
PRIDE消滅へ!UFC移籍あっせん(日刊スポーツ 2007年9月26日)
おなじみの記事ですが、こちらを元にバウレビ井田英登氏がコラムを更新。
ニッカン「PRIDE消滅」記事の波紋(1)(AllAbout)
ニッカン「PRIDE消滅」記事の波紋(2)(AllAbout)
一部を引用。
9月末といえば、テレビ業界では「改変期」の直前にあたる。
要するに向こう半年の放送スケジュールが明らかになるタイミングなのだ。実際の編成作業は6月から夏場にかけての作業となる訳だが、当然テレビ放映が絶対条件となるPRIDEとしても、その間に局側に対して様々なプレゼンテーションが行ったはずである。
しかし、10月編成が一般に公開されるこの時期を迎えても、「PRIDE」の文字はどこの局のラインナップにも浮上してこなかった。これを受けて、親PRIDE派であったはずのニッカンも、ついに“時間切れ”の判断を下したのではないだろうか。
事実、この10月期、そして前回の4月期を合わせると二度までもテレビ編成シーズンを見送ったことで、PRIDEは“買い手の付かないコンテンツ”に成り果てた事を証明されてしまったのだ。
だが一方で、知名度の低いイベントが、その地位向上のためにテレビを利用する、いわば100パーセント出資の自己CM的放送というものも存在する。この方式を「枠買い」という。
(中略)
実際、K-1なども当初はフジ側に制作費を払って番組を電波に乗せる事から始めており、それが格闘技ブーム初期の熱気を産み、現在の成功の基盤を作ったという経緯があるので、この手法は決して否定的にだけ見るべきではあるまい。最終的には、中身に訴求力があればビジネスの“ねじれ構造”は逆転するのだ。
ただ、PRIDEのように既に一回大手局が大々的に自社コンテンツとして展開したブランドに、この手法は馴染まない。
(中略)
第一、数億単位で放映権料を提供されていたからこそ成立していたPRIDEが、「枠買い」でテレビ放映を再開しても、かつての規模と輝きを取り戻す事は絶対不可能だ。あくまで、自社制作の正規ルートによる放映以外、PRIDE復活の助けにはならないのである。
実際PFWWとしても日本のテレビ局との折衝にはかなりの労力と時間を使ったと聞く。テレビ放映が再開された場合を想定して、ドリームステージから引き継いだ人的資産も、ほとんど拡散させずに半年間維持し続けたわけだが、今後テレビ枠が決まらず、イベント再開のメドも立たないとなると、いよいよニッカンの報じた通り“消滅”の目が色濃くなって来たのではないかと思われる。
はぁ・・・('A`)、何だかなぁ・・・。なおこの続きである【PART3】PRIDEブランドは既に賞味期限切れ? は来月更新予定なのだそうで。1ヶ月経つとまた色んな情報が入ってくることでしょう。
【その他気になったニュース】
リングスルール復活と、あの頃の少年達(AllAbout)
こちらのコラムも更新されています。
ノゲイラがカナダHCFへ電撃移籍(日刊スポーツ)
元PRIDEヘビー級王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが、カナダの新興総合格闘技団体HCF(ハードコア・チャンピオンシップ・ファイティング)と3試合の出場契約を結び、UFCから電撃移籍した。ノゲイラは7月7日のUFC73に初出場し、ヒース・ヒーリングに判定勝ちしたばかりだった。HCFでの出場大会はまだ確定していない。HCFは現PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルの弟アレキサンダーも獲得しており、ヘビー級の大物獲得でUFCに対抗するとみられる。
アレキサンダーのことは以前も報じましたが、ノゲイラ兄とは! UFCとの契約はどうなってたのだろう。
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どうやらそうだったみたいです・・・。