2024年10月02日

『RIZIN.48』続報まとめ

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『RIZIN.48』速報(2024年09月29日)

 こちらの続報。


 改めて全試合結果。なお、観衆は主催者発表で1万1247人でした。





 休憩時間中に、11月17日にポートメッセなごや 第1展示館で『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』を開催することと、昇侍 vs. 芦澤竜誠、浜崎朱加 vs. シン・ユリの2カード、ヴガール・ケラモフ、イゴール・タナベの出場が発表されています。


 サトシは試合後インタビューで、試合開始後、グスタボのセコンドがポルトガル語で「まだ行かなくてもいい、相手の動きを見て、まだ時間がある」と指示しているのが聞こえたと言う。

 そこでサトシは「相手は来れない、じゃあ私が行こう」と先手を取ったと明かす。
 グスタボについては「彼は打撃の選手。絶対一生懸命に来るし、打ってくる」と、いつかは打撃で来るだろうと読み「私のタイミングだ」と思って仕掛けたのだと言う。

 ミドルキックを蹴るフェイントをすると、グスタボは「右手を下げた」と言う。そして「試しに蹴ってみて、(その後のパンチも)当たらないと思ったけど、あれ?また右手を下げた」と思い、続くストレートパンチを入れてダウンを奪った。

 グスタボが倒れた時は「彼の目が、ちょっと(ここに)“いない”みたいだった。でも審判が止めないから、もう一回だけパンチを打ったら審判が入って」試合が終わったと言う。

 ホベルト・サトシ・ソウザがコメント。言葉が分からなかったら展開が変わったかもしれません。


 インタビュー会場に現れたグスタボは、フードを目深にかぶり「とても恥ずかしい気持ちだ。起こってはいけないことが起きてしまった。本当に、今日は自分の日ではなかった。何も言うことが無い」と悲壮感漂うコメント。

 決め手となった左ストレートを受けたことは「もちろん意識もあったし、全部覚えている」と記憶が飛んだわけでもないとし「もう少し試合を続けられた」と悔し気につぶやく。

 ダウンした際も「もっと続けられると思って、寝ながら足で相手のことを蹴った。だが審判が止めて しまったので、残念ながらそこで終わってしまった」と振り返った。

 今後については「より強くなって、またタイトルマッチに臨みたい。負けるのは初めてではないし、最後でもないと思う。自分がやることは変わらない、より強くなって戻ってくるだけ」と落ち込んだ様子ながらもリベンジを期した。

 榊原信行CEOも「もっと見たかった」とコメントしたとのこと。


 榊原CEOはアーチュレッタについて、「2度にわたって体重を作ってこれずに。 彼はキャリアもあるし、ベラトールというアメリカのトッププロモーションでやっていた選手の割には、フェザーに上げてもまだ体重オーバーするかよって。もう本当に残念でならないっていうか、キレてます正直」と感情をあらわにする。

 続けて「多分当日のリング上だと10kg近い体重差があったと思いますが、あんな結果しか出せないんだったら、プロモーターとしてはアーチュレッタ呼ぶ価値ないんじゃないかなって思ってしまう。決してギャラの安い選手ではないし」とも率直に語った。

 榊原CEOがフアン・アーチュレッタに激怒。


 一方で、武田光司戦でRIZIN2連勝。MMA12連勝をマークしたシェイドゥラエフについては、「前評判通り、バケモノぶりをRIZINファンに見せつけた、この先楽しみ」と高く評価。

「12戦12フィニッシュですからすごい戦績ですよね。武田選手に勝ってアーチュレッタに勝って。ただ(シェイドゥラエフが望む)いきなり千裕というわけにはいかないと思いますね。千裕が戦わなくちゃいけない選手は何人も並んでるんで。(千裕が)怪我明けで年末に誰との対戦になるかは最終調整をします。シェイドゥラエフは今日も圧倒的な強さで無傷で終わってるんで、名古屋でいいんじゃないかなって思ってます」と、いきなりの王座戦線抜擢には早いものの、11月17日の名古屋大会にシェイドゥラエフを参戦させたいとした。

 一方で、一部サイトで萩原が元妻へのDVで逮捕されていたと報じられた件については、「ざっと読みましたけど、僕らが本人から聞いている話とだいぶ違うんですね。(記事中でコメントしている)RIZIN関係者というのも意味が分からない。僕らからそれに対して話をするというのは特にはありません。多分言い分はそれぞれあると思うので、それがどういう推移をしていって。これは完全に法律にのっとった国のルールがあるんで、そのルールの中でどういう結論になって、萩原選手とどう向き合うのかということだろうと思います」と、静観して動きがあれば対応するとした。

