えー、終戦記念日前後に戦後60年を振り返る番組が多数放送されましたけど、ちょっとがっかりすることがありました。
まずはNHKで15日に放送された【日本の、これから】戦後60年じっくり話そうアジアの中の日本。1部、2部、3部と合計4時間40分も見てたんですけど、本当に疲れた(苦笑)。
司会者の三宅民夫を中心に、ゲスト、一般参加者たちが討論を繰り広げるわけですが、サブタイトルが「アジアの中の日本」なのに外国人参加者のほとんどが中国人と韓国人。放送時間のほとんどが中国や韓国の反日感情問題で占められる始末。インドネシアなど東南アジア諸国では反日感情はほとんどなく、歴史教育でも「日本に植民地化された一方で東南アジア諸国の独立を促した」と記されていることを紹介したものの、短時間で終了。司会者も反日的なので、インドネシア人が日本のことを誉めているのに「もっと正直にお話になっていいんですよ」と、まるで日本の悪口を言ってくれと言わんばかり。なんだそりゃ。
そんな中でがんばったのが我らが櫻井よしこ女史。
韓国人「日本はアジア各国から嫌われていますよ」
櫻井 「ちょっと待って下さい。あなたの言うアジア各国とはどこですか?」
韓国人「中国とか韓国とか・・・」
櫻井 「中国と韓国だけですよね」
韓国人「・・・」
櫻井女史(*^ー゚)b グッジョブ!! その他にも南京大虐殺の嘘、大東亜戦争戦死者3500万人の嘘などを暴きその度にスタジオから拍手。「日本と中国、互いが好感をもっていない現状、どうすべき?」という携帯電話生アンケートではこんな結果が出るし。
いやぁ、20代30代のネット世代は素晴らしい(笑)。一般参加者の日本人も「従軍慰安婦は嘘」「南京大虐殺は幻」「通州事件や済南事件を中国人は知らない」「日本は60年間戦争してないのに中国はこの60年間戦争ばかりしている。今現在チベット人に何をしている」とか飛ばしまくる人がいて三宅民夫や谷村新司も困惑(笑)。
韓国人との討論でも「そちらから望んできたから日韓併合して学校を建設してインフラ整備して近代化させたのになんで怒っているのかがわからない」と言うと、韓国人は「でも韓国人はそれを嫌がっていましたよ・・・」と苦しい反論。
竹島問題も「国際裁判所に出てこないのは韓国の方だ!」と批判。「日本の教科書は韓国に配慮して『竹島(独島)』と併記するべき」という意見にも櫻井女史は「でも韓国の教科書には併記されてませんよね」とさらっとクギを刺す。
教科書問題についてはゲストの町村外務大臣が神発言!
なぜね、そのみなさん3学期の終わりにちょこっとね、近現代を学ぶのかとおっしゃった。それはまぁ一つはね、最初からまじめにやり過ぎているということはあるんですが、逆に近現代をやるためには先生の思想性が問われるから。
で、日本の場合は教職員組合の人たちがどちらかというとマルクス・レーニン主義的な教え方をしたがる。教育委員会、文部省はそれは困るというと。したがって、だいたいあの、江戸時代の終わりでなんとなく終わるようにして、それで近現代は触らないと。これが暗黙の了解なんです。これは事実です。
でまぁその上で私が言いたいのはですね、なかなか日本の事を理解されない、歴史の問題あるいは戦後の日本のね、平和の歩みについても。これは一つは外務省の大臣として言えばですね、今まではどちらかというと中国、韓国のみなさん方には十言いたいところをできるだけ抑え目にやってきた、これ事実です。それで、日中、日韓、まいわば平和友好が成り立つというような基本的な姿勢があったと。これからはもっとお互いにはっきり言う事は言い合うということのほうがいいと思います。
日教組批判キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!一般参加者どよめく。
うーん、こうして書くとNHKとしてはがんばったのかな? 生放送のおかげでかなり意図と違う展開になったとは思うけど(笑)。それでも日教組を代表するような反日教師が「戦後の償いはまだ終わってない」とかほざいていたのはむかついたな。
あと、日本兵に家族を皆殺しにされたと自称する中国人の婆さんに会ってきたと自称する日本人が「その人が嘘をついているとは思えない。私はその人に土下座をしてきた。日本人は反省すべきだ」って言ってたのもなぁ。奴等が嘘をつくのに老人を利用するのは常套手段だし、ゲリラ兵に殺されたかもしれないわけだし、そもそも戦争ってそういうもんじゃないの? 日本人が全く死んでないとでも? そもそも家族が皆殺しにされてるのになんでババァは生きてるのよ?
