2024年03月28日

『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』続報まとめ

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 遅ればせながら、『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の続報です。


 改めて全試合結果。


――木村選手に言葉を。
「木村選手がこれから先、格闘家としてやっていくのか、他の道でやって行くのかは分かりませんが、もし競技を続けるのであればクリーンな身体で自分のために練習して、お互いフェアな状態で試合をすることが重要だと思います。自分のために綺麗な身体できちんと練習を積んで試合に臨んで欲しいと思います」

――パッキャオとの試合が予定されているが、RIZINでやる可能性は?
「パッキャオとの試合は2回延期になっていて決まっていませんが、今後戦ことになるとしたらそれも楽しいかなと。それもありだと思います」

――今もなお強くいられる秘訣は?
「秘訣と言ったらハーブを多く使ったタイ料理を食べていることと、毎日同じトレーニングを毎日同じようにこなしていくことだと思っています」

 ブアカーオが試合後にコメント。


 最初に所属ジムのコメントとして「第1Rのブアカーオはパンチの嵐に見舞われ、危うく負けそうになった。戦歴の中でこの男が一番大変だったことは認める」と、1Rの木村のラッシュでブアカーオはかなり危険な状態に追い込まれ、最も危なかった相手だと木村のことを評した。

 ブアカーオも「正直、最初のラウンドではほとんど生き残れなかったと思います」とKO負け寸前だったことを認める、と投稿。「あれは別人だった。相手はとても重いパンチだった。これまでのボクサー人生で受けた中で、最も強烈なパンチだったと思う」と、木村のパンチが300戦近いキャリアの中で一番強烈だったという。

 ブアカーオがFacebookでコメント。試合は74kg契約でしたが、当日の木村“フィリップ”ミノルの体重は「80kgを超えていたのではないか」とのこと。


 賛否を呼んだ復帰戦を終え、榊原CEOは「今回の検査の結果が1か月後に出てくる。負けたから許されるわけでなく、この検査が陽性だったら永久追放なので。1か月たたないとRIZINとしての指針は打ち出せない」と、今後の具体的な方針はこの試合前の検査結果を待って決めると強調した。

 それでも、検査が陰性だった場合には「少し、続けて試合をする必要があると思います」とキッパリ。試合間隔があいていることは事実だけに「キックなんで、総合(格闘技)より短い間隔でできるはずですから。(検査の)結果いかんで、6月でも7月でもその先もコンスタントに試合をして、いい意味でのサイクルで試合を組んで、フィジカルもメンタルも整えて試合に臨む環境を取り戻すことなんだろうなと思います」と語った。


 榊原CEOはこの〝生ける伝説〟について「本当にすごい」と感嘆する。昨年5月に安保瑠輝也と引き分けた試合にも触れて「年齢とか関係なく純粋に見たいじゃないですか。見るべきものがたくさんある魅力的な選手。会場で人気もすごかったので、早いタイミングでまた試合を組めるといいなと思います」と語気を強める。

 次戦について「意味のあるタイミングと相手で、超RIZINに向けてマッチアップしていければと思います。安保と(再戦を)やってもいいし」。真夏の祭典「超(スーパー)RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)を見据えた起用を示唆した。

 榊原信行CEOがブアカーオについてコメント。


 青木は「最初に木村が大砲(大振りのパンチ)を振り回したじゃん。あの〝100メートル走〟で仕留めるしか勝つ方法がなかったんだ。だけど、ブアカーオからすれば、それは予想できたわけで『あ、やっぱりこう来たか』ってなるわけだよ。だから、そこをしのいで、あとはジャブとローとヒザで削っていった。まさにブアカーオの横綱相撲だった」と分析する。

 そして、木村がこの戦術を取った理由を「スタミナがないから特攻するしかないんだ。何でスタミナがないか? そんなの自分で考えてくれ。そして最初に思いつくものが正解のはずだ」とメガネを光らせた。木村は昨年のドーピング検査で陽性となり、出場停止処分を受けている。やはりドーピングにも〝リスク〟はあるということなのか…。

 それでも青木は「俺は木村が改めて好きになりましたよ」と笑顔を見せる。「今回って、木村はちゃんと負けることが大事だったと思うんだよね。負けたからこそ、この先が面白くなるんだよ。ドーピングをした人間の末路がどうなるのか。それを〝歩くザ・ノンフィクション〟として見せれば需要があると思うんだよね

 ただし「だけど、木村さんって冗舌になりすぎるとつい『K―1時代はやってなかった』とかの設定を忘れちゃうような危うさがあるからさ。そのへんを守るために、黒幕か通訳をつけた方がいいと思う」と忠言することを忘れなかった。

 青木真也がコメント。


 榊原代表は「かなりレベルの高い選手同士の戦いでした」と、ハイレベルな技術戦だったと評価を示す一方で「一足飛びに朝倉海とのタイトルマッチっていうような感じにはきっとならなかった」と、井上の王座挑戦は一旦見送る考えを示した。

「井上選手で行くのか、その熱がどこまで今日作れたかっていうと、そこはちょっとクエスチョンで、候補者の一人であることは変わらないと思うんですが、タイトルマッチを組むということになった際にも、井上選手以外の選手も候補に入れた中で戦うべき相手を選考したいなと思ってます」と、バンタム級次期挑戦者は一体誰になるのか、朝倉の去就とともに注目が集まる。

 榊原信行CEOが朝倉海 vs. 井上直樹の可能性について否定的なコメント。


――右ハイキックは練習して狙っていた?
「もちろん。私はいつもBELLWOODで怪物くんと練習して、彼(鈴木博昭)もサウスポーだから。彼と内藤大樹がよく言うのは『あなたのキックは痛いから、自分のキックをもっと信じて』と。それからキックを練習しました。この右ストレートとハイキックは一番今回のプランでしたね」

――次はどんな人と戦いたい?
「タイトルマッチをやりたい。防衛戦をしたいから。誰でもいいよ。私はいつも相手を選んでないから。RIZIN側が言った相手と『はい』だけ。私はRIZINのライト級王者だから。王者になるまでも相手を選んでないから、もちろん誰でもいいです。問題ないです」

――ベラトールの選手を挑戦者として迎えてもいいという気持ちは?
「私は誰でもいい。問題ない。ベラトールの選手でもRIZINの選手でもどっちでもいいよ」

――夏の『超RIZIN.3』で防衛戦というプランは?
「そうね。問題ないな」

 ホベルト・サトシ・ソウザがコメント。


 試合後の会見で萩原は、「またちょっと周りの人をがっかりさせてしまったのが悔しいのと、(米国合宿を)4カ月本気でやったけどこういう結果だったので、限界なのかと思いました。(限界というのは?)本気で世界のトップを目指してやってきたんですけど、そういうのを考えたときに今日の結果で厳しいのではないかと思いました」と語り、再戦についても「うーん。中途半端な位置でずっとやってくつもりはないので、そういうのを含めて今後はやっていきたいと思います」と、トップに立てる道筋が見えない以上、「中途半端」には戦えないと、引退を示唆した。

 武田光司に判定負けした萩原京平が引退の可能性を示唆。


 多くの選手に叱咤激励されています。







 その他RIZIN情報。


 アンケートやってます。



posted by ジーニアス at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
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