2006年03月02日

武藤、神無月vs小島、イジリーが決定!

 今日の東スポにも1面で載っていましたが・・・。

●武藤敬司社長より緊急告知!「3/21後楽園大会で夢のカード!?」(全日本プロレス)
3月2日の朝、武藤敬司社長より、3/21(火・祝)後楽園ホールで行われる
ファン感謝デーの対戦カードが1つ、オフィスに届きました。

その対戦カードは、「武藤敬司&神無月vs小島 聡&イジリー岡田」
神無月さんといえば、ご存じの通り、武藤敬司のモノマネで有名な芸人。

武藤社長のコラムやブログに頻繁に登場し、イベントや芸能活動でも武藤社長とは縁のあるパートナー。

この2人が「リング上」では初めて タッグチームを結成!

その相手はなんと現三冠王者(3/2現在)小島聡と、パートナーはタレントのイジリー岡田さん。

この不思議なタッグマッチについて武藤敬司社長は「未来の新しいプロレスを構築する
ための、ひとつの実験的な試み。そして、いつも全日本プロレスを応援してくれてるファンの皆様への俺なりの感謝の気持を込めたプレゼント。」と解説。

「全日本プロレスファンのみんな!俺のこのプレゼントを当日、ぜひ会場で堪能してくれよ!」

 by武藤敬司

 これはSUGEEEEE!!!!! つーか、ここまで開き直っちゃうと何も言えません。いや、これからウダウダ言うけど(笑)。

 こういうモノマネする人とされる人のタッグってプロレス界では珍しいことではなかったりする。最近だと佐々木健介&健心とか、大仁田&ニセ大仁田とか。グレート・ムタだって元々はグレート・カブキの息子という設定だったわけで、「親子対決」や「親子タッグ」が実現しました。

 しかし、これらは全てマネした方の肩書きはプロレスラーだったわけで。今回は二人共お笑い芸人ですよ! いやぁ、それにしてもイジリー岡田は『イジリー三沢』で出るんだから、小島じゃなくて三沢さんにしてほしかったなぁ・・・って、もう考え方がレスラー中心じゃなくて芸人中心になってますね(苦笑)。

 小島やカズ・ハヤシはハッスルには出ているのに、自分は頑なに出場しない武藤さん。ま、石井館長との絆が深いから義理立てしてるだけだと思うんですけど、出ない表向きの理由は素人をリングに上げていることだったはずなのだが・・・。

 「草野★キッド」で長州力と長州小力が対面し、タッグ結成を示唆。それに向けての練習もしてたのに、引っ張ってるうちに武藤に先越されたじゃねーか! つーか、こっちの方はもうやらないかもしれないなぁ。

#30「解決人 草野仁が行く!~長州小力編~」(草野★キッド)
#35「草野仁レフェリーへの道」(草野★キッド)

 最近プロレスとお笑いが絡んだのはハッスル以外だとLLPWか。西口プロレスとか『まちゃまちゃ』と絡んでいる。これってやっぱアレだと思うんですよね。今って本家のプロレスよりも、「山崎vsモリマン」「ダイナマイト四国」「めちゃ日本女子プロレス」といったプロレスのモノマネの方が面白いじゃないですか。認めない人もいるだろうけど、少なくともそっちの方が間違いなく世間に届いてますから。野球だったらプリティ長嶋が長嶋茂雄さんの人気を上回ることは間違ってもないのに、長州力は小力のことを「ある意味俺より有名」って認めちゃってますからね(笑)。

 こういう現象ってモノマネしてる側の人間も困るんですよね。元ネタの選手やジャンルが元気ないことには、今は人気あってもそのうちに「それって誰のモノマネ?」ってなって商売上がったりになりますよ。

