2008年02月10日

イゴール・ボブチャンチン、正式に引退を表明

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

Interview with MMA, Pride and kickboxing legend Igor Vovchanchyn(All about Russian MMA)
(変訳)MMA、PRIDE、キックボクシングレジェンドファイター イゴール・ボブチャンチン インタビュー

 一部を変訳。

Bogdan Khmelnitskiy: What do you do for living now? If you are asked to return back in action, will you agree?

Igor Vovchanchyn: I'm a businessman now. I won't come back. Sure I think about it every once in a while, but I'm 35, you know. The main problem is the injuries. I can't even strike with my right hand. I got three screws in my right elbow and one in the left. I'm about to undergo an operation on my nose as I can't breathe right. To sum things up, there is no sense in my comeback.


Bogdan Khmelnitskiy: Any comments on the demise of Pride?

Igor Vovchanchyn: (Confused) Well, it's bad. Americans trampled down pretty much everything there, and they pay too little. Monopoly is not good in this case. It would be for the best if Pride stayed alive.

(変訳)
Bogdan Khmelnitskiy:現在何をされていますか? 復帰戦のオファーが来たらどうされますか?

イゴール・ボブチャンチン:私は現在ビジネスマンです。試合に復帰はしません。確かにそのことについて考えたことはありますが、あなたもご存知のように私はもう35歳になります。復帰できない主な理由はケガです。私はもう右手で殴ることさえできません。私の右ヒジには3本、左ヒジには1本ネジが入っています。正しい呼吸も困難な状態なので鼻の手術を受ける予定です。こんな具合ですから復帰するという気持ちは全くありません。

Bogdan Khmelnitskiy:PRIDEが消滅したことについてコメントをいただけますか?

イゴール・ボブチャンチン:(困惑しながら)うーん、とても残念です。アメリカ人は踏み荒らし放題だし、そのくせ金払いも良くない。独占することはこの世界にとっても良くないことです。PRIDEが存続していればベストだったのですが。

イゴール・ボブチャンチン - Wikipedia
近年はビジネスに忙殺される一方、周囲に適当なスパーリング・パートナー、コーチがいないため、戦績も低下気味である。

2007年のアブダビコンバットでは99kg未満級に出場予定だったが、怪我により欠場。

・現在、地元のレストラン経営で忙しく試合を行っていないが、引退はしていない。

 2005年から試合をしませんでしたが、このたび正式に引退表明。PRIDE初期の功労者だし、日本で引退セレモニーでもできればいいのだが。

Igor Vovchanchyn: ‘I’m a businessman now. I won’t come back’(MMAMANIA)

 なお、こちらと上のAll about Russian MMAで往年のボブチャンチンの映像が見れます。


【その他気になったニュース】
EliteXC Signs Phil Baroni to Multi-Year Deal(MMAjunkie.com)
(変訳)EliteXCはフィル・バローニと複数年契約をします

 独占契約ではないので他団体への出場もOKとのことですが、なんとプレスリリースによると3月15日に試合をするとのこと。3月5日に『戦極』で菊田早苗と対戦予定なのに!? 正気ですか!?

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posted by ジーニアス at 20:27| Comment(10) | TrackBack(0) | PRIDE | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>3月15日に試合
コミッションが問題にする可能性はありますよね。
Posted by 特命 at 2008年02月10日 20:36
連続投稿ごめんなさい。
小ネタですがアメリカでこんなプロレスを題材にした映画が作られているそうです。
http://blog.livedoor.jp/hirobillyssk/archives/706716.html

ダーレン・アロノフスキー監督の経歴です。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=95208


イゴール・ボブチャンチン選手はお疲れ様でした。
日本で引退式をしてほしいですね。
Posted by 特命 at 2008年02月10日 20:52
ボブチャンチンは好きな選手だったなあ・・・。寂しいけどお疲れ様ですね。いい試合をたくさん見せてくれてありがとうと言いたいです。
Posted by ウスファン at 2008年02月10日 21:49
ボブチャンチン…お疲れ様でした…
Posted by マオキ at 2008年02月10日 21:52
大好きな選手でした☆

第二の人生頑張ってほしい!!
Posted by オッティ at 2008年02月11日 00:51
>特命さん
普通に考えたら両方に出場はできないでしょうね。その映画、日本で公開されますかね。

>ウスファンさん&マオキさん&オッティさん
満身創痍のようですから仕方ないですね。ビジネスが成功しているようで何よりです。
Posted by ジーニアス at 2008年02月11日 02:36
ボブチャンチンが活躍してた頃、ロシアンフックは手首の強いロシア人にしか打てない、とかいわれてたけどまさか肘に代償がきてたとは・・・ヒョードルのフックも肘に悪そうですね。。

ともあれボブチャンチンの第二の人生、素直に応援したいです。マイヒーローでした。
Posted by はじめまして at 2008年02月11日 05:34
>はじめましてさん
そもそもボブチャンチンはウクライナ人であってロシア人ではなかったりします(笑)。私も両ヒジをやられていたとは思いませんでしたね。
Posted by ジーニアス at 2008年02月11日 07:36
>その映画、日本で公開されますかね。
ダーレン・アロノフスキーは映画ファンには知られた監督なのでロードーショーではなくても都内で単館公開されるのではないでしょうか。
Posted by 特命 at 2008年02月11日 09:26
>特命さん
そうですか。いずれにしろ記事を見る限りでは公開はかなり先になりそうですね。
Posted by ジーニアス at 2008年02月11日 19:56
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