 榊原CEOがラジャブアリ・シェイドゥラエフを絶賛し名古屋大会出場を示唆。また、萩原京平のDV疑惑についてもコメントしています。


 井上は試合後インタビューで、KO勝利について「うまくはまった」と語る。
 ダウンを奪ったアゴへのストレートは「作戦通り」と答え、コーチの元UFCファイター・水垣偉弥を相手に「来るだろうなとわかっていたので、アゴに合わせる練習をずっとしてきた」と狙い通りだったと言う。

 しかし、タフなスーチョルに一撃で倒したというわけでなく「まず、ジャブは目のあたりを狙っていて、顔の中で打ち分ける練習をしていた。目が見えなくなった所で、しっかりフックもやってというイメージだった」と最初は目を潰そうとピンポイントに狙っていたと言う。

 続けて「おでことかテンプルは堅そうだったので狙わずに、しっかり目や鼻を狙った所で、フックを合わせる」と柔らかい箇所にダメージを与え、最後にアゴを狙っていった。

 倒れた所に「チョークを狙おうと思ったが、まだ生きていたのでパウンドに切り替えた」と最後まで冷静に狙い通りに決まったと言う。

 一方のスーチョルは、インタビューで「井上選手はとても強く、スピードがあった。ジャブをチェック(ディフェンス)しようと思ったが、出来なかった」と称える。
 更に「スピードを潰すため、左右の動きを遮断し、グラウンドに持ち込んで攻撃する戦略を立てていたが、井上選手に対応されていた。距離を取られ続け、死角が無かった。私のパターンを読まれていた」と敗北を認める。

 また、最後にロープから上半身を出したことで“人生初のKO”となってしまったが「我ながら情けないというか、せこいというか。なんとかして生き延びよう、助かりたいと思わず頭が外に出てしまった」と負けまいという気持ちの表れだったとした。

 キム・スーチョルは10月27日には『ROAD FC』に出場することも決まっているとのこと。


 太田忍、元谷友貴戦で右手親指を骨折したことを報告。


 予想に反する結末だったが、青木は「決してラッキーパンチじゃない。この試合にはロジックがあるんだ」と声をしゃがれさせる。「前提としてサトシは蹴りが強いんだよ」と、右ハイキックで勝機をつかんだ3月の中村K太郎戦も引き合いに強調。

 その理由として「思いっきり蹴れるからだ。だって、蹴りをキャッチされて転ばされても組み技で勝るから怖くないじゃん。これって俺(の戦い方)も同じ理屈なんだけどね」と、テークダウンされても自らの土俵になるため、迷いなく蹴ることができるからだと説明した。

 強い蹴りをくらわないために相手は手でディフェンスをするしかなく、結果ガードが甘くなったアゴにパンチがヒットしたわけだ。青木は「しかもサトシは握力が強いからパンチが強いんだ。それで今回の結末になったってわけだよ。ラッキーどころか、狙い通りだったんじゃない?」。組み技のあるMMAならではのKO劇だったのだ。

 青木は「井上の技術がすさまじかった」と感嘆。その上で「最初にキムが前に出て、それをいなして殴った時点で、井上の勝ちがほぼ決まったよね。まさに闘牛士だった。突進してくる相手をかわし、殴り続ける。文句なしの勝利だったと思う」と帽子を脱いだ。

 一方で「ただ、今回の大会でもっとも際立ったのは矢地さんだ」と宇佐美正パトリックに判定勝ちした矢地祐介を見逃さない。「1~4試合目まで全部1R決着だったのが、5試合目を任された矢地さんにとって不運だった。おかげで〝塩〟が際立ってしまった」と老害を吐き出す。

 だが「でもここまで〝塩漬け〟できるのは立派だ。一瞬、石井慧さんかと思ったよ。ここまで来れば矢地さんは、格闘技界に欠かせない存在になるんじゃないか」と指摘。「料理も甘いだけだと飽きるだろ。そこに塩味があるから甘さが際立つのであって。つまり興行をコース料理として考えた時、重要な存在になるんだ」と語気を強めた。

 青木真也がコメント。




 その他『RIZIN.48』情報。


 アンケートやってます。



posted by ジーニアス at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
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