もう君たちは日中共同声明や日韓基本条約を勉強し直しなさい!
で、16日深夜にフジテレビでやっていたのがNONFIX シリーズ終戦60年企画「行ってみよう 見てみよう!歴史をめぐる日韓交流記」
戦後60年の今年、日本と韓国の間では、相変わらず歴史をめぐった摩擦が繰り返されている。その一方で、日本の韓流ブームや、韓国のマンガ・アニメの興隆に見るように、文化の相互交錯が進んでいる。文法や単語など、お互いの言葉の相似を言うまでもなく、文化的に近い隣国同士。歴史における関係も、その評価は分かれるが密接な関係なのはまちがいない。
日本と韓国の中高生が、相互の国を訪問し、歴史について考える。ドタバタしているオトナたちを尻目に、お互いに向き合う中高生。いろんな場所に行き、いろんな人に会ってみる。はたして、彼らは何を感じ、何を発見するのだろう。
■ プロデューサー アン・サンジン
■ 演出・構成・編集・撮影 渡辺裕一
■ 撮影・通訳 パク・ヨンチョル
もうスタッフの名前を見た瞬間にイヤな予感はあったのですが・・・案の定でした。まずは韓国の中高生が靖国神社を訪問。韓国人の英霊も祀られていることを知ると「韓国人の名前はハングル語で書いてほしい」と要求。なんでだよ? 当時は韓国も日本だったのに。
でもって日本の中高生が韓国訪問。抗日施設に行ってショックを受ける。蝋人形の気持ち悪さに驚き、一部韓国人に日本人ということで罵られる。揚げ句の果てに「日本人でいることが恥ずかしくなった」。はい、洗脳完了(苦笑)。こういうバカな中高生のために先人が戦争で亡くなったかと思うと泣けるわ。こういうガキ共にはもれなく『マンガ嫌韓流』を贈呈しなくては。
それにしても韓国人の学生(女)が「独島問題は韓国人として本当に悩ましい。私が大統領になって独島問題を解決したい」と言ってたのは笑ったな。真実を知ったらどう思うんだろね、この子。本当は日本の領土だとわかって謝罪、返還してくれるのならば是非大統領になってください(笑)。
この番組の教訓は本当の歴史を知らないで丸腰のまま韓国に旅行に行くのは非常に危険だということだな。高校生が修学旅行に行ったら土下座を要求されたなんて話も聞くし、ソウル市長が日本の修学旅行生に独島領有権や日帝被害を学ばせる方策を検討中だとも聞くし。詳しいことは下記リンク参照。
ソウル市長、日本の修学旅行生に独島領有権や日帝被害を学ばせる方策を検討中(East Asia News Watch)
フジテレビだけは信じていたのに、この番組にはホント呆れたなぁ。
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なるほどなぁと思うことがたくさんあり勉強になった。もっとお互いの視点から、歴史的事実にもとづいた議論をする必要性があるなと感じた。
なぜなら中国、韓国側の主張は勿論全てじゃないが一方的過ぎるというか、政府によるあからさまな政略的な洗脳だと感じた。
これについては中国や韓国の教育、その教育を指示する政府の考え方、方針が変わらない限り難しいそうだけど。
とにかく、こういう趣旨のテーマをNHKを含む他局は、もっと積極的に放送して欲しいと思った。
向こうの国でコワイのは親日派を宣言したら一斉に叩かれるということですよね。隠れキリシタンじゃないけど、隠れ親日派って実は結構いるんじゃないかと思います。