昨日はマッスル11追加公演を観戦してきました。写真で振り返り簡単な感想を。写真はクリックすると大きく見れますので念のため。
試合開始50分前に到着したが、すでに100人以上の行列が。最前列以外は自由席なのでみんな早めに来てたのです。
鶴見亜門が新設ベルト『IMGP(インターナショナル・マッスル・グランプリ)』について説明。WWEに感化された鶴見がマッスル12からマッスル14までの抗争のストーリーとマッスルマニアでのトリプルスレットでのタイトルマッチを説明。「お客さんに前哨戦でお金を取るわけにはいかない」ということで、その場でマッスル12からマッスル14までのダイジェスト(マッスルマニアの煽りVTR)を生撮影することに。
マッスルマニアのメイン、IMGPトリプルスレットマッチ(アントーニオ本多、諸橋晴也、男色ディーノ)がスタート。当初はマッスル坂井が入る予定だったのだが、煽りVTR撮影の失敗により男色ディーノに。勝ったのは男色ディーノ。
広田さくらが登場。出演する舞台の宣伝をする。リングの感触を味わい「引退しても1年以内に復帰する人の気持ちが分かる」と皮肉。
鶴見と坂井が「時間が余ったから道場破りでも来ないかなぁ」と言ってたら都合よく飯伏幸太が道場破りに現れ、8人抜きをすることに。写真はペドロ高石戦。
トリは藤岡典一。ネタ抜きで飯伏のアンクルホールドは金本よりも沸く。それだけ必殺技として認識されているということ。
「これからはエンタメじゃなくてドキュメンタリーの時代だ」と鶴見。30日間ハンバーガーを食べ続けた『スーパーサイズミー』をパクった『スーパーストロングミー』を撮影することに。一般人である鶴見が「アナロイド」なる強くなる座薬を服用しレスラーと対戦して勝利し「アナロイド」の効能を証明すると宣言。
なんと対戦相手として出てきたのはAKIRA! 防戦一方の鶴見。
マッスル恒例の突如会場が暗転してスローモーション。スローだから写真も撮りやすい(笑)。
まさかの鶴見勝利! 互いに健闘を称え合う。鶴見号泣。
出場者全員で正座してAKIRA参戦の経緯や鶴見の明日控えている結婚式を祝福やら反省会やら・・・最後は全員で「3、2、1、マッスルマッスル!」。
感想。マッスルは期待を裏切りませんね。入場料以上は必ず楽しませてくれる。ただ、マッスルは全日本以上のパッケージプロレスなのと、説明すると長くなるのでこの記事だけだと面白さの10%も伝わらないのが残念。次回は1月3日PM7:00後楽園ホールでマッスル・ハウスvol.3が予定されているので、是非ライブで体感して欲しいです。
そして、この大会は前日に北沢タウンホールで行われたマッスル11のチケットが瞬時に完売したことを受けた追加公演だったのですが・・・週プロmobileの短評を見るとやってることはほとんど同じなわけです。分かってたことですが。IMGPタイトルマッチも、広田さくらも、飯伏8人抜きも(前日は7人抜きだったらしい)、鶴見vsAKIRAも!
以前某団体の関係者が某地方都市での大会が大いに盛り上がり大成功だったことから、「全く同じ内容の興行をもう1回やりたい」と言ったことがあるらしい。そして遂にそれを実現させた団体がマッスルだったというわけです。とうとうこういう時代が来たかと。
プロレスビジネスの効率が悪いのは全試合同じカードで同じアングルを行うということが出来ないこと。だからカードやネタに詰まってしまい、頭を悩ませることになる。
しかし、映画や舞台の名作は何回見ても面白いし、劇団員は毎日同じ芝居をしてお客さんを満足させている。宝塚歌劇団や劇団四季などは常打ち会場で同じものを見せている。森光子の「放浪記」なんて何千回も上演している。
「聖なる一回性」などという下らない幻想を捨て去った団体が出て来るのは大いにアリでしょう。プロレスの秘めている様々な可能性にトライし、「プロレスの向こう側」を見せてくれるマッスルには今後も期待ですね。
●公演内容の詳細を知りたい方はExtreme Partyさんがそのうち更新すると思います・・・/人気ブログランキング
posted by ジーニアス at 13:21|
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