U―STYLE Axis試合結果(スポニチ)
一番詳しく報じているのはスポニチですね。普段は日刊スポーツが詳報やってくれるんだが。観衆3962人・・・倍掛けですね。
ちなみに2つ下の記事の写真は試合開始15分前とかじゃなくて試合開始時刻(15時)ちょうどくらいに撮影したもの。
この前も言ったけど、やっぱりファンが魅かれていたのはUWFのスタイルじゃなくてイズムなんだよなぁ。そういう意味じゃUWFゴッコを見せられた感じがした。試合開始前の煽りVTRでは、同じDSEグループのPRIDEのバイオレンスなシーンとハッスルのコミカルなシーンを見せた後に、「PRIDEはただ勝てばいいだけだから、ある意味誰でも出来る。ハッスルは芸能人が試合するくらいだから素人でも出来る。その点U-STYLEはプロフェッショナルじゃないと出来ない」みたいな田村のコメントが流れたけど(Kamiproでもほぼ同じこと言ってたね)、オレに言わせりゃUWFゴッコこそ誰でも出来るぜ(笑)。
U-STYLE Axisは、純プロレスよりはシビアで、技術の攻防もあり、強そうに見えて、なおかつ格闘技と違って相手の持ち味を殺すこともなく、お互いに持っている技を出し合うという、プロレスと格闘技のいいとこ獲りをするべきなのに(ていうかそうしないと生き残れないし、リングスはそれが実践できていた)、今回は両方の悪いとこ獲りになってたよ。回転体も少なかったし、コマンドサンボ的な複雑な寝技の攻防も皆無だったし。
打撃もあれじゃ掌打じゃなくて平手打ちじゃん。しかもペチペチと軽い音。女のケンカだってもっとスゴイ平手打ちするわ! ケツ(結果)が決まってるんだから本気で殴れないし蹴れないよ、という言い訳は無用。前田vs藤波のIWGP公式リーグ戦なんて最後は両者KOと決まっていたはずだけど、お構いなしで前田は蹴りまくったからこそ名勝負に成りえたわけでね。そういえば前田は1.5RIKIPRO後楽園で長州とトークショーやるみたいですけど、今のプロレス界を批判するのは、もういいよ(苦笑)。
旗揚げ当初のバトラーツみたいなバチバチファイトをするべきだったんじゃないの? ケツが決まっていてもなくても、選手の“本気な部分”が見たいのはプロレスだろうと格闘技だろうと同じでしょ。
あと思ったのは、これと全く同じ内容の試合を15年ほど前にやっていたら、こっちの評価もだいぶ変わっただろうなぁ、と。第1次UWFから言えることだけど、当時はファンの大半は真剣勝負だと思って見てたから、つまんない試合でも「真剣勝負なんだからつまんないことだってある」って感じで自分で自分を納得させてたでしょ? うーん、そう考えると「元UWF信者キモスwww」っていうのは当たってるよなぁ、オレを含めて(苦笑)。ところが今は会場を埋めた9割以上がプロレスだと思って見ているから、「プロレスなんだから客喜ばせろよ」ってな感じに様変わりしているわけで。ホント、キビシイ時代になったと思うよ、他団体を含めて。
「ZST.8」旗揚げ3周年記念大会(スポーツナビ)
有明コロシアムからほど近いZEPP TOKYOでZSTやってました。行った人と合流してパンフレット見せてもらったんですけど、そこに書いてある選手のニックネームには笑った。
・ジェイソン・ラインハート……小さなビッグダディ(大きいのか小さいのかハッキリしろ)
・奥出 雅之……小さなチェ・ホンマン(ホンマンが小さかったら意味ないだろ)
・キット・キウ……キウ(まんまじゃねーか)
・大類 宗次朗……SKの大類(これもまんまじゃねーか)
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2005年11月25日
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田村と川田は勝利したが・・・
Excerpt: 11月23日に有明コロシアムで行われた「U-STYLE Axis」で、注目された田村と川田はともに勝利をおさめました。 大会前はスカパーのPV放送を期待していましたが、 なぜか結果を知ったとた..
Weblog: スポーツ談義あれこれ
Tracked: 2005-11-26 08:25
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