 まぁそういうわけで、元ネタの方がモノマネする側に協力を求めるなんて世も末だなぁと思った次第。全日マジでヤバそうだなぁ。


【その他気になったニュース】
吉江夫婦でやる気(日刊スポーツ)
吉江 菓子折り持参で来社(スポニチ)
新日本退団の吉江、フリー転向後の“初試合”へ気合(サンスポ)
本紙1面に?「吉江飛んだ」 夫婦で来社(スポーツ報知)
吉江がデイリー来襲(デイリー)
吉江激白「一戦一戦をコヤシに」(内外タイムス)
 吉江豊が各スポーツ新聞社に来社。東スポにも載ってた。美奈夫人も1月に勤めていた会社を退社して吉江のマネージャーになったとのこと。鈴木浩子のようになれるかなぁ?
3月シリーズを目前に控え、ハッスル軍が決起集会!訴状を持ったPTA軍団が乱入「HGの追放を要求します」(ハッスル)
 結局小川は3月シリーズに間に合わず。
島田二等兵は「HGがビビるようなメンバーを連れてきた」と紹介。すると突然、会場に姿を現したのは「フーはやめろ!」「腰フリ反対!」「下品な行為禁止!」のプラカードを掲げたPTA軍団。数十名はいるだろうか。いかにも教育者らしい眼鏡をかけたおばちゃんたちが、デモ行進しながら入場だ。
「腰フリはやめろ~! 子供に悪影響だと分からないのか~! ハッスル軍はHGに試合をさせるな~!」と大声を放ちながら、ハッスル軍と対峙する。

 これはPTAへのアンチテーゼじゃないですか! そうです、自分のしつけが成ってないくせに何でも学校や先生のせいにするPTAは最悪です! 日本の教育問題にもメスを入れるハッスルは素晴らしい。

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2006年02月15日

武藤さん、俳優養成学校に行かなきゃならないのはアンタの方だろ(苦笑)

全日、俳優養成学校で表現力育成だ!(日刊スポーツ)
 全日本の若手選手たちが、トップレスラーを目指して俳優養成学校に入校する。社長の武藤敬司(43)が13日、明かした。人気レスラーの必須条件でもある表現力と集中力の養成が目的で、3月中旬にも東京・杉並区の「映像新社アカデミー」に3カ月間入門する。土方隆司、雷陣明、ブルート一生らが対象で、既に昨年11月からマイクパフォーマンス練習にも取り組んでいる。

 まぁプロレスも演劇ですから俳優養成学校で勉強するのは悪いことじゃないと思いますよ。でも私は言いたい。武藤さん、俳優養成学校に行かなきゃならないのはアンタの方じゃないか?

 「西遊記」の演技は酷かったですよ。セリフは棒読みだし、学芸会みたいだった。全体的にマチャアキ版の西遊記に比べたら今回のはかなりお粗末ですけどね。

 武藤敬司の芝居といえば映画「光る女」が真っ先に思う浮かぶのですが・・・。

光る女(1987)(allcinemaonline)
解説: かつての恋人を探しに、北海道から東京へやってきた大男が歌を歌えなくなったクラブの歌姫と恋に落ちる異色のラブ・ファンタジー。小檜山博の同名小説を「台風クラブ」の相米慎二監督が映画化。主役の大男役にはプロレスラーの武藤敬司を抜擢。東京へ行ったまま戻らない許嫁の桜栗子を捜すため、北海道滝ノ上の山奥から上京してきた松波仙作。熊皮チョッキに乗馬ズボン、顔中ひげだらけのうえに裸足の大男。初めての東京で途方に暮れる仙作はゴミの山の上で歌を歌う美しい女と出会う。

 1回だけテレビで放送されて見た記憶があるんですが、ストーリーは忘れた。ただ武藤の芝居が酷かったことだけは覚えている。ちなみに当時の武藤のニックネームは「スペースローンウルフ」(笑)。髪はフサフサで奇抜な格好でしたよ。

 ユーザーコメントがあるんですけど、かなり辛口。
「オレの嫁になってくれよ!」という台詞をバカの一つ覚えで通りすがりの女にまで浴びせ掛ける、未開人に近い出で立ちで上京する道産子を演じる武藤敬司。痩せぎす男は私的に好かないまでも、プロレス男だかプロテイン男だか知らないが、こんな御門違いのタダの巨漢を搬入することによって、相米のショーモナイほど杜撰で稚拙な本性が白日の下に晒されている。

 (ノ∀`) アチャ-。でも確かに相米慎二監督の作品にはロクなのがないわ。

「武藤敬司」のフィルモグラフィ(allcinemaonline)

 こうして見ると結構多くの作品に出演してるんですね。演技でダメ出しされることはなかったのでしょうか? 「俳優が本業じゃない人だから別にいいや」ってことだったのでしょうか。これが黒澤明監督だったら大変なことになってたでしょうけどね。

