2008年01月22日

ヒョードル明言「4月11日、ジェフ・モンソンかペドロ・ヒーゾと対戦します」



Fedor's new interview while in Los Angeles(MFC M-1)
(変訳)ロサンゼルス滞在中に聞いたヒョードル最新インタビュー

 以下、変訳

・今年は2、3試合する予定です。最初の試合は4月11日です。対戦相手は誰になるか分かりませんが、ジェフ・モンソンかペドロ・ヒーゾのどちらかになります。

・チェ・ホンマンはとても大きくて強かったです。試合内容には非常に満足しているし、ファンが喜んでくれたのも嬉しいです。

・M-1グローバルは良い仕事をしてくれることを確信しています。私は彼らを信用しています。

・予定されている試合を抜きにしても、今現在私はランディ・クートゥアと対戦する準備が出来ています。

・ロシアでMMA人気を定着させることは私にとって重要なことです。アメリカや日本、その他の国に匹敵するほどになって欲しい。

・現役は出来る限り長く続けたい。ただ、遠征が多いので家族との時間が少ないのが寂しいが、家族は私をサポートしてくれている。

・今回ロスに来たのは主にCM撮影が目的でしたが、ランディとは色んなことを話しました。今度彼をロシアに招待することになりました。私は彼の自宅を訪問しました。

・ファンの皆さんいつも応援ありがとう。皆さんに喜んでもらえるよう今後も最善を尽くします。今後も勝ち続けるようがんばります。4月には戦いの場に戻ってきます。

 というわけで、ヒョードルの次戦は4月11日になりそうです。2、3試合ということは、大晦日に日本で試合するとして残りの1試合はローテーションからいって夏か? 夏にM-1グローバルが日本大会を開催する噂もありますね。となるとランディ・クートゥア戦は来年以降になる可能性もあるか。

M-1 Global Eyes April U.S Debut(Sherdog)

 Sherdogでは4月11日にイリノイ州かニュージャージー州で開催予定で、ヒョードルの対戦候補にジェフ・モンソン、ペドロヒーゾとともにセーム・シュルトの名前も入っています。まぁヒョードル本人が「ジェフ・モンソンかペドロヒーゾ」と言ってるんだからシュルトはないでしょう。また、オランダでM-1チャレンジを開催予定でメインイベントにアンディ・サワーが出場するという情報もあります。

MONTE COX: "I'M NOT COUNTING ON THAT FIGHT HAPPENING."(FIGHTHYPE)
(変訳)モンテ・コックス:「その試合だけに期待してるわけじゃないよ」

 モンテ・コックス氏インタビュー。

・『やれんのか!』は成功すると思ってました。我々は日本のPRIDEファンの前で試合を見せないといけないと思ってた。皆は本当に頑張ってくれたと思う。

・ヒョードルも良かったが三崎は非常に素晴らしかった。

・2008年は大きな大会を3、4回予定している。そのうち2回がアメリカ、1回は日本で開催したい。

・チェ・ホンマンはデクの坊でヒョードルの対戦相手としてふさわくないという声があったが、そんなことはない。この大会は日本で開催されたことも考慮して欲しい。日本人はダビデvs.ゴリアテのような試合(小が大を制するような試合)が好きだし、日本人は韓国人がやられるのを見るのが好きなんだ。

・M-1グローバルはUFCやIFLから切られた選手を集めるようなことはしない。MMAのスクラップ置き場のような団体にはしないつもりです。2週間後には契約選手について発表するつもりです。

・ランディ・クートゥアがUFCと契約問題を抱えていることは十分に把握しているので、彼が完全にフリーになるまで待つつもりです。

・マット・ヒューズはジョルジュ・サンピエールに負けたからといって何ら恥じることはない。彼はマット・セラと対戦したいという希望を持っているようだが、引退する前に実現すると思う。

・ジョシュ・バーネットは非常に素晴らしいファイターです。私は彼が複数の団体と接触したことを知っています。我々も彼と連絡を取り合っています。我々がジョシュと契約してヒョードルとの対戦が実現するのが望ましいが、他の団体がより高額な契約をジョシュと結んだ場合はヒョードル戦をその団体との共同開催にしても構わないと思っています。ヒョードルのために最高のファイター全員と契約するのは難しいだろうが、交渉している何人かとの対戦は実現させないといけないし、利益も共有しないといけない。

