から。

石井 まあ、元気なうちに働いて、皆さんのために頑張ります。ボクはDREAMと『戦極』は一緒にやったらええのにってずっと思ってて。まあ、そういう話もしたことあるけどね。「別れてやる必要はないじゃない」って。1+1が10になったらいいわけであって、お互いに奪い合うんじゃなくて、分け合えば物事って残るじゃないですか。奪い合えば残らないじゃないですか。さっきの話でいえば、UFCじゃなくて大リーグを倒すぐらいの志を持てばいいんです。そのぐらいのつもりで日本の総合のイベントを作り上げていってほしい。そういう意味では、私がこれから何をやっていくかっていったら、勝海舟になりたいですね。

 石井館長が戦極にそういう話を持ち掛けたという噂は確かにありました。

石井和義氏が業界再編に乗り出すという噂/ショーグンが対戦相手候補を2人指名etc.(2008年09月09日)

 今回はそれが実証されたと言っていいでしょう。果たして館長は格闘技界の勝海舟になれるのか? ちなみに最近谷川さんはこんなこと言ってましたよね。

【Dynamite!!】12・31谷川代表、戦極と大晦日に合同イベントを行う可能性があったことを明かす(GBR)
 また、谷川代表は、戦極と今年の大晦日に合同イベントを行う可能性があったことを明かした。「今年の暮れに戦極さんとやる話はありましたが、なくなりました。やりたいことが違うので今のところはないです」と話し合いが決裂したとしている。

 ま、両団体とも年内の大会予定はある程度決まってるでしょうから、当分はないかな。

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posted by ジーニアス at 20:14| Comment(14) | TrackBack(0) | DREAM | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
戦極で五味に勝って光岡に負けたゴリアエフが2月のK-1MAXで佐藤とやるみたいです。
これも石井館長の手まわしと見ていいんでしょうね。
トーナメント含めて早めにカードが決まっているのもいい傾向だと思います。
FEGは石井館長による改革が始まっている印象ですね。
Posted by CHANGE at 2009年01月21日 20:41
なんか久しぶりに前向きな話で嬉しいっす。

正直DREAMと戦極は合体が不可欠だと思います…。
Posted by 都民 at 2009年01月21日 20:57
ゴリアエフは普通にマネージャーがキシェンコと一緒だからでたらしいですよ。

それはさておき、戦極とDREAMが一緒にやってくれれば間違いなくライト級は世界で一番のレベルになりますね。
Posted by   at 2009年01月21日 21:06
ゴリと石井は関係ないでしょう。
Posted by B at 2009年01月21日 21:11
合体による戦極側の旨みはあるのか?
って話ですよね
合体というより「吸収」になりそうですもの
ようは日本格闘技界のために、「盛り上がる選手をよこせ」と
それに応じてくれるかどうかなんですよね
Posted by ラングレー at 2009年01月21日 21:45
この前科者が、さしたる反省も見せずに表に出てくる機会が増えれば、今度こそ格闘技の火が消えることになる。

「PRIDEは経済ヤクザがやってた事がバレて消滅」
「K-1はトップが巨額脱税で懲役打たれた」

日本の2大格闘技イベントが堕ちる所まで堕ちた事で、世間の目が想像以上に厳しく冷めたものになっている事が理解できないのか?
Posted by 繰り返し at 2009年01月21日 23:52
昔からのファンは石井館長の現場復帰を願ってる人も多いんじゃないかな?

