谷川さんは三崎vs.秋山とヒョードルvs.ホンマンの再戦を6月のDynamite!!韓国大会でやりたい以降を明かしましたが、ヒョードルとホンマンはそんな気はサラサラないようです。
BACK STAGE TALK vol.5 エメリヤーエンコ・ヒョードル「次の日本での試合は5月くらいかと聞いています」(やれんのか!)
──試合後のインタビューでは、「M-1グローバルが日本で大会をやると聞いています。さらに、やるなら旧PRIDEチームと、と聞いています」とコメントしていました。
ヒョードル ええ。そうなったらぜひ出場したいですね。ただ、具体的な日程については、試合後にM-1グローバルのスタッフの人とまだ話をしていないので、まだ分からないんですけどね。それまでに聞いていた情報としては、春、もしくは夏に日本で開催するのではないかということを聞いています。
──早くて春と?
ヒョードル 春といっても晩春。5月くらいかと聞いていますよ。
──ヒョードル選手の希望としては、“日本でやるならば、『やれんのか!』のスタッフと一緒に”という気持ちが強いと?
ヒョードル そういうことです。
この他にもホンマン戦のことや、クートゥア戦について、2月にサンボの大会に2度出場することなどを語っています。
一方のチェ・ホンマンはいよいよ“その時”が来たようで。
崔洪万、今年中に軍入隊?(中央日報)
‘テクノゴリアテ’崔洪万(チェ・ホンマン、28、218センチ)が今年中に軍に入隊するかどうか悩んでいる。
兵務庁は4日、「崔洪万が軍服務をしない理由はない」とし「延期の理由がない場合、今年中に入営通知書が届くはず」と述べた。
崔洪万は満19歳だった99年、身体検査で4級(公益勤務)判定を受けた。 98年まで身長196センチ・体重130キロ以上の場合は免除されたが、崔洪万が身体検査を受けた99年にこの規定が廃止された。当時の崔洪万の体格は現在とほとんど変わらない。
崔洪万側は「入営通知が届けば正正堂々と入隊する」という立場だ。 しかし内心は違う。公益勤務をする26カ月間、格闘技の舞台に立つことができないからだ。
まず契約の問題がある。 崔洪万は06年末、K-1と3年契約を結んで約30億ウォンを受け、09年まで年間5試合に出場することで合意している。
しかし崔洪万側は「K-1との契約条件について問題になる点はない」と話している。代理人のパク・ユヒョン氏は「契約期間3年のうち1年はオプション。1年は兵役を終えた後でもよいという条件なので、そのオプションに対する金額の変動はない」と説明した。
もっと重要なのはブランクのため実力が落ちるという問題だ。 このため入営期間を調整しているという。兵役法上、延期が可能なのは、大学院博士課程に入学するか、病気で手術を受ける場合だ。
現在、東亜(トンア)大大学院で体育学修士課程に在籍する崔洪万が博士課程まで進む場合、入隊時期をさらに遅らせることができる。しかし東亜大は「崔洪万は単位を取得していないため、今年は博士課程に志願できない」と明らかにした。
末端肥大症の崔洪万が脳の手術を受けた場合、延期または兵役免除になる可能性もある。しかし手術を受ければ選手生命が危うくなるため選択は容易でない。
実に複雑な問題を抱えていますね。一昨年末に大型契約を結んだ時には兵役に入る前に稼ぐだけ稼いでおきたいという代理人の意図もあったと記憶しています。
そもそも2年前にホンマンはこう言っていました。
【K-1】ホンマン「2年後に軍入隊」(朝鮮日報 2006年2月4日)
1999年に4級公益勤務要員の判定を受けた崔洪万は不運なケースだ。以前なら身長1m96以上、体重130kg以上は免除されていたが、1999年からこの制限規定が廃止された。したがって、崔洪万は公益勤務要員として国防義務を果たさなければならない。崔洪万が入隊を延期したことにより、K-1側は「韓国出身選手のうち、崔洪万とキム・ミンス以外に当分スカウトする選手はいない」と公表している状態。
「崔洪万とキム・ミンス以外に当分スカウトする選手はいない」って・・・どこがだ(笑)。もっともチェ・ヨンスやキム・ヨンヒョンは年齢的にも兵役は終えてるか免除されてるかでしょうけど。さて、ホンマンの兵役前の最後の試合はいつになるのか。谷川さんは極力引っ張りたいでしょうけど。
やれんのか実行委が秋山提訴で再戦を示唆(日刊スポーツ)
こっちの方は何だかやりそうなムードですね。その一方で東スポの方に大連立に関するこんな記事が。
夢のカードが目白押しだ。K-1の谷川貞治イベントプロデューサーは「3月の大会から格闘技界が一丸となって面白いことをやっていきたい」と話し、さいたまスーパーアリーナで新格闘技イベントの旗揚げ戦を行うことを明らかにした。
(中略)
第2弾となる3月からのイベントは一本に絞られ、HERO'Sと旧PRIDE勢が完全統合されることになる。名称も「HERO'S」の名前は消える可能性があるという。
さらに同大会の目玉にはビッグなプランが予定されている。谷川氏は「まだ構想段階ですが、85キロ級を中心としたイベントを開催したいと考えています。今後、向こう(やれんのか!)のスタッフと詰めていく予定です」と明かした。
85キロ級で「地上最強決定トーナメント」(仮称)を3月から開催する計画。仮称とはいえセンスが・・・。また東スポは出場候補を列挙しています。
桜庭和志
三崎和雄
秋山成勲
田村潔司
船木誠勝
デニス・カーン
郷野聡寛
ゼルグ“弁慶”ガレシック
メルヴィン・マヌーフ
西島洋介
ミノワマン
柴田勝頼
金泰泳
ユン・ドンシク
※合計16選手で開催予定
1回戦で桜庭vs.三崎の可能性もあると東スポは書いていますが、それはともかく郷野はUFCとの契約があるから無理だろうし、気難しい田村がこういったトーナメントに出場するかも疑問。あと柴田はいらない(笑)。3月15日の新イベントは85キロ級トーナメント+青木vs.カルバンですかね? ヒョードル再来日の5月大会とDynamite!!韓国大会が開催されるであろう6月はどう調整するのかは分かりませんが。三崎vs.秋山の早期再戦には疑問符が付きますが、このトーナメントの決勝で実現すれば誰も文句は言わないのでは?
