2023年11月08日

『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』続報まとめ

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『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』速報(2023年11月04日)

 遅ればせながら『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』の続報です。

 改めて全試合結果。


――決定打は何だった?
「これはテイクダウンに来た時にクロスガードに戻して…前回の朝倉未来選手にやった首を抱えてヒジとパウンドをするのを見ていたので、それが来るなと思っていて。ケラモフ選手がパウンドを打ってきたのでフェイクの三角(絞め)を取るふりをして、そうすると嫌なので上体を上げてくれるので。そうするとパウンドを打って来るじゃないですか。この上から下の動きに下から上の攻撃をドンピシャで合わせようと思って、カカトで。相手がパウンドを打って来る瞬間に蹴り上げを合わせてそこでダウンをとれたので、あとは息が戻る前に決めてやろうと思ってラッシュでKOですね」

――それでは、あの流れは想定通り・作戦通りだった?
「いや、一切作戦には入っていなくて。僕は戦いの中で答えを見つけるので、ケラモフ選手と戦ってパウンドの動きとか戦いの中で答えを見つけて。僕、言ったじゃないですか。1Rの中で5回アタックチャンスを作るって。そのチャンスが今来たなって思って狙っただけですね」

――今後の目標や展望は?
「やっとRIZINの看板を背負うことが出来たので、これから王者としてRIZINに恩返しをしていくので。今はまだ見えてこないです。いっぱいいっぱいになっているので。でも、子供たちに未来を見せたいんですよね。今、日本の格闘技は不良の人とかヤンキーとかが輝く時代になってしまっていて。そういう人たちが表舞台に出て格闘技の質を下げちゃっているんですよね。そうじゃなくて、本物が本当に格闘技をちゃんとやって、遊びも一切断ち切って格闘技を真面目にやっている人が報われる格闘技業界を俺は作りたいので。そういうのを子供たちに見せたいですね。真剣に、真面目に格闘技をやって夢を叶える。それを僕が今後、格闘技を通じて見せていきます」

――金原選手から鈴木選手の試合前のインタビューを受けて『じゃあ、やりましょう、大晦日』という言葉があった。
拳が微妙ですけれどなんとか間に合うように頑張ります。ちょっとまだ分からないですね、まだ検査していないので。間に合うかな…ちょっと待っていてください」

――年末でケラモフと再戦とのリクエストがあったら受ける?
「王者なので誰が来ても逃げちゃダメですよね。結果的に王者なので逃げる選択肢ないので、誰が来ても待っています。だから誰が来てもOkです」

――ケラモフとの再戦があった場合はどういう練習をするつもり?
「今日テイクダウンされちゃったので、もっと切れるようにレスリングかなって。武田選手も試合しましたけど レスリングが強いんですよね。だからもっともっとレスリングを練習しないといけないなって。アゼルバイジャンはレスリングが強いので、そこを見習って練習しようと思います」

 鈴木千裕がコメント。右手を負傷しました。


「まずはドクターチェックをして。千裕と事前に話していたことがあって、もし勝ったら大晦日は金原選手でも誰でもタイトルマッチをしたいと威勢よく言っていたんですが、僕は無理をする必要はないと思っています。ベストなコンディションで臨めるタイミング、本人の気持ちもあると思うのでドクターチェックが終わってからですが、無理強いをさせる必要はないと思っています」

「勝って、なおかつ怪我が無ければということで千裕と話し合っていた中では金原選手とタイトルマッチをやりますと本人も言っていたので、それで間違いないと思います」

「現段階でメイマン・マメドフとは契約を持っています。ムサエフの契約はベラトールとの契約ですが、ベラトールとはアライアンスを組んでこれからもやっていきますので、ムサエフとも引き続きいい関係を築いていきたいと思います。まだ見ぬ強豪をどんどんRIZINの舞台でマッチメイクしたいと思います。アゼルバイジャン大会をきっかけに、まだ見ぬ強豪たちに目を向けていきたいとそう思っています」

