2007年10月30日

アントニオ猪木が「沢尻エリカ問題」をぶった斬る

ERIKA2007 沢尻エリカ写真集 DVD付
ERIKA2007 沢尻エリカ写真集 DVD付


 高田総統にもモノマネされるほど“時の人”となった沢尻エリカですが、まさか我らのアントニオ猪木が「空中都市」や「永久電機」に比べて遥かにスケールの小さい時事ネタに首を突っ込んでいるとは思いもしませんでした。

ツタヤオンライン、雑誌の総合情報サイト「TOL 雑誌ネット」を開設(アスキー)
 (株)ツタヤオンラインは29日、総合エンターテインメント情報サイト「TSUTAYA online」(TOL)にて、雑誌の記事情報などが参照できる雑誌総合情報サイト「TOL 雑誌ネット」を同日付けで開設したと発表した。料金は無料。

 TOL 雑誌ネットは、約150誌の雑誌の表紙や目次情報のほか、電車などに吊るされている雑誌の中吊り広告を閲覧できるのが特徴。紹介している一部の雑誌では、注目記事の一部分をウェブブラウザー上で閲覧できる。閲覧できる記事は、「エンターテインメント」「食」「ファッション」などのカテゴリー別で検索が可能。また、プロレスラーのアントニオ猪木氏のコラム「アントニオ猪木の闘言」などの芸能人のコラムも用意している。

 「アントニオ猪木の闘言」ですよ。

【雑誌ネット】アントニオ猪木の闘言

 現在のトップページはコラム第5回『GENOME』とは何か?

 俺もこの歳でプロレスに戻らなきゃいけないなんて、ホント夢にも思わなかったよ(苦笑)。本音を言えば、今さらプロレスなんて関わりたくもない。俺はかつて政治の世界に身を投じたときにプロレスからは離れたんだぜ。しかも正式(98年4月)に引退してからは、完全にプロレスとは縁を切った、と思いながら今日まで 来たつもりだった。

 だったらなぜ、いままたプロレスなのか。

 それは、いまのプロレスに対してまったく納得がいってないからだよ。確かにこのままでもプロレスはなくなりはしないかもな。だけど、こんなみっともないプロレス界でいいのかよと。ある団体は会場に客が入らなかったと言って、宿泊したホテル代も払わないってさ。そんなバカな話がまかり通ってるっていうんだから。「武士は食わねど高楊枝」じゃねぇけど、そのくらい腹をすえろよ、お前たちって。

 ホテル代を払わない団体は酷いけど、多額の借金を作って税金も滞納してきた自分はどうなんだと(苦笑)。

 そもそもこれはプロレス界がスターをつくってこなかったことが最大の原因だろうね。テレずに言うけど、俺の入場テーマ曲の『炎のファイター』がかかったら、会場にいる誰もが振り返るだろ。俺の存在を消しにかかったプロレス界だけど、俺に代わる個性を売り出せなかったのが情けないよな。だったら逆に、なぜ俺をもっと利用しなかったのかって話をしたくなる。

 確か武藤だったと思うが、「猪木さんは自分以上のスターを決して作ろうとしなかった」と言ってたような・・・。あと南極プロレスの本気度やネット社会への皮肉も書いてますが、詳細はリンク先で。構成のShow大谷のせいなのか、コラムの最後が必ず「ンムフフフ」になってたり、「プロレス」が「プレロス」になってる部分もあったりする(苦笑)。誤字脱字は人のこと言えんが。

 これは第5回なので当然バックナンバーもある。

第1回「私、朝青龍の味方です」

 村松友視さんの名著『私、プロレスの味方です』をもじってる。

 彼とは前から付き合いはあるんだよ。(朝青龍の)兄貴たちは新日本プロレスのリングで試合をしているし、俺の還暦の祝いにも来てくれたし、彼の優勝祝いには、個人的にお祝いをさせてもらったこともあるくらいだしね。
 彼がどんな状況に置かれていたか、詳しくは知らないよ。でも、ウツ病なんてことはないと思うけど、それを理由にするしかない事情があるんだろうな。

 猪木さん、ぶっちゃけ過ぎですよ、それwwwww

 よく「日本の文化がどう」ってバカな解説者が喋ってるけど、彼らは「出稼ぎ」に来てるんだから。それはわかっておかないと。そこまでグダグダ言うようなら、横綱なんかにしなきゃいいんだから。最初から外人を入れるなよって、そういう話になっていっちゃうよ。
 俺の師匠である力道山の時代を考えると、力道山は日本人ではなく朝鮮人だという部分で横綱になれないってマゲを切らざるを得なかったわけでしょう。そういう歴史を振り返ってみろよって。

 これ一昔前だったら問題発言だっただろうなぁ。「朝青龍はプロレス向き」とも言っています(笑)。

第2回 安倍晋三前首相の退陣
 人間的には悪い人じゃないんだろうな。ただ、国民は今日一日をどう過ごすか、そればかり考えている。「カネがなくて困った」なんて経験は、彼にはないんじゃないかな。
 なのに「国民の目線に立った政治」なんて言ってた。そんなバカな話があるかって。だって国民は、ズバリ言えば「今日のメシについて」しか考えてないんだから。必死になって日々を過ごしてるんだよ。

