最新の全米映画興行成績のランキングです。
全米興行成績、「アイアンマン」が初登場「スピード・レーサー」を抑えV2(allcinema)
また、キウェテル・イジョフォー主演、デヴィッド・マメット監督による異色柔術映画「Redbelt」は拡大公開により10位に滑り込みランクインとなった。
『アイアンマン』2週目も圧倒的勝利(Variety Japan)
ソニー・ピクチャーズ・クラシックス配給の、デイヴィッド・マメット監督によるアクション映画“Redbelt”は、上映館数を6館から1379館に拡大し、32万5000ドルを獲得した。
ランキングの方はリンク先をご参照下さい。ちなみに『アイアンマン』は当ブログとは一切関係ありません(笑)。『マッハGoGoGo』の実写版である『スピード・レーサー』は期待ほどの成績ではなかったようです。
で、10位に食い込んだ『Redbelt』なんですけど、「異色柔術映画」と書かれているように、格闘アクション映画。どんなストーリーか要約すると、ロサンゼルスで柔術教室のコーチをしている主人公が、詐欺に遭って、優勝賞金5万ドルの格闘技トーナメントへの出場を強制されるという話のようで。そこにエンセン井上が日本人王者役で出演し、ランディ・クートゥアはアナウンサー役、ジアン・マチャドやジョン・マチャド、フランク・トリッグらも出演するという。
Honor: A Quick Red Belt Review(TOTAL-MMA)
TOTAL-MMAの感想を要約すると、「私はあまり映画は見ないがこの作品は10ドル(入場料)分の価値はある」「格闘シーンもリアリティがある」と概ね好評価。
Redbelt, Arts Without the Martial(MMAMadness)
一方のMMAMadnessは辛口。「格闘シーンは生徒に指導する序盤と最後だけ。後は主人公が耐えるシーンが続く」「格闘シーンもリアリティがなく、練習を見ているよう」等々。
Redbelt (2008)(Yahoo! Movies)
Yahoo!での評価は8人の批評家の平均が「B」、ユーザーの平均(現在249人)が「Bマイナス」と、悪くはないようです。そもそもこの作品、日本で公開されるのでしょうか?
マメットは「アンタッチャブル」の脚本家です。滅多に駄作は書きません。
ただ、前評判はいいけどアメリカでの興行成績はパッとしなさそうですよね。
>そもそもこの作品、日本で公開されるのでしょうか?
デヴィット・マメットは映画マニアの間ではよく知られているので、ミニ・シアターなら日本で公開してもペイできるんじゃないかな。だから、アメリカの会社が高い上映権料を吹っかけなかったら来年東京、大阪、札幌のミニ・シアターで限定公開されるかもしれません。お金が高ければDVDスルーかな。
ちなみに僕がマメット脚本で好きな映画は「殺人課」「RONIN」「ザ・プロフェッショナル」の3つです。
英語版ウィキペディアでRedbeltのことを調べましたが、なかなか有名な脚本家が書いてるんだなぁと思っていました。まぁせいぜい限定公開でしょうね。