 榊原信行CEOがコメント。


 母国開催のRIZINでフェザー級王座を失ったケラモフは、TKO負けのダメージもあり、試合後のインタビューは欠席。翌日にSNSを更新し、ベルト奪還を宣言し、2024年2月に再起戦を行いたい意向を示している。

「こんにちは、皆さん。私は私の国でとても勝ちたかったし、私にとって非常に残酷な形でしたが、神は私のために他の計画を持っていました。すべての最高のもの、インシャアッラー(※全てはアッラーの思し召し)、私はより強く戻ります。私はそのベルトを取り戻します」

「昨日は鈴木の日でした。必ず戻ってくると約束します。2月に会いましょう、そして勝利したらベルトを自分に戻します」

「RIZINのチャンプvs.チャンプ対決の準備ができている」と記したのは、大晦日に朝倉海を挑戦者にRIZINバンタム級王座の防衛戦に臨むフアン・アーチュレッタ(米国)だ。

 KOTC時代にジュニアウェルター級、ライト級、バンタム級、フライ級の四階級制覇を達成しているアーチュレッタは、鈴木に「おめでとう」と記すと、「私が海を片付けた後、私と彼(鈴木千裕)が火花を散らすのを想像できる?」と王者対決に意欲を見せている。

 また、7月の『超RIZIN.2』で70kg契約で鈴木に1R KO負けしたパトリシオは、日本語で、「鈴木千裕選手おめでとうございます。貴方は本物チャンピオンであることを証明しました。日本のファンのため、世界中のファンのため、そして僕らを愛してる格闘技のため.、お互いが自分のベルトを賭けて戦いましょう。“前の王者”とそんな出来なかったけど、貴方は本当に男の男だからこそ断らないでしょ?」と、“前の王者”がクレベル・コイケを指すのか、ケラモフを指すのか定かではないが、鈴木との再戦を要求している。

 鈴木千裕、モテてしゃーないです。


 榊原信行CEOがコメント。


「勝ったことが嬉しいですし、何よりRIZINのような素晴らしいイベントがアゼルバイジャンで行われたことを嬉しく思います。アゼルバイジャンでこういう大会が行われることがアゼルバイジャンにいい影響を与えると思いますし、今後もアゼルバイジャンで継続してイベントが出来ると信じています」

「相手チームにも感謝したい。自分はいつも試合する相手を尊敬して敬意を持っています。今回も同じです。相手選手の今後のキャリアでの成功をお祈りします。私にとって日本は大切な国で、日本のファンに熱い気持ちを抱いています。いつも感謝しています。私はRIZINで、日本で有名になってきたのでそれを忘れることなくいつも心から感謝しています」

「今後のプランは自分のトレーナー、チームと相談していきます。ご存じの通り、RIZINのパートナーであるベラトールとも契約を持っています。そこでもアゼルバイジャンの選手とてアゼルバイジャン代表して戦っていくことを楽しみにしています。もちろんRIZINでの試合も楽しみにしています。後はチームと相談していきたいと思います」

「ケラモフは子供の頃から親しい仲間で一緒に練習してきましたし、一緒にキャリアを積んできました。ケラモフは私にとってまだチャンピオンです。今日は一瞬のミスで負けてしまいましたが、まだチャンピオンです。ケラモフと皆さんに約束することを信じてください。絶対にベルトをアゼルバイジャンに取り戻します」

 トフィック・ムサエフがコメント。


榊原CEOにも言ったんですけれどフェザー級に行かせてくれと。ライト級で21戦やって15勝6敗、自分のいろいろな物語があったなって。自分でさっき考えて中村倫也さんとも喋っていて『自分で自分のことくらい守ってあげよう』と言われたので、自分は自分で、ライト級の戦績に終わりを告げたと思っているし、『よくやったよ、武田』って自分に言ってやりたいですね」