 とんねるずじゃないけど『お坊っチャマにはわかるまい!』ってことでしょうか(古っ)。

 だから安倍さんの話を結論づけるなら、「美しい日本」ではなくて「“本当の”日本」を追求すべきだったんだと思うな。だって「国民の目線で」なんて言ってたら、それこそ日本は世界情勢に遅れてしまうから。
 日本人も、そんな程度の嘘にまどわされてたら駄目だよね。それこそ、“本当の”嘘に気づかない国民になっちゃうんじゃないかと思うよ。ンムフフフ。

 自分はしょっちゅう嘘ついてるくせに(苦笑)。

第3回「かわいがりとイジメの本質とはなにか?」
俺なんか、よく師匠の力道山に靴ベラで殴られたよ。あるときはゴルフのクラブだったときもあった(苦笑)。ただ、ひとつ言えるのはプロレスも相撲もそうだけど、師弟間の信頼関係の上での「かわいがり」は、これはイジメとはまるで違う世界。だってあのときの厳しさに耐えられたからこそ、いまの俺があるわけだから。
 よく死ななかったよな、と思ったし、あんまり言いたくないけど、(力道山を)殺してやろうと思った瞬間がなかったわけじゃなかった。

 力道山が猪木に厳しかったことは有名ですからね。

 まぁ、ただこれはあえて言うと、もちろんイジメがいいとは言わないけど、社会に出て行けば上司に嫌われたとか、同僚に無視されたとか、そんな話はよくあるよ。だから子どもの頃からその免疫性をつけなきゃいけないわけでさ。イジメられて亡くなった子をテレビで英雄みたいに扱ってたら、世の中全体がおかしくなるんじゃないかと思うな。

 これは同意ですかね。最近じゃ幼稚園のお遊戯会でお姫様役が何人もいたり、徒競走で順位を付けなかったりとか“悪しき平等”が蔓延ってて「バカじゃねーの?」って思うし。

第4回 エリカ騒動
 よってたかって大騒ぎするコメンテーターは嫌いだね。それが仕事だからしょうがねぇんだろうけど、発言に一貫性がないもんな。なんでもかんでも話題に棹させばいいってもんじゃないだろうよ。

 俺なんて問題を起こすほうだからさ(笑)。
 どうしても起こしてるほうを叩く気にはならないな。

 亀田大毅にしても、もっといろんな経験を積めばいいだけの話だよ。
 日本にだけで満足してないで、もっと世界に目を向けてさ。
 もしもボクシングの枠にハマりたくなければ、もっとカラダを大きくしてプロレスに転向すればいいよ(笑)。

 亀田大毅プロレス転向は見たいかも(笑)。

 で、本題はなんだっけ?
 沢尻エリカvs.和田アキ子をプロデュースしろ?
 嫌だよ、そんなところに足を踏み入れたくねぇな。

 だけど(和田アキ子は)いいんじゃないの? 大した役者だよ。ただ、和田アキ子なんて散々ふてくされて、ワガママ言ってきたから、いまの位置があるんだろうから、決して他人をどうこう言える立場じゃねぇんだけどな。
 ホントは(エリカが)謝らないで開き直ればよかったのにな。だから沢尻くんも和田アキ子に噛みつけばいいんだよ。「お前に言われる筋合いはねぇ!」ってさ。

 もしかしたら(エリカは)イメージが下がって、CMでも使いにくくなってるかもしれないけど、強烈な印象を残したから、そのうち逆の風が吹くよ。いや、それを見越して、したたかなプロデューサーが仕掛けただけなんじゃないの? その出方を少し外しただけでさ(笑)。絶対そうだよ。女の子一人でそんなことができるわけがないから、と思いたいね。

 ま、この騒動を乗り越えられないようだったら、俺がアドバイスしてやるよ。コメンテーターの言うことなんか気にすることはねぇから。「お前らは私が食わしてやってるんだ」くらいの気持ちを持ってさ(笑)。元気が一番! 次はどんな事件を起こすのか、楽しみにしてるから、ンムフフフ。

 和田アキ子にここまで言えるのは我らがアントンだけ! 猪木が沢尻エリカにアドバイスしたら大ニュースですよ! ただし、間違って宍戸エリカにアドバイスするのは勘弁して下さいね(笑)。

 てなわけで、今後もこのコラムは見逃せませんね。


【その他気になったニュース】
来年は29(ニク)周年! キン肉マンがアツイ(エキサイト)
 もうそんなに経ちますか。

武藤が無我ワールドと対立姿勢(日刊スポーツ)
 東スポでは「今の無我のヤツには思想や哲学ってものがあるのか疑問だよね。簡単に自分のところの看板を変えようとしたり、いったいどういう精神で戦っているのかよく分からない」とコメント。

蝶野正洋選手が「RED RIBBON LIVE 2007」に協力!(新日本プロレス)
 レッドリボン軍とは関係ないしましてやアイスリボンとも関係ありません。

「マインドコントロール必要」「円天」会長ブログのトンデモ主張(J-CASTニュース)
 自らを「救世主」「教祖」に近い存在だと認識しているようで・・・。

【芸能ニュース舞台裏】インリンイベントたった10人 (ZAKZAK)
 泣ける・・・。

▼人気blogランキング
 
posted by ジーニアス at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アントニオ猪木 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
記事検索