【その他気になったニュース】
『PRIDE.31 -Dreamers-』スペシャル“世界のTK”高阪剛ロングインタビュー 後編「ひょっとしたらリング上で人殺しをしてしまうんじゃないかって、マリオ戦はそれぐらいの気持ちです」
 同じ「殺す」発言でも天山とは100倍重みが違います。
レイザーラモンRG、独占インタビュー(第1部)RG、プロレスの原点を語る(スポーツナビ)
 おじいちゃんが全日ファンでお父さんが新日ファン。高校時代はUWFが流行っていたので、友人と関節技の学習会。でも浩子GMが「これほどの才能の原石を見たことがございません」って言ったのはどうかと思う(苦笑)。
ダンプ松本、「素人」に暴行(内外タイムス)
 浅野社長は「素人」じゃなくてプロでしょ。やられる方のプロだけど。ダンプと阿部四郎・・・「めちゃ日本女子プロレス」ですか?
力皇、ハッスルと闘う(内外タイムス)
 3月5日はノア日本武道館とハッスル横浜文体の興行戦争。新宿でマッスルもありますけどね。今週号のファイトによると4月23日のノア日本武道館にも興行戦争を仕掛ける予定らしい。強気だなぁ。
新日本プロレス再生プランを募集(内外タイムス)
 これ宛先が「内外タイムス」になってるんですけど、新日本に頼まれて募集してるのでしょうか? ちなみに内外タイムスには「元・平成の仕掛け人」永島勝司氏が在籍しています。
今年もやります! 靖国神社で奉納プロレス=ZERO1-MAX(スポーツナビ)
 昨年は「変な団体(中核派とか)から抗議が来るのでは」と心配しましたが無事に終わった奉納プロレス。とにかく桜吹雪とプロレスは映えるので今後も続けてほしい。

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2005年12月18日

渕正信が官能小説に挑戦! くれぐれもあの人のようにはならないでね

 またしてもスポーツ報知の大スクープ(笑)。

渕が2006年官能小説挑戦(スポーツ報知)
 プロレス界の“文豪”、全日本プロレスの重鎮レスラー・渕正信(51)が17日、来年から実体験を題材にした初の官能小説の執筆に挑戦する意向を明らかにした。昨年、全日のオフィシャル・プログラムで実在のレスラーらを題材にした処女作「Lonely One」を連載中だが「小説家として新境地に挑みたくなった。人間の営みを描く官能小説は奥深いものがある」と意欲。

 構想もほぼ固まっているようで「主役はプロレス・ファンの女子大生。『失楽園』を超える、女性特有の性への欲求を描きたい」と話した。なお、掲載媒体は未定で「掲載したい出版社や新聞社を募りたい」とした。

 ギャハハハ(≧▽≦) 渕さんが官能小説とは(笑)。私は基本的にプログラムを買わないので、小説書いてたなんて知らなかった。でも、シリーズごとにプログラムで連載してたら、地方の人は続きを読みたかったら通販で買うしかないですよね? いや、関東のファンでも毎シリーズ買うために後楽園に行くのはキツイぞ。渕さんの小説のためにそんなことしてる人が大勢いたら、渕さんはかなり会社の利益に貢献してることになるなぁ。まぁいないと思うけど(笑)。

 「小説家として新境地に挑みたくなった」って・・・。今まで推理小説やSF小説などで名を馳せてきた人が言うのならともかく、処女作連載中の人が「新境地」って言うのはどうかと思うが(笑)。

 実はあらゆる小説のジャンルで一番難しいのが官能小説だと本で読んだことがあるが、的を射た意見だと思った。

 例えば、「太郎は花子のマ○コにチ○ポを入れた」なんて書いてみても、これっぽっちも興奮しないわけで。文章だけで性的興奮を起こさせるには、それだけ表現力やテクニックが要求されるのです。男性器や女性器の呼び方だけで何十種類も使い分けたり、コトに及ぶまでのシチュエーションや、コトの最中の描写など・・・難しいですよ。渕さんにそれが出来るのかな? その前に掲載してくれる出版社や新聞社を見つけないとね(^ω^;)。


 ・・・ところで、プロレス界では「ボクは小説を書く」と言いながら、いつまで経っても書かない人がいます。もう日記上だけでかなり前から言ってるんですが。

ターザンカフェ 往生際日記[2004年08月02日(月)]
奥さんはボクに小説を書いて欲しいみたいなことを、ちらっと言った。もちろんボクも今はそのつもりである。糖尿病がそれを、ボクに決定させてくれた。

ターザンカフェ 往生際日記[2004年08月18日(水)]
家に帰ると、浅草キッドの水道橋博士に電話する。

「誕生日、おめでとう!」

「ありがとう、わざわざ電話してくれて…」

博士はボクが足を切ることを楽しみにしているようだ。もちろん、冗談だが…。

「一度まだ家に子供を見に来て…」と言われる。

博士のためにここは一つ小説を書くしかないのだ。

 で、いつ書くの?

