2005年09月28日

ケンドー・カシン、全日本プロレスに訴えられる

全日本 カシンにベルト返還訴訟(スポニチ)

カシン、全日に訴えられた 世界タッグベルト返還に応じず(スポーツ報知)
 全日本プロレス(武藤敬司社長)が、同社が管理する世界タッグのベルトの返還に応じないとして、元所属選手のケンドー・カシン(本名・石沢常光、37)に対し、8月2日付で東京地裁(10月5日・初公判)にベルトの返還を求める民事訴訟を起こしていたことが26日、分かった。

 原告側は“ベルト奪還”の強制執行も辞さない構えだが、カシンはこの日、「チャンピオンとしてベルトをはく奪される覚えはない。リング上で決着をつけたい」と主張。都内の法律事務所にも相談に行き、今後の対応策を練った。「マスクをかぶって法廷に出ていいのか」などとカシンに質問された、三島駿一郎弁護士(63)は「38年間、弁護士をしていて、こんなことは初めて」と、あきれた。

 昨年6月に永田裕志(37)と第50代王者に就いたカシンだが、同7月の全日解雇で王座もはく奪。すでに現在の選手権者は第51代王者のジャマール、太陽ケア組で、全日リングでは防衛戦まで行われている状態だが、カシンは中西学(38)とのコンビで出撃する10月8日の新日本・東京ドーム大会で「初防衛戦」を宣言している。

 すでに中西にベルトを譲渡し「横領罪」が適用される可能性が出てきた永田は「おれとカシンをくっつけた馳浩(衆院議員)に相談するしかない」と、頭を抱えた。

「王者になればベルトはもらえると思っていた。すべてはベルトを欲しがった永田が原因。権力には屈しない。リング上で決着をつけたい」とマスク越しに涙ながらに訴えた。ってアンタ(苦笑)。もうアングルだかガチだかわからん典型だな、こりゃ。

 以前ターザン山本!が、「カシンと蝶野はアングルの中にシュートな会社批判を織り交ぜてくる非常にズルイタイプのレスラー」みたいなこと書いてたことあったけど、まさにこれがそれでしょう。

 これで永田さんが絡んでいる裁判は猪木ボンバイエ2003のギャラ未払いの件と合わせて2件。どっちも永田さんは全く悪くないのに、訴訟に巻き込まれてかわいそうだよなぁ(;^ω^)。

 ところで、プロレスラーや格闘家が絡んだ裁判って今まで一体何件あったんでしょうね? 新日と全日が引き抜き合戦やってた時とか、あったのかな? SWS騒動の時なんかもいろいろあったようですが。

 まぁ最も訴訟を経験しているのは間違いなく前田日明ですけどね。かつては「裏ビデオの帝王」と言われていた日明兄さんは「訴訟の帝王」でもあったわけですな(苦笑)。

 訴訟した、された、されそうになったネタで自分が覚えているのを挙げてみる。

・第2次UWF在籍時に業務上横領の疑惑があるとして社長の神新二氏を相手に訴訟を起こす。

・安生洋二に「200%勝てる」と言われ激怒。「家族に制裁を加える」と脅しを掛け、Uインターは訴訟を起こす準備を。その後前田は謝罪。

・ジェレミー・ホーンとホテルのロビーで雑談していたパンクラスの尾崎社長に暴行を加え訴訟に発展。

・アメリカでリングスの内田統子女史に暴力を加え訴訟に。

・東京ベイNKホールで安生洋二に背後から殴られ倒れる。もちろん訴訟へ。


 うーん、他にもあったと思うんだけど思い出せん('A`)。フルコンの山田編集長を女子便所で説教した事件は訴訟に発展しなかったっけか?

 そういえば昔、2ちゃんねるで「前田日明裁判スレッド」ってのがあったんだよなぁ。前田と尾崎社長の裁判に本当に通っている人がいて、詳細を不定期にレポートしてくれたっけ。しかもかなりの長文で。当時は今ほど2ちゃん人口が多くなくて平和でしたよ。でも途中から荒らしが酷くなっていつの間にやら無くなっていた・・・。

 で、前田さんは最近もこんなことをやらかしたみたいで(苦笑)。「紙のプロレス」(次号からは「kamipro」)の堀江ガンツさんは訴訟は起こさないのかな?

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posted by ジーニアス at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 全日本プロレス | 更新情報をチェックする
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