本日開催する『UFC Fight Night 185: Blaydes vs. Lewis』で予定されていたドラッカー・クローズ vs. ルイス・ペーニャのライト級マッチですが、クローズのセコンドの一人から新型コロナウイルスの陽性反応が出たことにより試合が中止されることをペーニャがツイッターで発表しています。これにより試合数は13となります。続きを読む・・・
・Curtis Blaydes (259) vs. Derrick Lewis (263) ・Yana Kunitskaya (135.5) vs. Ketlen Vieira (138)* ・Darrick Minner (146) vs. Charles Rosa (146) ・Chris Daukaus (234) vs. Aleksei Oleinik (240) ・Nassourdine Imavov (185.5) vs. Phil Hawes (185) ・Andrei Arlovski (249.5) vs. Tom Aspinall (244.5)
PRELIMINARY CARD (ESPN+, 5 p.m. ET)
・Danny Chavez (145) vs. Jared Gordon (150)# ・Drakkar Klose (156) vs. Luis Pena (155.5) ・John Castaneda (136) vs. Eddie Wineland (135.5) ・Julian Erosa (145.5) vs. Nate Landwehr (146) ・Rafael Alves (157.5)^ vs. Patrick Sabatini (145.5) ・Shana Dobson (126) vs. Casey O’Neill (125.5) ・Jamall Emmers (145.5) vs. Chas Skelly (146) ・Drako Rodriguez (140.5)+ vs. Aiemann Zahabi (136) ・Serghei Spivac (245) vs. Jared Vanderaa (265)
『UFC Fight Night 185: Blaydes vs. Lewis』前日計量結果。ヤナ・クニツカヤと対戦するケトレン・ヴィエイラが138ポンドと2ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。ダニー・チャベスと対戦するジャレッド・ゴードンが150ポンドと4ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。パトリック・サバティニと対戦するハファエル・アウベスが157.5ポンドとなんと11.5ポンドもオーバー。試合は中止されます。エイマン・ザハビと対戦するドラコ・ロドリゲスが140.5ポンドと4.5ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。
11.5ポンドもオーバーし試合が中止されたハファエル・アウベスは現在30歳のブラジル人で戦績19勝9敗。昨年8月の『Dana White's Contender Series 30』でアレハンドロ・フローレスに2Rギロチンチョークで勝利しており今回がUFCデビュー戦になるはずでしたが、ここまで酷い計量ミスだと即リリースの可能性もあると思われます。
UFCが3月13日に開催するFight Nightシリーズの大会のメインイベントでレオン・エドワーズと対戦予定だったカムザット・チマエフが新型コロナウイルスの後遺症が長引き欠場することを受けてデイナ・ホワイトがコルビー・コヴィントン vs. レオン・エドワーズで次期ウェルター級王座挑戦者決定戦をしたいとコメントしましたが、コヴィントンは「彼に価値はない。俺はチャンピオンシップビジネスをしているが、彼はチャリティービジネスをしている。彼は試合後にトランプ大統領から連絡が来たこともない。俺はタイトルマッチをしているし前チャンピオン(タイロン・ウッドリー)にも勝っている」「彼が2年間戦ってないのは俺のせいじゃない。イギリス人はパンデミックがあっても戦うことを恐れてないのに彼は恐れている。そんなヤツのチャリティーには付き合えない」とコメントしエドワーズ戦を拒否する姿勢を見せています。
What’s up everyone. I got an announcement to make today. It was a little too long so I had to improvise, you can read more in the attachement. I have decided to retire from professional fighting. Thank you all for the support 🙏❤️ pic.twitter.com/z2eZAALUoP
ステファン・シュトルーフがツイッターで引退を発表。長文の声明が添付されていますが、昨年5月から右耳の聴覚神経を損傷したウイルス感染症にかかったとのこと。それにより前庭(内耳にある器官)機能障害になったそうです。めまい、難聴、耳鳴りに悩まされましたが、医師によるとしばらく安静していれば治まるとのことで放置していたとのこと。しかし、昨年10月の『UFC 254: Khabib vs. Gaethje』で行われたタイ・ツイバサ戦で右耳にパンチを受けてしまい問題が再発したそうです。
シュトルーフは2019年2月の『UFC Fight Night 145: Blachowicz vs. Santos』でマルコス・ホジェリオ・デ・リマに2R肩固めで勝利した後にも引退を発表したことがありましたが、その後撤回しています。しかし、復帰してからはベン・ロズウェル戦、タイ・ツイバサ戦と連敗していました。
ステファン・シュトルーフは現在32歳のオランダ人でMMA戦績29勝13敗(UFC戦績13勝11敗)。現UFCヘビー級チャンピオンのスティペ・ミオシッチに勝利しています。身長7フィート(213cm)でニックネームはスカイスクレイパー(摩天楼)。日本でも試合をしたことがあり、2013年3月3日にさいたまスーパーアリーナで開催された『UFC on FUEL TV 8: Silva vs. Stann』でマーク・ハントに3R TKO負けした際に顎を骨折しています。さらに心臓肥大と大動脈二尖弁も患い復帰は絶望的かと思われましたが、2014年12月の『UFC on FOX 13: dos Santos vs. Miocic』のアリスター・オーフレイム戦で奇跡の復活をしています。続きを読む・・・
3月13日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 187』のメインイベントでレオン・エドワーズと対戦予定だったカムザット・チマエフが新型コロナウイルスの後遺症からの回復が遅れており欠場する件についてデイナ・ホワイトが以下のコメント。
「カムザットがこうなったことで我々が検討しているのはコルビー・コヴィントン vs. レオン・エドワーズだ。この試合の勝者がカマル・ウスマンと戦うことになるだろう。今はそれが理に適っている。レオンはランキング15位の強豪(チマエフ)との対戦を受ける男だ(エドワーズは3位)。他の誰もカムザットとはやりたがらない。それでも対戦を受けてくれたのに試合は右往左往している。では今どうするべきか? 我々は彼に敬意を示すめたにも相応しい舞台を用意しないといけない。真っ当な試合をさせたい」