Posted by あ at 2009年01月22日 01:34
>CHANGEさん
他の方も指摘されてるように違うようですね。

>都民さん
私はかつての新日本プロレスvs全日本プロレスのようにライバル団体があった方がいいと思ってるんですけど、格闘技界の現状を考えるとそうした方がいいですかね。しかも今のライバルは海外ですし。

> さん&Bさん
そのようですね。

>ラングレーさん
まぁ「吸収」になっちゃうでしょうね。ただし今のままでは“消耗戦”ですよね…。

>繰り返しさん
興行団体は少なからずソッチ方面との付き合いはあるわけですからね。PRIDEだけが槍玉に挙げられたのは、まぁ色々あったわけで。それに格闘技がこれだけメジャーになったのは石井館長の功績ですからね。今はリングに上がったり、解説席に座るのは難しいかもしれませんけど、良い意味でのフィクサーになることは問題ないのでは? 「前科者」っておっしゃいますけど、あのビートたけしだって前科者ですよ。前科者でも罪を償った後に活躍している人はたくさんいます。

>あさん
谷川さんじゃなくて石井館長が…と思っている人は結構いるでしょうね。
Posted by ジーニアス at 2009年01月22日 01:55
でも戦極+DREAM=PRIDEにはならないですよねえ。
PRIDEを買い戻すくらいのことしないと訴求力ないと思う出すけど。世間的には。
いや今となってはPRIDEの名前にそれほどの力もないか。
じゃあ新興行「やれんのか!」でいいんじゃない? FEGとTBSは金だけ出して口出すな。
Posted by ぺら at 2009年01月22日 02:05
>FEGとTBSは金だけ出して口出すな

それが出来ないと決まっているので絶望してるんですがね

合体の話は石井が安田会長に数十億円でDREAM買わないかと言ってるらしいって記事がありましたねぇ・・。
Posted by ブーン at 2009年01月22日 03:16
話にあるように、本当に今現在も館長の日本格闘技界への影響力というのは、逮捕前と同じくらいに生きているんですか?
だとすれば、大したオヤジですね!

しかし、国際K-1連盟ですかぁ。
ロシア・オランダ・アメリカ・コリア・グルジア・オーストラリア…。
世界中のネットワークですね。
でも、どっかで聞いたことあるなぁ。
世界最強の男はK-1が決める(笑)
Posted by しんGO! at 2009年01月22日 09:06
石井館長の言う「捕まる前に戻す」の捕まる前ってのは、よく言えばPRIDEとK-1が協調体制のことじゃないですか。
(現在、PRIDEはDREAM、戦極と別れて、さらに選手はUFCに流出してバラバラになった格好)

ひがんだ言い方ならば、石井主導で、既に軍門に下ったDREAMと戦極が合流することで、Dynamite!!というメジャーイベントの下、PRIDEが二軍イベントになるという自殺直前の森下社長が危惧していた体制の復活ですね。

http://www.nikkansports.com/jinji/2003/seikyo030110.html
昨年は、同社が運営協力した夏のDynamite!と年末の猪木祭に押されたが「PRIDEがDynamite!や猪木祭のファーム(2軍)ではいけない。今年はPRIDEが世界一の総合格闘技イベント、というところを見せたい」と盟主の座を取り戻すと力を込めた。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200301/0109sn_01.html
PRIDEが「Dynamite!」や「猪木祭」のファーム(2軍)イベントにしてはいけないという気持ちはあります
Posted by みちん at 2009年01月22日 13:11
>ぺらさん
PRIDEという名称にはいろいろと手垢が付いた感もありますからね。アーカイブは取り戻したいですけど。

>ブーンさん
そんなのもありましたね。安田会長もそうですけど、國保氏を落とすのにも苦労してそう。

>しんGO!さん
そりゃ影響力ありますよ。創業者ですからね。

>みちんさん
そういうことでしょうね。一部しか引用してないのでアレですが、K-1、プロレス、総合格闘技の協力体制を確立しようとしていたらしいですから。
Posted by ジーニアス at 2009年01月23日 01:41
よくも悪くも館長のような清濁併せ持つ器の人間が仕切らないと日本のmmaは衰退する一方。
現にk-1黎明期、k-1vsprideなんてファンの間では伝説の語り草となっているのが良い証拠。

クリーンな競技としてのMMAは日本に根付かない。
Posted by 館長マンセー at 2009年11月26日 08:30
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