逃げるな大仁田“場外事件”でレスラー生命絶たれた(ZAKZAK)
「余計なお世話大王」の大仁田氏 プロレスで前代未聞の“傷害事件”を起こしたとして、プロレスラーの大仁田厚参院議員(47)が、プロレスラーのセッド・ジニアスこと渡辺幸正氏(39)から、1500万円の損害賠償を求められている裁判で、大仁田氏らが裁判の進行を不当に遅らせている疑惑が浮上している。裁判期日を様々な理由で1年半も引き延ばしているのだ。自身は最近まで、売名ともとれるストーカー行為で杉村太蔵議員を追いかけ回す一方、逆に裁判からは逃げ回っている形だ。大仁田氏はいつまで“場外逃亡”を続けるのか。
実はブラックアイ2さんのこの記事見て知ったんですけどね。ZAKZAK見逃してた・・・いやはや、このブログのタイトルや私のハンドルネームからすれば真っ先に書かなきゃならないことだったのにお恥ずかしい限り。つーか、この裁判まだやってたのかい。まぁ大仁田サイドがここまで引き延ばしているからこそニュースになってるんだけど。大仁田のことも書きたいが今回はジニアス中心に。
セッド・ジニアス・・・この人は本当に執念深い。UNWの旗揚げ戦では、試合開始前にリング上でルー・テーズへの恨み辛みを演説(つーか2戦目以降も結構言ってるけど)。その時はアメリカ人とのタイトルマッチでもないのに試合開始を告げる音楽がアメリカ国家というミッキー安川もビックリのアメリカかぶれっぷり。マーク・フレミングに「リメンバー・パールハーバー」とマイクで挑発。日本人がアメリカ人に言うセリフじゃないだろ! 入場曲は「オリーブの首飾り」で、なぜか口にバラの花をくわえる。
旗揚げ2戦目は口にバラだけじゃなくて、トレイの上にボトルワインを乗せて入場とバージョンアップ! 試合後にそのワインを開けて出場選手全員のグラスに注ぎ「史上最低のレスラー、ルー・テーズに乾杯」と言い飲み干す。その中にルー・テーズ道場のコーチであるマーク・フレミングもいたんだけど、ジニアスが何を言ってるか解ってたのか?(苦笑)
セッド・ジニアスがなんでルー・テーズに怒っていたかご存知ない方のために説明しますと、法外なコーチ料(1000万円)の割にはテーズ本人からはほとんど教えてもらえず、内容も本人曰く大したことなかったから。テーズさんはUインターに「プロレスリング世界ヘビー級王者」のベルトをかなり高額な料金でレンタルしてたから銭ゲバだったのかもしれませんねぇ。
テーズさんの日本での代理人は、あの流智美さんだったんですけど、なんとジニアス、「法外なコーチ料」に対する苦情のために流さんが勤めていた会社に毎日電話しまくって、流さんを退社に追い込んだんですよ!(笑)ジニアス恐るべし!
試合の話に戻るとミスター高橋を呼んだこともあったなぁ。しかも数カ月前に「流血の魔術・最強の演技」を出したばかりの時に。
2002年3月24日 悲しき天才興行 ディファ有明大会(原色怪奇派図鑑)
セッド・ジニアスvsタイガー・ジェット・シンwithゴージャス松野ってのも凄いカード(苦笑)。ちなみにオレはこの時、シンから蹴りを喰らいましたwww。それにしてもミスター高橋をアングルに利用しようとしたジニアスは神。他団体もやるべきだったのに内外から反発喰らって出来なかったんだよなぁ。特に橋本真也さんは呼びたがってたみたい。でも後楽園か両国か忘れたけどマイクで「ミスター高橋が・・・」と言ったら会場がドン引きしたこともあって断念・・・。
で、裁判沙汰になっている事件が起きた試合。
UNW ~最後で最初の闘い~ 2003年4月27日・ディファ有明(週刊白鳥翼)
ブラックアイ2さんも書いてるけど、試合よりも大仁田vsジニアス妹の場外戦の方が面白かったわ(笑)。リングサイドからの金切り声がウルサイのなんのって。
「アニキ~!」
「アニキ~、がんばれっ!」
「(大仁田を指差して)アニキがお前をブッ殺す!」
「(大仁田が)反則してるぞ!チェックしろよ!」
こんな感じ(笑)。あまりにもジニアス妹がマジ顔だから、仕込みなのかガチなのか区別がつかんかった。妹さん、旗揚げ戦の時は学校の制服着て窓口で当日券売ってて、当時はおとなしそうに見えたんだが・・・時の流れは恐ろしい(;・∀・)。
大仁田も大仁田で、適度にズル賢い反則攻撃したり、矢口にタッチしてコーナーに控えている時には妹をさかんに挑発したりとグッジョブな行動を連発。やっぱりこの人、プロレスやらせたらジニアス以上の天才ですよ。政治家としてはアレだけど。試合後には恒例の「聖水の儀式」で、妹の顔面に水を思いっきり吹きかけ睨み合い。中牧がジニアスにマジ蹴りした瞬間も目撃したけど、こっちの方が面白すぎて笑いっぱなしでしたわ。訴訟になるなんて夢にも思わんかったし。
このニュースも自民党内で大仁田をウザがっている一派が夕刊フジにリークしたのかもね。
ところで、大仁田vsタイゾーってまだ続いているんだよなぁ。
大仁田氏「太蔵よオレの母校に勝手に行くな」 明大学園祭訪問に怒った(スポーツ報知)
「またぐなよ、明大の校門またぐなよ」ってことのようで(^ω^;)。ムチャクチャだなぁ、おい。長州にやられたことをタイゾーにやったってしょうがないじゃん。武部さんにも噛み付いてるし、とっとと離党しろよ。
【2006.2.4追記】
「セッド・ジニアス」で検索し、訪問したいただいてるみなさんへ。是非コチラの記事もご覧下さい。
大仁田厚、セッド・ジニアスに脅迫メール送り付ける?(2006年02月03日)
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ジニアスって、確か旗揚げ第1戦か2戦で、20世紀プロレスの終焉と銘打った興行をやって、勝手に20世紀のプロレスを終わらせてましたよね(笑)。
で、大仁田vsジニアス、大仁田vsタイゾーがどっちもまだ続いているのなら、ここは一つ巴戦で決着を。そう、アイアンマンコンテストですよ!考えてみれば、アイアンマン西田の名前の由来もこれでしたねぇ、いやー、なんつーか奥が深いです。
「静岡プロレス」の記事で「佐野直が王道継承と言われる理由の試合」とか、「小川道場は鶴見五郎ジムから近い」と書いた記事など、何回かリンク張らせてもらってます(笑)。
大仁田、ジニアス、タイゾーの巴戦ですか。これまでのバトルを見ていると、大仁田はジニアスには勝ってるけど、タイゾーには負けている印象があります。で、ジニアスとタイゾーが戦ったら多分ジニアスが勝つと思うんですよ(?)。
ということは、もし巴戦やったら
大仁田→タイゾー→ジニアス→大仁田→タイゾー→ジニアス
の無限ループが起きていつまで経っても決着がつかないんじゃないかなぁと。そんな気がして仕方ないですね(笑)。