「ムサエフに勝ってフェザー級に行くつもりだったんですけれど、こういう結果になっちゃったので…。結果は結果だし、言い訳するつもりもない。完敗だし、ライト級の武田光司は終わりですってだけだし、一からフェザー級で。そこは榊原CEO、佐伯繁代表、宮田(和幸=BRAVE代表)さんに相談しないといけないし、フェザー級一発目で誰とやるか。誰だろうな…誰でもいいですね。まずは身体作りしないといけない。普段84kgあるので、それを下げないといけない。年末に出たいですね、フェザー級で。適正階級と言っても過言ではない。フェザー級でもリーチは短いんじゃないかな。フェザー級にお邪魔しようと思っているのでフェザー級のみなさんよろしくお願いします」

 武田光司がフェザー級転向宣言。


 この蹴り上げのヒットを「幸運を引き寄せた」と表現した青木は、「言ってしまえば、下からの大暴れ。これができるのって、裏返せば何も知らないってことなんだよ」と説明する。

 テークダウンさせられた後、下からむやみな打撃を繰り出して暴れると、さらに苦しいポジションを取られたり、関節を取られて一本負けを喫するケースが多い。

 そのため「そういうリスクがある動きって、格闘技を知れば知るほどできなくなるんだ。でも前回(KO勝ちした7月のパトリシオ・ピットブル戦)も含め、鈴木さんにはそれを迷わずできる『格闘技を知らない強み』がある。鈍感力というか天然というか少し抜けているというか…。それがたまに裏目に出てクレベル(コイケ)戦とか昇侍戦とか〝ママ活騒動〟みたいなことになるのが玉にきずだけど」とメガネを光らせた。

 何はともあれ、その強みで稲妻のごとき一撃をヒットさせ、ベラトール王者のパトリシオ戦に続く劇的勝利を手中に収めたのは事実。青木は「一生懸命やることで運を味方にしたのは立派だ。今の鈴木さんは、マリオでいえばスターを持っている状態だよ」と指摘する。

 青木真也がヴガール・ケラモフ vs. 鈴木千裕を解説。


 難しいハードルをどう越えるのか。新格闘技イベント「FIGHT CLUB」(19日、会場非公表)に朝倉未来(31)が参戦し〝非モテ界の星〟ことYA―MAN(27)と対戦することが決まった。早くも賛否を呼んでいるこのカードを〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が忖度なしにぶった斬る。

 未来はYA―MANと全試合オープンフィンガーグローブを着用した3分3ラウンド(R)のキックボクシングルールで行われる大会のメインで対戦。7月の「超RIZIN.2」でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に敗れて以来の復帰戦となる。

 5日未明に電話取材に応じた青木は「〝判定なし〟っていう時点で『さすがに分かるだろ』ってことだよね? っていうか、そういうふうに思っちゃうだろ、見ている方は」と声をしゃがれさせる。

 結果は判定なしのKO決着のみ。これを踏まえて視聴者が、エキシビションマッチととらえかねないと指摘した。

 そうした〝斜に構えた視線〟が多い試合であることを踏まえて「だからこそ、そこでどれだけのものをつくれるかに注目だ。時間切れ引き分けなら『何だ、やっぱり…』ってなるのは目に見えているわけじゃん? そこでどちらが仕掛けるか、そして裏切るかだろ。(フロイド)メイウェザーはエキシビションをガチンコにして盛り上げたわけだから。それができるかどうかだ」とメガネの奥の目をこすった。

 最後に「つまりは『お前ら、分かってんだろうな?』ってことだよ。この状況でどれだけのものを見せてくれるか。朝倉さんの手腕次第だ」と言い放つと「外が明るくなってきたから、そろそろ電話を切るぞ」と一方的に通話を打ち切り、取材を強制終了した。

 『RIZIN LANDMARK 7』だけではなく『FIGHT CLUB』のYA-MAN vs. 朝倉未来の解説もしています。


 アンケートしています。



posted by ジーニアス at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
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