【その他気になったニュース】
瞬間最高視聴率はKID vs.ヤヒーラ戦 韓国でも高視聴率=Dynamite!!(スポーツナビ)
まさかKIDが有言実行してしまうとは思わなかった。もっとも瞬間最高で20.9%では・・・。
爆笑司会番組が大惨敗 太田光「偉くなりすぎた」(J-CASTニュース)
『1億分の1の男』が低視聴率だった原因を太田に求めるのはどうかと思うが。
DMXの新作はゴスペルとラップ、2枚のアルバムを同時発売へ。(notrax)
ちなみにこれ、Bodog Musicから発売。Bodogは手広くやってますなぁ。
国際柔連が判定基準の見直し案=「技あり」など廃止も(スポーツナビ)
もう柔道はJUDOになっていくんでしょうなぁ・・・。
朝青龍はやっぱり阪神ファンだった!(デイリー)
朝青龍凄む白鵬とオレ「どっちが上だよ」(日刊スポーツ)
新日本プロレスのジャージを着ている朝青龍は実にカッコイイ!
1/ 4(金) 17:00 東京・東京ドーム(新日本プロレス)
結局行きませんでしたが、観戦した友人と試合後に飲みました(苦笑)。永田vs.アングルがやたらと評判良いようですね。
王者・日高vs.挑戦者・望月のジュニア王座戦が決定=1.23ZERO1-MAX(スポーツナビ)
サスケと藤田のタッグ対決も決定。
諏訪魔のVM離脱、竹村乱入に伴い渕が会見=全日本プロレス(スポーツナビ)
諏訪間のベビーターンでカード変更。
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谷川さんはちょっと浮き足だっていますね。
バウレビではM-1アメリカ大会は開催されるのか成功するのかといっていますし、ネットではモンテ・コックスの力を疑問視する声もあります。
また、HERO'Sスタッフと旧DSEスタッフの間にはまだまだしこりだってあるでしょう。TBSが作っていた煽りをやめて佐藤ディレクターの煽りに変えることも障害がでてくる可能性があります。谷川さんだって島田レフェリーを許していないんだし。
前にも書きましたが、僕は今の大連立は日本の民主党に近いと思います。皆ワーワー好き勝手言うから誰かがずるい小沢一郎のようなリーダーになって纏めないとすぐ分解するでしょう。
ちょっとネガティブなことを書いてしまいましたが、それは僕が新団体の行く末を心配しているからです。ここはしっかりと着実にいってほしい。
ただし、あんまりにもネガティブになりすぎて狂犬兄弟、☆の人、高須親子のようないい加減な実話系格闘ジャーナリスト達の情報を鵜呑みにすることは気をつけたいものです。個人叩きになるからどことはいいませんが、プロ格系掲示板やBlogでは今だ実話系ジャーナリストを支持して大連立に冷笑的な人がいっぱいありますから。
僕は日本の格闘技生態系がグロバーリズムを推し進めたアメリカの組織に潰されるのを喜ぶような彼らの心理がよくわかりません。(外資が悪いというのではない。)そういう人達に限って俺は単純な格闘技ファンより知性があるんだと思っているようにも見える。必ずチケットを買って大型格闘技イベントでワーワー騒ぐファンが日本の格闘技を支えているのにそれを軽視してどうするんだ。
モンテ・コックス氏の手腕が問われるのはこれからじゃないですかね。ただ、アメリカでの旗揚げ戦の日程がまだ決まってないというのは、ちょっと問題ありですよね。HDNetとの連立でどうなるかといったところでは。谷川さんと島田レフェリーの確執は完全にネタと化しているので問題ないでしょう(笑)。FEGと旧DSEのシコリはあるでしょうが。最近の実話系情報は何とも思ってません。
>かといさん
まぁ勝てば官軍ですよ。グラバカの人たちがフォローしていくのではないかと。
DMXはUFC勢が地下プロレスラー役で出演した映画「ブラック・ダイヤモンド」でジェット・リーと競演していましたね。彼がメジャーレーベルからインディのBodog Musicに移籍ですか。Bodogはスターを引き抜く金が(まだ)あるんですね。
ただ、DMXはかっこいいこと言っていますが「前作"Year of the Dog"もレーベル側の後押しがあればNo.1になっていた」という発言に真相がありそうな気がします。iPodでアメリカ音楽界は余裕なくなっていますからね。
そうそうbodogと言えば・・・。
バウレビと井田は一時期Bodogをプッシュしていたのですが12月の座談会で「要するに事情があんまり判ってない成金が・・・」とこき下ろしていますね(苦笑)。このマッチポンプぶりは面白いですね。
http://allabout.co.jp/sports/k1/closeup/CU20071201C/index.htm?FM=rss
また狂犬ネタでしつこくてすいません。
批判だけなら誰でも出来ますからね。彼はそこから先が出来ないからダメなんでしょう。結局彼の理想は何なのかさっぱり分からない。まだ☆の方が分かりやすい分マシかもしれません(苦笑)。