橋本の件については明日話すと言っていた武藤敬司がコメントを発表。
武藤「橋本はライバルだった」(スポーツナビ)「“破壊王”なのに自分が破壊されてどうするんだって。アイツは織田信長を崇拝していて“人生50年だ”っていつもオレらに言っていた。それでも10年も短いじゃないですか。そういう部分でバカヤローッっていう心境です」
あらー、昨日のオレと全く同じこと言ってるよ。これにはちょっと驚き。
今日は久しぶりに全スポーツ新聞購入しましたよ。一番紙面を割いていたのはやっぱり東スポだったけど。スポーツ紙のウェブサイトで一番詳しく報じていたのはサンスポのこの記事かな。
破壊王・橋本真也さん死去…早すぎる40歳(サンスポ) 一方、私生活にも心労の種があった、夫人の和美さんと3月25日に離婚。関係者によると、和美さんが3人の子供(1男2女)を引き取り、暮らしているという。公私における不幸が、最強レスラーを憔悴させた。
橋本、離婚してたのか・・・。また、夕刊フジにはこんな記事も。
橋本真也さん、激烈ファイトの陰に離婚借金波乱人生 旗揚げ団体の負債1億円超抱え(夕刊フジ)「記事全文は駅売店、コンビニで発売中の夕刊フジをお求め下さい」ってオイ! たまに夕刊フジがやる手法だな。まぁ買いましたよ。そしたらこんなこと書いてありましたよ。
(ZERO-ONE崩壊について)当時の事情を知る関係者は、「『ZERO-ONE』のメンバーと今後について、連日ホテルのコーヒーショップで話し合ったが、殴り合いのケンカになるほどモメた」と話す。
あるプロレス団体の関係者は、「(橋本さんは)地元が岐阜なので、名古屋のヤミ金融から金を借りまくっていた。首が回らなくなって、だいぶ追い詰められていると聞いていた」と明かす。
うーん、ダークだなぁ。。。
ちなみに通夜は15日午後6時から、葬儀・告別式は16日午後0時半から、いずれも横浜市西区元久保町3の13、一休庵久保山式場で。行き方は
こちらのサイトをご参照下さい。
話を新聞記事に戻すと東スポに死を予感させるような記事が2つあったので紹介。
(高木記者)
練習のインターバルに水分補給ではなく、お菓子をほお張っていた。「そんなことしていたら早死にしますよ」と忠告したものだ。
(「あゝ! 一軒家プロレス」久保直樹監督)
「セリフをしゃべるだけで、何度か鼻血を出していましたね。その様子がリアルなので、実際の映像に使った場面もありましたが、心配でした」
「あゝ! 一軒家プロレス」のウェブサイトを見たら、トップページが橋本への追悼文になっていました・・・。
そんな破壊王の勇姿がもう一度スクリーンで観ることができます。来春公開の
日韓合作映画「力道山」がそれ。東富士役で出演します。その他にも船木誠勝、秋山準、武藤敬司、リック・スタイナーという豪華キャスト! 今から楽しみですね。
さて、最後に昨日に引き続いて自分の橋本の思い出を。最初に「橋本(・∀・)イイ!!」って思ったのはプロレス界が初めて東京ドームに進出した「格闘衛星 闘強導夢」だな。
IWGP新王者決定トーナメントがあって、1回戦でいきなり優勝大本命の長州を撃破。これはあっけなく終わって内容はイマイチだったけど、次のビクトル・ザンギエフ戦が最高だった。組み付いたら投げられてグラウンドでも翻弄されて四苦八苦。それをキックの連打で巻き返してフィニッシュは四の字固め! いやぁ~、ソ連には四の字固めなんて概念ないだろうから面食らったでしょう。レッドブル軍団の持ち味を最大限に引き出した名勝負でした。この試合をスタンドで観戦していた当時UWFに移籍したばかりの船木誠勝が「ブッチャー(橋本のこと)とロシア人の試合が一番面白かった。いかにもプロレスとアマレスの異種格闘技戦って感じで」って絶賛したんだよな。
決勝のビッグ・バン・ベイダー戦も良かった。猪木と違って真正面からぶつかっていったし、初めてベイダーがドロップキック出して会場がどよめいたし。最後は負けたけど、この大会のMVP的活躍だったなぁ。
ちなみに東京ドームで最も試合をしているプロレスラーは獣神サンダーライガーですが、東京ドームのメインイベントを最も数多く務めているのは橋本真也です。
あとはトニー・ホーム戦も忘れられない。連敗してしまってどん底状態に・・・復活を目指して中国に修行に出て、その後見事雪辱という大河ドラマを見せてくれたなぁ。その点、天山は小島に負けた数週間後にノコノコ公の舞台に現れて、修行先が新日事務所の近所の角海老ジムでしょ? チープ過ぎるよなぁ。どーせならしばらく姿を消した後に東スポに「天山はブラジルにいた!」なんて報じさせれば良かったのに。
あと川崎球場で冬木の遺骨を抱えたまま有刺鉄線にぶつかって行ったのも思い出されるけど、'93年3月に東京体育館で行った冬木とのシングルマッチも思い出深い。当時はWARとの抗争真っ最中だったんだけど、どちらもガチガチになっちゃって、互いに技をほとんど受けない不可解な試合になっちゃったんだよなぁ。前田vsアンドレほどじゃないけど。あと全日本ではハンセン、ゴーディ、馬場、鶴田など大型選手に囲まれていたせいで小さく見えていた冬木が橋本と身長がほぼ同じだったことが確認できた衝撃的な試合でもありました。
最後に。携帯サイトの紙プロHandで破壊王人生相談のコーナーがあったんですけど(今思えば人の人生相談受けてる場合じゃなかったよなぁ・・・)、かつてRADICAL本誌でやっていた相談を再録するというかたちで当面続けるようです。そういえば最近紙プロで船木との対談やってたけど面白かったなぁ・・・。やっぱ昭和の新日は最高。あらためて合掌。
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posted by ジーニアス at 01:05|
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橋本真也
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