![[図解]大人のケンカ必勝法 論争・心理戦に絶対負けないテクニック](http://images-jp.amazon.com/images/P/4569644864.09.TZZZZZZZ.jpg)
White has UFC as dominant MMA force(FOX Sports)
(変訳)UFCを持つホワイトはMMAの権力を握っている
Elite XCのゲイリー・ショーがインタビューに答えています。以下、長文なので一部を変訳。
・(他団体が出来て)競争が起きる前はUFCも楽だった。他の選択肢はないんだから。しかし、今はそうはいかない。
・PPVの契約数は落ちてきてるよ。契約数が何件かUFCはまるで発表しない。しかし、70-80万件には到達してないことは保証するよ。なぜなら彼らは自慢気に発表しないから。
裏を返せば70-80万件いけば自慢できるということか。
UFC Pay-Per-View Business in 2007(Payout)
こちらによると過去最高間違いなしと言われていた昨年12月29日のUFC79は60万件止まり。2006年12月30日のUFC66の105万件から大きく下げています。以前UFC66は120万件と書きましたが正式に発表してないので諸説あるようで、この表も絶対ではないでしょうが。
再びFOX Sportsから。
・ホワイトの悩みの種はElite XCの仕掛けるマネーゲーム。UFCは3月に世界2番目のMMA団体であるPRIDEを7000万ドルで買収したものの、全選手がUFCに移籍したわけではない。
・お金は選手に支払われるべき。現在、他のスポーツに負けないぐらいの金が払えるようになった。
・Elite XCとUFCの戦略は全く異なる。Elite XCの背広組で選手より出しゃばっている人は誰もいない。一方UFCファイターはダナ・ホワイト以上の選手は誰もいない。ダナ・ホワイトはビンス・マクマホンと同じだ。レスラーはビンス以上のスターになることが許されない。WWEは90年代末期にピークを迎えてここ7年は停滞している。やがてUFCもそうなるだろう。ダナ・ホワイトはプロモーターとしての才能がない。
随分ボロクソ言ってますけど(苦笑)、MMA全体でUFCは90%のシェアを確保しているのが現状です・・・。しかし、それについてもゲイリー・ショーは反論。
・シェアで圧倒してるのは何の意味もないさ。ラスベガスを歩いていてシャキール・オニール(NBAのスーパースター)のことを尋ねたら誰だって彼について話すことが出来るだろう。しかし、チャック・リデルについては話すことが出来ない。UFC79の前に銀行の人間と話をしたが彼も彼の友人もUFCを見たことないって言ってたぞ。何百万もの人々がUFCを一度も見たことがないんだ。
また、HBOとの契約が不発に終わりSpike TVとの契約を延長したことにも触れ、UFCが3大ネットワークで放送されることにも否定的です。しかし、全米脚本家協会のストが続いてるし、ダナは「近々大きな発表がある」と言ってますが・・・。
これに対しダナが反論。
White fires back at rival(Yahoo!Sports)
(変訳)ホワイトはライバルに反論します
・ゲイリー・ショーは負け犬だ! 我々は昨年からPPVの契約件数は言わなくなったが、それは自慢する必要がなくなったからだ。
・そもそも我々は競争しているわけではない。UFCとElite XCを両方見ている人などほとんどいない。彼は低レベルな家畜だ!
・それそも彼はMMAのことが好きではない。ボクシングで儲けることができなくなったからMMAで甘い汁を吸おうとしてこの業界にやってきたヤツだ。
まるでガキのケンカのようですが(苦笑)。とにかくUFCの一極集中を避けるためにもゲイリー・ショーも頑張って下さいよ。
【その他気になったニュース】
UFC Close to Budweiser Sponsorship?(Payout)
バドワイザーがUFCのスポンサーにつくという噂があるようです。これが本当ならなかなか凄いことだと思う。
BARONI WILL FIGHT IN JAPAN, RETURNS TO AKA(MMAWEEKLY)
結局、フィル・バローニは戦極で菊田と試合することになるとのこと。AKA(American Kickboxing Academy)が契約を仲介し、代理人のケン・パヴィア抜きで契約を済ませていたそうです。なんだか複雑だなぁ。
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アントンと同じで見ている分は楽しいけどお近づきにはなりたくない方だなぁ。
友人であり続けることが出来たらいいヤツだと思いますよ。ただし、一度疎遠になったらボロクソでしょうね(苦笑)。