『RIZIN.45』続報まとめ/朝倉海がUFC行きを希望、榊原CEOが2024年の対戦カードに言及 etc.(2024年01月01日)
こちらの続報。
【RIZIN】青木真也 朝倉海戦を解析「アーチュレッタへの処分が戦術に影響しちゃって…」 | 東スポWEB https://t.co/ba0GSN7D94
— 前田聡(東スポ) (@maeda_tospo) January 1, 2024
青木真也が『RIZIN.45』のフアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海について以下のコメント。
「68キロの戻し制限で50%の減点でスタートって、アーチュレッタにしたら特攻してぶっ倒して引き分け(ノーコンテスト)にするしか選択肢がないってこと。本来、アーチュレッタはテークダウンして上を取って殴りながらポイントを取って僅差で競り勝つ選手なのに、それができない。そりゃヒザも入るだろ。〝処分〟が戦術に影響しちゃってる。やりすぎだと思う」
だが、約3キロもの計量をミスしたのはアーチュレッタだ。重い処分も仕方ないように思えるが、青木は「いや、普通はタイトル戦で試合を成立させないといけないとしたら、海外なら〝戻し制限〟じゃなくて、キャッチウエートで勝敗は普通につける。それで王座だけはアーチュレッタが勝てば空位で朝倉が勝てば新王者ってことにするだろ」と力説。その上で「でもまあ、これでアーチュレッタはカルマ解消できたからいいんじゃないですかね」と口にした。
続いて堀口恭司 vs. 神龍誠については以下のコメント。
試合内容については、戦前に堀口の圧勝を予想していたが「堀口さんが思ったよりも〝斜陽〟だった。当たり前なんだけど『堀口恭司も年を取るんだな…』と思わされた。神龍さんの作戦が当たっていたら、結果がひっくり返っていた可能性は十分あるよ。『5R戦だったら』と思わせるものだった」とメガネを光らせる。
堀口のどこにそこまでの変化を感じたのか。青木は「打撃にかつてほどの自信がなくなっているように見えたし、組まれて分が悪い局面があった。誰でもそうだけど、反応が遅れてくるんだよ。ダメになるのは目から来る。俺の場合は36とかで実感したけど、軽量級はもう少し早いんだと思う」と指摘。そして「でも、ここからが格闘技の面白いとこであって…」としてこう続ける。
「みんな年齢による〝衰え〟をなかなか認めないけど、それを認めてからが面白いんだよね。堀口さんはもう認めていると思う。実際、今回ステップを続けているようで要所要所で休んでいたし、自分が動いているようで、実は神龍を動かしていた。まさに武藤敬司なんだ。そういう意味で今後の堀口さんを見たいよね」
【RIZIN】青木真也がズバリ 安保瑠輝也と芦澤竜誠が苦戦し…皇治が勝てた〝理由〟 https://t.co/zRerWRq0G5
— 前田聡(東スポ) (@maeda_tospo) January 2, 2024
久保優太 vs. 安保瑠輝也について以下のコメント。
「やる前から言っていた通り、まさに〝笑止〟っていう内容だった」と声をしゃがれさせる。久保の片足タックルで背中をマットにつくとサイド、マウント、バックと有利なポジションを与えて、首を絞められるMMAのお手本のような決着だった。
青木は「相手もMMAができるわけじゃない。ちょっと先に塾に行っていたヤツがテストでいい点を取るのと同じ。久保がちょっと先にやってたから、こうなったってだけだ。それ以上でもそれ以下でもないよ」とバッサリ。
太田忍 vs. 芦澤竜誠について以下のコメント。
青木は「すごい『余裕っすよ』みたいな感じだったけど、まあ、やればあんなもんだよねっていう。お疲れさまでした!」と大げさに頭を下げた。
皇治 vs. 三浦孝太については以下のコメント。
「向こうが最初からムエタイっぽいスタンスで来てくれたんだよ。それが助かった。その瞬間に『もっと詰めろ!』って言って、アニキ(皇治)もその通り動いたんだ。あのスタンスを取るってことは、蹴りたいんだなと思って。実際、頭突きにいくくらいの距離まで詰めるっていうのは、前から考えていたから。正直、特攻でタックルに来られるのが嫌だったから、あのスタンスで来てくれたのは助かった。ムエタイのスタンスをMMAで使うには、組みができないと厳しいんだよ」
「最後は〝やらないこと〟を徹底的に決めて、最終的には『ぶん殴って、組んで来たら頭グリグリして切って、ぶん殴って、もう1回ぶん殴る』みたいなので疲れさせることしか考えていなかったから『それ以外をするな』と。練習でできることは増えていたけど、最後はそこからどんどん削って、やることだけを明確にさせたんだ」
「インターバルで俺が強く言ったんだ。『行けよ、お前。すぐ行け!』って。言われてその通り動けるのは大したもんだと思う。ていうか、アニキの周りって、みんなアニキに強く言えないんだよ。人間、年を取ると周りに〝イエスマン〟が増えるじゃん。そんな中、嫌なことばっかり言う俺をセコンドにできるのが、アニキの強みなんだろう」
また、皇治勝利後に泣いてたと指摘されていた件については「泣くわけないだろ! あんなのでどうやったら泣けるんだよ」と否定しています。