・ロビー・ロウラーとはさっき会ったがケガは順調に回復しているようです。上手くいけば3月か4月に復帰できることでしょう。

・(自身のマネージメントするティム・シルビアとノゲイラの試合の予想を聞かれ)グラウンドになるとシルビアの勝算は薄いでしょう。一方ノゲイラはグラウンドに誘い込みたいはず。自分のゲームプランをした方が勝つでしょう。

 「日本人は韓国人がやられるのを見るのが好きなんだ」って(苦笑)。ジョシュ戦も何とか実現してほしいものですなぁ。

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posted by ジーニアス at 08:28| Comment(9) | TrackBack(0) | 海外格闘技 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>日本人は韓国人がやられるのを見るのが好きなんだ。

これは、なんだか逆のような気がしますね(苦笑

というか、
>日本人はダビデvs.ゴリアテのような試合(小が大を制するような試合)が好きだし

日本人ウケを狙ってのマッチメークだったってことですかね

ジョシュにはまた雄姿を見せて欲しいです
Posted by sarasa at 2008年01月22日 15:06
>日本人は韓国人がやられるのを見るのが好きなんだ

まぁ確かにそれは嫌いじゃないシーンではありますけど、ちょっと言い方が露骨すぎるw
日本人だって、正々堂々と戦う選手なら韓国人でも応援しますしね。基本的に日本人は国籍関係無く、格闘家と言う職業そのものに対してリスペクトしてますから。
Posted by BTT at 2008年01月22日 16:02
おいモンテ自重しろww
Posted by マオキ at 2008年01月22日 16:50
原文を見ましたが、「韓国人がやられるのを~」のくだりの前に、「日本人は韓国人に対してrivalry(対抗意識、ライバル心)を持っている」という前置きがありました。この文脈を考えると、それほど健全性を害した表現ではないと思いますね。まあ、どちらにしろモンテは日韓関係を大きく錯誤しているようですがw逆ですよね。
Posted by 夜のオモプラッタ at 2008年01月22日 20:03
>sarasaさん
実際には韓国でも放送されるので韓国ウケを狙ったのと、TBSでヒョードルの試合を放送する条件としてFEGと契約している選手というのがあったそうです。両方を満たしているとなると対戦相手がホンマンになったのは必然と言えるでしょうね。

>BTTさん
ホンマンはむしろ「いいヤツ」という認識しかないですけどね。『やれんのか!』では外様ということもあって客席の反応は微妙でしたけど、ブーイングも起きなかったし、試合後もヒョードルの勝利を素直に喜んでいる感じで「ホンマンざまあみろ」という空気はなかったですしね。

>マオキさん
まぁ良いネタになりましたよ(笑)。

>夜のオモプラッタさん
あ、すいません。端折ってしまいました。それにしても誰がモンテにこんなことを吹き込んだのでしょうね。それとも欧米の人々って元々こういう認識なんですかね。だとしたら勘弁してほしいですよね。
Posted by ジーニアス at 2008年01月23日 00:42
>ヒョードルの次戦は4月11日
いよいよM-1旗揚げ戦ですか。開催地がどこになるのか興味津々です。

>日本人は韓国人がやられる
う~ん・・・。
確かに日本と韓国の間には歴史問題による対立はあります。けれど、日本人全てがネット○翼のように反韓意識が強いわけではないんですが・・・。
僕もたまに韓国の「どんな手を使ってでも日本に勝ちたい」という意識にイライラさせられますが、BTTさんのように正々堂々と戦えば何もありません。
日韓の対立は非情にデリケートな問題ですし、モンテさんは言う前によく考えてほしかったですね。
Posted by 特命 at 2008年01月23日 13:38
>特命さん
誰かが入れ知恵したのか、元からそういう認識なのか・・・。まさか日本語に訳されるとも思ってなかったでしょうが(笑)。
Posted by ジーニアス at 2008年01月24日 02:39
GAME AND MMAさんによるとM-1旗揚げ戦の開催地もシカゴで決まったそうですね。ワクワクしてきました。
大連立はモンテ・コックスさんが仕切った方がよさそうな気がしてきました(苦笑)。
Posted by 特命 at 2008年01月24日 11:00
>特命さん
厳密に言うとシカゴじゃないらしいですけどね。まぁ横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナを東京と言うようなもんだと思いますが。
Posted by ジーニアス at 2008年01月25日 02:26
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