ONE Championshipは8月23日、新宿のパークハイアット東京で記者会見を行った。初の日本大会は来年3月31日の両国国技館大会に決まり、10月11日にも東京大会(会場未定)を開催する。会見にはONEのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOをはじめ、日本からはストロー級王者の内藤のび太(禎貴)、元ライト級王者の青木真也、V.V Mei(山口芽生)、長谷川賢、海外からはバンタム級王者・ビビアーノ・フェルナンデス、ヘビー級王者・ブランドン・ヴェラ、女子アトム級王者のアンジェラ・リーをはじめ、ジョルジオ・ペトロシアン、ノンオー・ガイヤーンハーダオ、ゲーリー・トノン、ハウフ・グレイシー、ヘンゾ・グレイシーが登壇した。
2019年3月31日と10月11日の東京大会が発表されています。
青木が「日本大会らしい情緒ある試合をやるなら、青木対五味(隆典)、やってやろうじゃないかという気持ちです」と話すと、場内からは拍手。チャトリ氏は「私も見たい」と回答し、青木は「チャトリがいいのなら、9月30日のRIZINでやってやる。青木真也対五味隆典、矢地祐介、大砂嵐の1対3でやってやる」とも付け加えて笑いを取った。ただしチャトリ氏は「青木は3月はタイトルマッチの可能性がある」とし、「ハウフも五味とやりたいと言っていた。3人での戦いはどうか」と冗談で返した。
現在のRIZINとONEの関係を考えると厳しそうですが、どうなんでしょう。
会見では桜庭和志と那須川天心にオファーしたいか?という質問も飛んだ。チャトリ氏は「桜庭には過去に2度オファーしましたがQUINTETの準備で忙しかったようです」「桜庭にはぜひまたオファーしたいです」と回答。これを聞いたヘンゾも「桜庭とやりたいです。無理なら仕方ありませんが、彼を尊敬しています」と話した。那須川についての質問に対してチャトリ氏は日本語で「RIZINにまだコントラクト(契約)があるからできないです」と答えたが「天心のことは信じている。(4月にシンガポールでチャトリ氏が経営する)イヴォルブでたくさん練習してびっくりした。将来世界チャンピオンになると思います。日本の一番いいキックボクサー」と絶賛した。なお、イヴォルブは那須川のスポンサーになったことが先週発表されている。
チャトリ・シットヨートン会長兼CEOが桜庭和志と那須川天心に言及しています。
【ONE】記者会見でチャトリCEO「那須川はRIZINと契約している」。会見後に青木真也「皆、貧しい」(MMAPLANET)
■ONEに出場して世界が変わりましたかと客席にいた選手を名乗る人物からの問いに「チャンスはたくさんある。でも、人生は大きく変わりません。誰かに人生を変えてもらうのではなく、自分で買えるのが人生であり、勝負」と断言した青木。さらにVIP席からチャトリにONE出場をアピールした齋藤曜と佐藤将光の行動に対して、会見終了後に嫌悪感を露わにして「サステインの坂本(一弘)さんに失礼、顔を潰している。ださいですよ。みんな、貧しい。何も考えていない選手やご用達マスコミとは一緒にされたくない」とかなり激しい口調で非難した。
空気を読んではいけない