2008年01月18日

ムリーロ・ブスタマンチが『やれんのか!』と今後の展望を語る

ブラジリアントップチーム BTT PARKA / ブラック


Bustamante hungers for the ring(GRACIEMAG.com)
(変訳)ブスタマンチはリングに飢えています

 以下、本文を変訳

At 41 years old, Murilo Bustamante is yet another athlete to prove that age is no hindrance in the world of fighting. The BTT leader entered the ring twice last year, knocking out Ryuta Sakurai in Deep in April and losing a split decision to judoka Makoto Takimoto on December 31st at Yarennoka.

“I think I fought well, it was a split decision, but I think the yellow card I got at the beginning of the fight caused me problems. Even though I held the ropes, I think it would have been more correct for me to have taken a warning, the card came out really quickly. I received a proposal to fight two weeks ago, I hadn’t thought of stopping, I always train and I already have some offers for 2008. I haven’t signed anything yet, I’m in the negotiating phase, but I’ll be back soon,” said Murilo.

Besides his appearances in the ring, Murilo was in action as a coach in 2007, and the team he led in the MTL became champion after going past teams with Wanderlei Silva and Rogerio Minotouro as coaches.

By Bebeo Duarte’s side, Bustamante carries on leading the Brazilian Top Team in Rio de Janeiro. That is where he trains, among others, Rousimar Touquinho, grand champion of the under 83kg Fury GP last year.

(変訳)
 41歳のムリーロ・ブスタマンチは、アンチエイジングを証明するファイターです。BTTリーダーは昨年2度試合をしました。4月にDEEPで桜井隆多をKOし、12月31日の『やれんのか!』では柔道家・瀧本誠に2-1の判定で敗れましたを。

「私はよく戦ったと思います。判定は割れましたが、それは試合序盤で私がイエローカードをもらってしまったことが原因だと思います。ロープを掴んだ時にすかさずカードが出されましたが、あの警告は正しかったと思います。私は2週間前に対戦のオファーを承諾しました。私は常日頃からトレーニングを怠ってないので躊躇はしませんでした。そして、私にはすでに2008年の試合のオファーがいくつか来ています。まだどことも契約はしていませんが、交渉している段階です。私はすぐに戦いの場に戻ります」と、ムリーロは言いました。

 リング上での試合の他に、ムリーロは2007年はコーチとしても活動しました。そして、彼がMTL(ブラジル版IFL)で率いたチームはヴァンダレイ・シウバやアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラのチームを押しのけてチャンピオンになりました。

 ベベオ・ドゥアルチとともに、ブスタマンチはリオデジャネイロのブラジリアン・トップチームを指揮し続けます。彼は、昨年Fury GPの83キロ級グランドチャンピオンになったホジマール・“トキーニョ”・パリャーレスを指導しているところです。

 2週間前のオファーでも日頃から精進しているから問題なし! まさに「いつ何時誰とでも戦う」を地で行ってるではありませんか。瀧本戦の判定に対する不満も言わないし格好良すぎます。


【その他気になったニュース】
AP: High School Wrestling Feeding Off MMA(411mania.com)
 現在アメリカの高校や大学のレスリング部ではMMAの指導を行ってる所が珍しくないらしい。凄いことです。このままだと日本人はますますアメリカ人に勝てなくなる。

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posted by ジーニアス at 08:02| Comment(11) | TrackBack(0) | やれんのか! | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ストリートファイトでドントムーブがかかる時代が来たのですね。
Posted by マオキ at 2008年01月18日 09:58
ホントに聞き苦しい言い訳が目立つブラジル人の中でブス先生は立派ですな。
Posted by はっするまにあ at 2008年01月18日 12:24
ノゲイラショックで混乱をしたBTTも少しづつ建て直してきているようですね。
ブス先生のためにもM-1、FEG、旧DSEは早く新イベントを立ち上げてほしいですね。
Posted by 特命 at 2008年01月18日 13:32
ブスタ先生、素晴らしい。
正にプロフェッサーと言うに相応しい。
歳を考えると体のキレといいランディに次ぐ
スゴさだと思います。警告を正しいと評価するなど
はっするまにあさんの言う通り、スバラシイ!
Posted by LON at 2008年01月18日 14:41
部活にMMAがあるってことですか。レスリング部ってことは、MMAはあくまでレスリングの延長・亜流って考え方が主流なんですね。それともコンバットレスリング?キャッチレスリング?
なんにせよ、学生時代からMMAに打ち込むならば、より指導者の質が問われる時代がやってきますね。ブス先生やTKの更なる再評価が来るか。
Posted by すとんぷぜむおーる at 2008年01月18日 17:19
ブス先生の潔さには感服します。どっかの元柔道家も見習ってほしい。
Posted by huge at 2008年01月18日 17:24
お久しぶりです。このところ所用で書き込めませんでした。
それではさっそく。ブス先生、さすがはBTT総帥と言ったところでしょうか。判定は微妙だったんですけどね~。正直ポジショニングや前半の攻勢を見てみるとブス先生の勝ちでは?と思ってみたり・・。警告を評価するなど大人だな~。
話は変わりますが、UFC83のイギリス興行が中止になったようですね。興行自体は米の方に移してやるようですが、やはり相当な赤字だったんでしょうか?欧州進出にあれほど息巻いてたダナ公ですが、これは悔しいでしょうね(笑)。
Posted by オレゲ at 2008年01月18日 17:42
これがゼマリオとの差なのか?
Posted by toa at 2008年01月18日 20:31
>マオキさん
それは違うと思います(笑)。

>特命さん
M-1グローバルは分かりませんが、国内では近々発表がありそうですね。

>すとんぷぜむおーるさん
それだけMMAをやりたがっている学生が増えているということでしょう。何らかの格闘技出身でMMAに転向するのと違って大学卒業と同時に即戦力になるようなプロが続々出てくるかもしれませんね。

>オレゲさん
そもそもUFC82の直後を予定してましたからねぇ。いろいろと無理が生じてきたのでは。アメリカ国内でやるっぽいですね。

>はっするまにあさん&LONさん&hugeさん&toaさん
PRIDE時代も含めて微妙な判定で負けてる試合が多いだけに、これだけ潔いと申し訳なくすら思えてきます。
Posted by ジーニアス at 2008年01月19日 11:58
>MMAの指導を行ってる所が珍しくないらしい
先にNHB NEWSに久しぶりに投稿したネタですが、3月にアメリカでMMAを題材にした学園アクション映画「Never Back Down(背中をつけたら負けだ!!)」が公開されるくらいですからね。
http://blog.livedoor.jp/hirobillyssk/archives/501671.html

かなりの勢いで総合格闘技がアメリカに浸透し始めているのでしょう。
ちなみに映画はいじめられっ子がMMAを習って強くなりいじめっ子にやり返すというもろ「べスト・キッド」な王道ストーリーだそうです。予告編はOFGを装着した少年達が路上でボコボコ殴りあっているのが微笑ましくて面白いので見て下さい(笑)。もちろん主人公に格闘技を教えるお師匠様キャラ(黒人)も登場します。
Posted by 特命 at 2008年01月19日 23:19
>特命さん
韓国でK-1を題材にした映画が公開される状況と似てますね。まぁ日本もPRIDEが存続していればドリームステージピクチャーズがその手の映画を作ってたかもしれませんが。
Posted by ジーニアス at 2008年01月20日 08:13
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