2024年08月22日

榊原信行CEOが平本蓮ドーピング疑惑に言及/青木真也も言及

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9.29『RIZIN.48』で元谷友貴 vs. 太田忍2、牛久絢太郎 vs. 佐藤将光、矢地祐介 vs. 宇佐美正パトリック等6試合が追加発表(2024年08月21日)

 こちらの続報。『RIZIN.48』追加対戦カード発表記者会見の冒頭でも平本蓮のドーピング疑惑に関するコメントがありましたが、


 会見終了後の囲み取材でも榊原信行CEOが言及し以下のコメント。
「ドーピング問題のレギュレーションに関して、我々は国内の中では最高峰に高めているし、世界的に見てもWADA(世界アンチ・ドーピング機構)の検査基準の検査を実施しているのはUFCとPFLとRIZINしかない。そういう意味では厳格な検査になっていますが、UFCレベルまではいってないので。決めたルールの中での検査の結果に基づいて対応したい」

「全員一律でドーピング検査をすればいいのでは、との声には「僕らは当日の検体をとってやる。当日の検体をとったものをアメリカに空輸して、レベルの高い検査をして、1カ月弱毎回かかっています。この検査を全選手に全大会するというのは(費用的に)今の時点では非現実的だと思っています」


 しかし今年3月の木村ミノルvsブアカーオ戦の前には、榊原氏も「木村ミノルも、ブアカーオも検査を受ける。結果は公開する」と3月18日のカード発表会見で語っていたが、結果はいまだ発表されていない。

  また初期RIZINに参戦していた“最強女子”ギャビ・ガルシアは今年7月「競技生活34年間、ステロイドを長い間使っていた」と告白しており、RIZIN参戦時ステロイド使用の有無は不明だが、使用していた可能性が高い。

 これを榊原代表に問うと、榊原代表は「タイトルマッチやグランプリは公表することにしている」と説明。
 また「他にも抜き打ちで行っている」と言い「これまでも(陽性と)引っかかっている選手もいるが、皆さんには伝えていない。再度検査をすることを義務づけたり、それがクリアされないことには契約しない」と王座戦や賞金トーナメント等以外は、団体と選手陣との間でのみ共有していると言う。

 公表しない理由として「SNSで独り歩きする。黒だった、白だったと面白おかしく書かれてしまうことが、選手を腐らせることになる」と選手や団体との関係にリスクになるからと語る。

 それならば、検査結果で勝敗が変わる場合は公開するのかと尋ねると「ケースバイケース。(23年)ロクク・ダリ戦のような、(木村)ミノルは疑われていて、検査をやると公言していた。結果で陽性が絡むこともあればノーコンテストにする」と疑惑があり、勝敗結果が変わる場合は公表すると言う。

 検査結果は全てオープンにするのがフェアだと思うのですが。朝倉未来 vs. 平本蓮もネットがざわつかなかったら公表されなかった可能性もありますし。


 その疑惑となっているのは平本が関係者とのドーピング薬剤のやり取りを行っているという“音声”データ。これが本物かどうかの議論が交わされている。
 そんな中、総合格闘家の征矢貴が20日、自身のSNSで“偽音声データをスタッフが生成した”ことに驚いた投稿をした。本人を偽った生成は誰でも簡単にできるようだ。

 征矢は、自身のYouTubeチャンネルの制作スタッフが「こちらが証拠??になります。。。誠に遺憾ですが、流出してしまいました」とSNSで勝手に偽の音源を配信したため、「何やってんですか!!また怒られますって!!しかしさっきの意味不明な電話から、こんな簡単に作れちゃうもんなんですね」とリプライした。

 征矢のスタッフが投稿した音源を聞くと、征矢が女性関係の罪を認めて明かすという内容になっている。もちろん虚偽の告白だが、彼らのやり取りを信じれば、簡単にフェイク音源が作れるということになる。

 こんな情報も。とにかく今は結果を待つしかないでしょう。


 青木はまず、近年頻発している不確かな情報や憶測をもとにした炎上について「最近、SNSって疑惑をかけたもん勝ちになってるじゃん。今の人って、そういうのに引っ張られやすいというかさ。それだけで審判が下されるような状況はどうかと思うよ」と声をしゃがれさせた。

 今回はその不確かな情報による炎上が、競技の根底を揺るがしかねないドーピングの話題に及んだだけに「ドーピングは検査結果が全てなんだよ。そんなドーピングの性質上、今回みたいなことをやってると競技として成立しなくなるよね」と危惧する。

 一方で「でも平本自身も笛を吹いて、引っ張られやすい人を集めて戦うスタイルだからなあ…。今度はその笛を自分に向けられたというか、ちょっと因果応報の感はある」とうなずく。その上で「まあ、とにかくみなさん、今は落ち着いて検査結果を待つべきだ。まさにトランキーロ。あっせんなよ…ってことだよ」とメガネを光らせた。

 また今回の炎上を受け、確実な情報がないにもかかわらず選手や関係者が発信を行うケースも目立った。青木は「その行動で受け取り手の人格が丸見えになることもあるから気をつけないとね」と注意喚起する。

 具体例を「ここぞとばかりにnoteを売る他人のふんどしで相撲をとるヤツがいたかと思えば、『麻薬中毒者よ!』ってポストしちゃう人がいたり『拳を合わせたから分かるけど…』とか言い出す〝ドーピングソムリエ〟が現れたり…」と挙げつつ「品格がむき出しになるよね」とスポーツドリンクを飲み干した。

 RIZINでは木村〝フィリップ〟ミノル(30=ブラジル)が昨年のドーピング検査で陽性を示し、出場停止処分を受けた。青木は格闘技界のドーピングについて「結局、当日だけ検査しても意味ないんだよね。多分、隠せるし。言ってしまえば実質、無法地帯なんだ。結局は〝お互いのプライドがルール〟なんだから」とつぶやく。

 青木真也がコメント。



posted by ジーニアス at 19:15| Comment(1) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
声をしゃがれさせたりメガネを光らせたりするのはいいけど、スポーツドリンク飲み干すのはわざとすぎる
Posted by 東スポ at 2024年08月22日 23:17
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