
Cox Expounds on Fedor, M-1 Global(Sherdog)
(変訳)コックスはヒョードルとM-1グローバルについての説明をします
以下、変訳。
Monte Cox, the President and CEO of M-1 Global, joined "The Savage Dog Show" on the Sherdog Radio Network Monday to discuss the company's rumored dissolution and the status of prized heavyweight Fedor Emelianenko (Pictures).
Cox discussed the contractual status of the world's top heavyweight -- who was supposed to carry the fledgling organization into the upper echelon of MMA promotions -- and reasons surrounding the decision to walk away from the most sought after free agent in the sport.
Disputing claims that his organization is throwing in the towel on promoting mixed martial arts, Cox was adamant that Sibling Entertainment and the core of the American side of M-1 Global will trudge on in their attempt to create a viable promotion.
"The group that formed M-1 Global is still together and we're going to remain together and put on an MMA event," Cox told Sherdog.com. "It won't be under the name M-1 Global because that is definitely associated with Emelianenko Fedor and the Russians, and we've come to an agreement that we're going to part ways."
As for the fracture with the European faction of M-1 Global, Cox noted different visions for the direction of the company and the significant money Emelianenko commanded as the reasons behind the separation.
"We have different philosophies," Cox said. "It's just the way that it is. For me, I'm not as concerned about all the glitz and the glamour of the show; I just want to have good fights and I want to make money. That was my goal."
Cox confirmed a Sherdog.com report that Emelianenko never signed a contract with M-1 Global. He went on to explain the Russian had signed a letter of intent that prevented him from competing outside of M-1 Global while contract negotiations were ongoing.
It was an expensive and time-consuming enterprise that never came to fulfillment, according to the M-1 Global CEO.
"We spent well into six-figures of attorney fees trying to get the contract written, let alone signed," Cox said Monday. "In the end, we could have went ahead and signed the contract and went off with Fedor, but I don't think we would have been successful."
With the Fedor saga behind them, Sibling Entertainment and Cox are set to move ahead with plans for a debut show.
"I am looking at June 14 to do our first show in Chicago," Cox stated. "This will be a show, well, bigger than I am used to doing, somewhere along the lines of an [EliteXC] show or a WEC with a bigger headliner."
With no allusions of supplanting the sport's dominant player, Cox is ready to do what he has always done: make money.
"It won't be the UFC," he said. "We don't have that kind of money to throw away. Now, without Fedor, I expect the show in Chicago to turn a profit."
(変訳)
M-1グローバル代表兼CEOのモンテ・コックスは、Sherdog Radio Network Mondayの“The Savage Dog Show”に出演し、会社が解散する噂の真相や現状、ヘビー級スター選手のエメリヤーエンコ・ヒョードルについて語りました。
コックスは、未熟な団体をMMA団体のトップに押し上げると思われていた、世界最高のヘビー級ファイターの契約について語りました。そして、団体を離脱しフリーエージェントになった経緯についても語りました。
彼の団体は総合格闘技をプロモートすることを断念したという主張に反論し、コックスはSibling EntertainmentとM-1グローバルのアメリカサイドの中心が生き残れる団体を地道に築いていくと主張しました。
「M-1グローバルを作ったグループは、まだ一緒です。そして、我々は共に残り、MMAイベントを開催するつもりです」と、コックスはSherdog.comに話しました。「M-1グローバルという名前はエメリヤーエンコ・ヒョードルとロシア人と明らかに連想させるので、その名前はもう使用しないでしょう。そして、我々は違う道を歩むことで合意に達しました」。
M-1グローバルのヨーロッパの派閥と決裂した件について、コックスは派閥が互いに異なるビジョンを持っていたことと、エメリヤーエンコを押さえるには多額の費用が必要であることを理由に挙げました。
「我々には、異なる哲学があります」と、コックスは言いました。「考え方の違いです。私は、派手なショーにあまり魅力を感じていません。私は良い試合を見せて、金を稼ぎたい。それが私のゴールでした」。
コックスは、エメリヤーエンコがM-1グローバルとの契約に決してサインしなかったというSherdog.comのレポートを認めました。彼は、ロシア人が契約交渉をしている間、彼がM-1グローバル以外の団体で試合をすることを防止する同意書にサインしたと説明しました。
M-1グローバルCEOに言わせると、同社は成功することもなく、お金と時間だけが浪費された会社でした。
「契約書にサインさせようとするだけで、我々は6ケタもの弁護士費用が掛かりました」と、コックスが月曜日に言いました。「結局は、我々は話を進めて契約書にサインさせることもできました。しかし、この調子ではとても団体が成功するとは思わないのでヒョードルを離脱させることにしました」。
Sibling Entertainmentとコックスは、ヒョードル問題を乗り越えて旗揚げ戦の計画を進める準備が整っています。
「私は6月14日にシカゴで旗揚げ戦を開催するつもりです」と、コックスは述べました。「私がこれまで開催した大会よりも大規模なものになるでしょう。EliteXCやWECクラス以上のメインイベンターを予定しています」。
ヒョードルに代わる大物選手こそ示唆しませんでしたが、コックスは開催の準備ができています:お金を稼いでください。
「UFCのようにはならないでしょう」と、彼は言いました。「我々は、捨てるほどの大金を持っていません。私はヒョードル抜きでシカゴ大会は利益を上げると思っています」。
というわけで、分裂が正式決定。「M-1グローバル」は旗揚げすることなく幻の団体に・・・。こうなってくると、ダナ・ホワイトが“クレイジー・ロシアン”と言ってたのは一理も二理もあるんじゃないかと思ってしまう。M-1グローバル副代表ブライアン・パットン氏が「契約書にサインする場に同席してた」と言って、Shedog情報を否定してましたけど、あれは同意書だったってことですかね? ま、今となってはそんなこともどうでもいいか・・・。
[参考リンク]
M-1グローバル公式サイト
大晦日ぐらいは見れるのではないかと推測します。
>はっするまにあさん
とりあえずロシアのM-1は継続のようなので。
コックスのこの発言は重要な感じがしますね。
おそらくレッド・デビルはアメリカでPRIDEやK-1のような派手なイベントをやりたいんでしょうね。彼らはUFCを模倣したような格闘技イベントとして地味(UFCへの悪口ではないです)で嫌いなんじゃないかなぁ?レッド・デビル側がM-1チャレンジに日本のスタッフの協力を要請しているのも派手なことやりたいからでしょう。
そういう互いにやりたいことが違ったのが決裂の原因のような気がします。
個人的にダナの言い分はヒョードルにミルコより不利な契約を提示したのでどっちもどっちだと思います。皆自分がよく見えるようにしか言わないのですよ。羅生門だね。
最後に風邪をひきました。ジーニアスさん今年の風邪は喉と消火器にくるので気をつけて下さい。
イニシアティブを握りたい者同士の交渉は大変だということですね(苦笑)。私は風邪は今のところ大丈夫ですが、若干花粉症気味です。
結果だけ見れば、PRIDE買収以上に意味が判らない事になりましたね。
ロシアM-1は何事も無かったように活動し続けているし、グローバルの方は旗揚げする前に名前すら失ってしまいました。
赤字以外何も残っていないように見えます。
舞台裏では、超契約主義アメリカvsクレイジーロシアンの全面戦争だったようですが、結果は一方的になってしまいましたね。
市場争いが激戦化するアメリカにおいてグローバルは余程頑張らないと、もはや芽が出ないように思います。
なんか可哀相…。(苦笑)
でもモンテがいつまでも旗揚げ戦を開催できなかったから、というのもあるようですよ。どっちもどっちな気がします。