ターザンカフェ 往生際日記[2004年09月02日(木)]
ターザンカフェをやっている意味があるというものだ。彼に「この人は小説を書けるのにプロレスの世界に身を置いて、ボクらにメッセージしていてくれるんだよね…」と言われると、ボクは照れてしまうのだ。

 照れる前に書きましょう。

ターザンカフェ 往生際日記[2004年11月20日(土)]
夢枕獏さんの大作『シナン』の上巻を読んだ。400頁もあるのだ。下巻はちょっと間をあけて読む。

休憩というか一服する必要がある。だいたいどんな内容なのかみんなわかってしまったからだ。しかし読みやすいということはいいことだ。

小説を書くには知識と雑学が必要だ。それを痛感する。当たり前のことだが…。

 自分の知識の無さを痛感して早くも挫折ですか?

ターザンカフェ 往生際日記[2004年12月24日(金)]
みなもと太郎著『風雲児たち』という作品。リイド社から出版。ちなみに一巻、648円。300頁はある。

ロフトプラスワンで名刺をかわした人から送られてきたのだ。「ターザンさんが小説を書く時の参考にして下さい!」というメッセージがあった。名前は出していいのかわからないのでFさんとしておく。

 みんな期待してるんだから書きましょう。

ターザンカフェ 往生際日記[2005年02月08日(火)]
男からすると女性にはしっかり型のエロスと、じれったい型のエロスと二つがある。

これは小説になるなと思った。たとえば2人の姉妹を同時に愛した主人公(男性)が、その二つのエロスの間を行ったり来たりする話である。

 渕さんと同じく官能小説?

ターザンカフェ 往生際日記[2005年02月20日(日)]
家に帰ってNHK衛星放送の『週刊ブックレビュー』を見た。ボクはあれを見て「オレは絶対に作家になれる」と確信した。

 テレビを見て確信って・・・小学生ですか?(笑)

ターザンカフェ 往生際日記[2005年03月13日(日)]
深夜、NHK衛星放送の『週刊ブックレビュー』を見ると、話題の本を取りあげているのだが、現代では多くの人々がいかに自由に自己表現しているかがわかってくる。

その多様性といったらもう無限である。エッセイから小説、ミステリー、哲学、宗教に関するものまでいわゆる自己表現はそれこそなんでもありである。

そんな中でボクは何を書けばいいのか? それをボクは模索中なのだ。

受ける本を書くのか? とりあえず売れる本を書くのかである。それとも“これは”という本を書くのか? この問題はボクにとってむずかしい。

結論を出すには時間がかかりそうだ。それともとりあえず書いてみるかである。一体どっちなのだ?

 結局書かずじまいじゃないでしょうね?

ターザンカフェ 往生際日記[2005年03月21日(月)]
博多の山崎さんの奥さんから早く本を書いてと言われた。深夜、別の人からも早く小説を書けと催促された。

 ほら、催促されてる。

ターザンカフェ 民話日記[2005年07月07日(木)]
何に対してやる気になるのか? 物書きになることである。ボクは人生が楽しすぎて10代に小説家になると宣言しておきながら、まだ一度もその小説を書いていないのだ。
有言不実行人生の極みである。

 「有言不実行人生」・・・自覚はしてるんですね。

ターザンカフェ 天才日記[2005年07月26日(火)]
今になってボクは91歳で亡くなった母が、晩年、老人になってすごした30年間をどうやって生きていたのか、ふとそんなことを考えるようになった。

30年という時間は長いよ。しかもそれは老人として生きていく時間のことなのだ。まったくボクは今までそのことに対して無神経だった。

こういうのを親不孝というのかもしれない。母のことはいずれ小説か何かに書かなければならない。それでボクは勘弁してもらう。

 じゃあとっとと書きましょうよ。じゃないと死んだお母さんも浮かばれませんよ。

ターザンカフェ 天才日記[2005年10月02日(日)]
その昔、映写室にへばりついて映写する機械および映写室の窓からスクリーンを時々見ながらその両方をチェックする。その日々だった。

あの時のことは小説にしないとまずいなあ。

 だからいつ書くんだよ(笑)。

 渕さん、くれぐれもこの人のようなオオカミ中年(老人?)にはならないようにお願いします!

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2005年09月28日

ケンドー・カシン、全日本プロレスに訴えられる

全日本 カシンにベルト返還訴訟(スポニチ)

カシン、全日に訴えられた 世界タッグベルト返還に応じず(スポーツ報知)
 全日本プロレス(武藤敬司社長)が、同社が管理する世界タッグのベルトの返還に応じないとして、元所属選手のケンドー・カシン(本名・石沢常光、37)に対し、8月2日付で東京地裁(10月5日・初公判)にベルトの返還を求める民事訴訟を起こしていたことが26日、分かった。

 原告側は“ベルト奪還”の強制執行も辞さない構えだが、カシンはこの日、「チャンピオンとしてベルトをはく奪される覚えはない。リング上で決着をつけたい」と主張。都内の法律事務所にも相談に行き、今後の対応策を練った。「マスクをかぶって法廷に出ていいのか」などとカシンに質問された、三島駿一郎弁護士(63)は「38年間、弁護士をしていて、こんなことは初めて」と、あきれた。

 昨年6月に永田裕志(37)と第50代王者に就いたカシンだが、同7月の全日解雇で王座もはく奪。すでに現在の選手権者は第51代王者のジャマール、太陽ケア組で、全日リングでは防衛戦まで行われている状態だが、カシンは中西学(38)とのコンビで出撃する10月8日の新日本・東京ドーム大会で「初防衛戦」を宣言している。

 すでに中西にベルトを譲渡し「横領罪」が適用される可能性が出てきた永田は「おれとカシンをくっつけた馳浩(衆院議員)に相談するしかない」と、頭を抱えた。

「王者になればベルトはもらえると思っていた。すべてはベルトを欲しがった永田が原因。権力には屈しない。リング上で決着をつけたい」とマスク越しに涙ながらに訴えた。ってアンタ(苦笑)。もうアングルだかガチだかわからん典型だな、こりゃ。

 以前ターザン山本!が、「カシンと蝶野はアングルの中にシュートな会社批判を織り交ぜてくる非常にズルイタイプのレスラー」みたいなこと書いてたことあったけど、まさにこれがそれでしょう。

 これで永田さんが絡んでいる裁判は猪木ボンバイエ2003のギャラ未払いの件と合わせて2件。どっちも永田さんは全く悪くないのに、訴訟に巻き込まれてかわいそうだよなぁ(;^ω^)。

 ところで、プロレスラーや格闘家が絡んだ裁判って今まで一体何件あったんでしょうね? 新日と全日が引き抜き合戦やってた時とか、あったのかな? SWS騒動の時なんかもいろいろあったようですが。

 まぁ最も訴訟を経験しているのは間違いなく前田日明ですけどね。かつては「裏ビデオの帝王」と言われていた日明兄さんは「訴訟の帝王」でもあったわけですな(苦笑)。

 訴訟した、された、されそうになったネタで自分が覚えているのを挙げてみる。

(続きを読む)
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2005年08月16日

曙の全日本プロレス参戦時のギャラっていくらなの?

 今日の昼に宮城県沖を震源地とした地震がありましたが、神奈川県にも震源地があったようで・・・。

曙が全日本道場で公開練習(スポーツナビ)
 この日は合同練習中に震度4の地震に見舞われた。しかし、「激しい受身をするから地震が分からなかった。あの体格は脅威だよ」と武藤が舌を巻いたように、曙が受身を取るたびにリングには地響きが起こり、突き飛ばされた選手は場外へ落下寸前。ジャマール、ジャイアント・バーナードをしのぐ破壊力で、この夏のプロレス界を席巻しそうだ。

 マジかよ、おい!!

 曙が全日参戦発表してから何も書いてなかったので一応リンク張っておく。

電撃!曙が全日本参戦(デイリースポーツ)

 いやぁ~、この時はビックリしましたねぇ。でもってカードはこんな感じ。

曙参戦によるカード変更=全日本プロレス(スポーツナビ)

 タッグマッチ1戦、6人タッグマッチ5戦、8人タッグマッチ1戦。うーん、これで本当に勉強になるのかね? なんか最後にだけチョロっと出てきてバンザイドロップして終わりっていう展開になりそうな・・・。

予告どおり?曙は新弟子扱い(デイリースポーツ)

 曙がプライド傷つけられて北尾光司みたいな事件起こさなきゃいいけど・・・。

3冠王者小島、曙を見下す(日刊スポーツ)

 このシリーズでは1回しか絡まないのに辛らつだなぁ。まぁ小島の立場ならこう言うわな。舌戦が発展すれば曙の継続参戦もあるかな?


 ところでオレが疑問に思ったのは、今回の曙のギャラってどうなってんのかなぁということ。今シリーズはどこもかしこも小さい会場ばかり(最近の全日はこんなもんだけど)今回は東京-東北-北海道と回るけど、プロレスにもっと勢いのある頃だったら、曙が参戦となれば日本武道舘で開幕して宮城県スポーツセンターを経由して、最終戦は札幌中島体育センター(今だったら「きたえ~る」)っていう感じになるんじゃないの? 曙も悪い時期にプロレス転向しちゃったもんだね。もっとも悪い時期だって分かっていたからこそ最初はプロレスじゃなくてK-1にしたんだろうけど。一体こんな小さな会場ばかりで曙のギャラをどうやって捻出するのでしょうか? 曙のギャラって高いんだぞ!

曙VSサップ決定!(スポーツナビ)
 九州場所を直前に控えた退職劇は、角界に衝撃を与えたが、曙は一夜明けると新天地の第一歩を踏みしめた。これまで横綱としては東富士、輪島、双羽黒(北尾)の3人がプロレス転向したが、格闘技への転出という点では初めてだ。契約内容は明らかにしなかったが、3試合契約で2億円が相場と推測される。

 3試合契約で2億円!?って思う方もいるでしょうが、これはあながち的外れな推測ではないでしょう。小川直也のPRIDE-GP参戦時のギャラは昨年度の高額納税者番付から1試合3000万~4000万円と推測されているし、『地獄のアングル』によるとK-1が長州力にオファーを出した時は2試合契約で1億円でどうかと打診されています。そんなわけで、今回は全7戦だから4億円以上は・・・そんなわけありませんね(笑)。

 おそらく契約内容は外人レスラーと同じ1週間いくらっていう計算でしょうな。今回は2週間弱。昔ベイダーがUインターに引き抜かれた時は週5万ドル(といってもUインターはワンマッチだけど)と言われ、当時としては超破格だったとのこと。最近新日本がハルク・ホーガン呼んだ時はもっと上だったけど。ドームは例外中の例外ということで。まぁ今の全日本はノーテレビだし、会場の器も小さいから全会場が超満員になっても週300万円×2=600万円も出せないでしょう。その半分、いや、下手すっと3分の1以下かなぁ。

 でもいくらK-1からプロレスに、といってもギャラが10分の1以下で参戦するかね? そうなるとやっぱりK-1が補てんしてくれているんじゃないかと考えるのが普通かな。

 それにしても石井館長は面白い。2002年もゴールドバーグを呼んで全日本プロレスの武道館2連戦に参戦させているけど、この時の高額ギャラもK-1が払ったと言われているし。あんまりK-1サイドにメリットがあると思えないんだけどなぁ。

まだ館長が表舞台にいたころの写真。奇跡の4ショット!(スポーツナビ)

 リングスにK-1の選手を参加させていたのは興行のノウハウを盗むっていう目的があったわけじゃないですか。だけど全日本に関してはそういうのは特にないし。もうプロレス好きの金持ちの道楽って感じがする。

 ん? プロレス好きの金持ちの道楽? それってまさにSWSじゃないの? そうか、WRESTLE-1って現代版SWSなんだなぁ。だから曙も「武藤部屋に入門します」って言ってるんだね(笑)。

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2005年03月08日

川田利明退団&プロレスLOVE終了で全日はどうなる?

 川田退団が東スポの1面に。全日のギャラは年俸制じゃないから試合数が減りまくってかなりキビシイんでしょうねぇ。他団体出場時のギャラも以前から全日を通さずに直接川田に振り込まれていたとファイトに書いてありました。

 テレ東はどうなんでしょう。月刊テレビ雑誌に『プロレス(終)』と書いてあったことからネットでは終わっちゃうことが既成事実になっていますけど。元々スポンサーに枠を買い取ってもらっていて全日には放映権料が入ってこなかったとはいえ、興行のPRには役立っていただけに、これはキツイよなぁ。。。フジテレビ水曜深夜の志村けんの番組が【志村"X"→志村XYZ→志村X天国→変なおじさんTV→志村流→志村塾→志村通】と番組名を変えながらしぶとく続いているようにはいかないのかなぁ。

 いずれにしろ「こりゃ全日本潰れるね(・∀・)ニヤニヤ」と言われても仕方ないでしょう。

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