2023年09月27日

『RIZIN.44』続報まとめ

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『RIZIN.44』速報(2023年09月24日)

 遅ればせながら、『RIZIN.44』の続報です。


 改めて全試合結果。なお、観衆は主催者発表で1万1681人でした。今大会は2階席を使わないバージョンで開催されています。


──試合前のインタビューでは必ず一本取る、三角で極めると言っていました、それができなかったのはなぜだと思いますか?
「今日できなかった。今日は自分の日じゃないかな。自分はいつも同じで、いつも教えてる。私はまだファイターだよ。私は超サイヤ人じゃない、たまに勝つ、たまに負ける、それがファイターというもので、今日は本当にできなかった。金原が強くて」

──MMAのセオリーでは下にならないというのはありますが、ボンサイ柔術は下から極めてきて評価されています。それが世界レベルになると難しくなるでしょうか、あるいはシャーウス・オリヴェイラのようにそれでUFC王者になる人もいるのでまた技術が巡ってそういう時代が来ると考えているのでしょうか。
「自分のスタイルは変わらない。今日できなかったから今日は自分の日じゃない、今日は金原の日で彼が強かった、でも自分のスタイルは変わらない。私もボンサイに戻ってまた練習したいです、もっと強くなりたいです」

──ボンサイのスタイルをもっと追求したい?
「ボンサイのスタイルで、戻ってもっとサブミッションとか練習したい。ボンサイだけじゃない(ところで)もっともっと練習をやっていく」

──上もとるようなスタイルも?
「もちろん、両方もっと練習やっています。キックボクシングも。私は格闘技もっと強くなりたい、もっと頑張ってもっと集中して練習して」

 クレベル・コイケがコメント。


──日本人がクレベル選手に勝利できたことの一番のポイントを教えてください。
「クレベルと寝技で対抗できるフェザー級は僕しかいない、と。それがそのままこの試合になった。良かったです、口だけにならないで」

──長い年月をかけて寝技を習得していったことで、なのでしょうか。
『〇〇と決まったから××を練習します、〇〇と決まったから寝技を強化します・打撃を強化します』っていうことではなくて、MMAというものをずっと積み重ねてコツコツやってきた、本当にそれがこの試合に出たと思うし、寝技だけじゃなくてレスリングにしてもそうだし、打撃でしっかり1R当てられたことが、組みで自分が有利に進めたと思っているので、寝技だけじゃないです、この試合は」

──お子さんも会場に。ご家族とは試合後に話をしましたか?
『パパ、朝倉未来に勝ったクレベルに勝ったんだね』って。僕は息子からしたら一番下です(笑)。本当にずっと最近子供が熱出したり、体調崩していてずっと会えていなかったのでもう大丈夫です、風邪を引いても。いや来週までちょっと我慢しなくちゃいけないけど。家族サービスじゃないですけど、子供と遊ぶ時間は増やしていきたいです」

──ベルトへの意欲は?
「あんまり正直そこを目指してやってきたわけじゃなかったので、RIZINフェザー級参戦したときは。でも現実的に、榊原(CEO)さんも『勝った相手が次期挑戦者になるんじゃないか』と言ってくれていたので、もちろんいただけるものならいただきたいし、そう簡単にいただけるものでもないし。目に見えてきたもので自分が獲って何か人に勇気を与えたり、周りが、自分のみんなが喜んでくれるのがベルトであるなら、もう1回、もう2回頑張りたいっていう、気持ちだけはあります」

──攻略法を言葉にするなら?
『皆さん、柔術をやりましょう』と。そんな急に、何カ月頑張りました、でどうにもなるような話じゃない。やっぱ本当にコツコツやっているやつのほうが強いし、じゃあどうすればいいですかの話ではなく、柔術やグラップリングをたくさんやってください、MMAをたくさんやってください、そういうアドバイスしかできないです」

──「スタンド」と「先手を取ること」がキーになると言っていた通りの試合でした。スタンドの部分で先手を取れた理由はなんだったと考えていますか。
一番大きいのはクレベルにビビらないこと。向かい合った時にクレベルにビビらないことを入場してからリングに上がるまでずっと自分に言い聞かせていました。“絶対に自分から手を出す”と。それが右ボディ、左フックでした。ずっと言い聞かせてて結構、気づいている人が意外と多かったのですが、僕はフェイスオフしている時に基本的に目を合わせないのです。昨日クレベルとのフェイスオフではクレベルの目をずっと見ていた。“この顎に当てるぞ”とずっと念じてて。
 それで、始まった時に、自分の右ボディの左フックが当たったのは、その念じたのが通じたというか。セコンドにも『自分が右ボディから入らなかったらビビっているからちょっと動かして』と。自分から手を出せたのは大きい。言った通り、最初の打撃がポイントになるところで自分から手を出せたのは大きいです」

──1回現役を辞めて戻ったという経緯がありますが、あらためて格闘技に戻ってきてよかったなという思いはありますか?
「今だから言いますけど、こんな状況で“戻らなきゃ良かったな”とはさすがに言えないと思いますけど、やっぱり良かったと思います。人生充実しているし、格闘技やってると、こんなことばかりやっているから辞められなくなるし、他に楽しいこと見つけられなくなっちゃうからね。良くないですけどね。今回も格闘技しかやってなくて、自分の仕事だったり家族を全く疎かにしてしまったので、これを40歳でやってるのどうかなって、ダメ人間だと思ったのですが、勝ったので周りは許してくれると思います。所さんにも勝ってもらって祝勝会をやる予定なので、あの人に勝ってもらって。まだ僕のRIZINは終わっていないです。来週も含めてRIZINなので。『RIZIN秋のツアー』みたいな。本当にあの人に勝ってもらって、一緒に酒を飲みたいですね

 金原正徳がコメント。



「作戦はなくて当然スタンドから始まるわけで。そこで自分の流れ、勝負を決めるのはファーストコンタクトだと思っていたので、そこで上手く出来たので組みへの展開もうまく流れたと思う。クレベルだから打撃で行こうとか、組みを避けようというのは全くなかった。全てMMAで勝負して、勝てないところは勝負しない、勝てるところだけで勝負しようとはずっと思っていたので、そこでたまたま自分の強いところがトップキープだった。それだけです」

 金原正徳が自身のYouTubeでもコメント。


 PPV視聴を終えて電話取材に応じた青木は開口一番「メインはまさに〝めくっちゃった〟って感じだな」と声をしゃがれさせる。その意味を「RIZINのフェザー級は朝倉未来という希代の幻想をまとった人を中心に〝箱庭〟がつくられていたんだよ。歴代の王者、斎藤裕は修斗王者で牛久絢太郎はDEEP王者じゃん。つまり(世界的に見れば)そんなにレベルが高くないところで箱庭を形成していたんだ。そこに金原が入って幻想をめくってはがしちゃったんだよ」と説明した。

 金原については「雑に言うと、MMA(総合格闘技)の完成度が高い。今までのRIZINフェザー級は〝じゃんけん〟だったんだ。打撃はいいけど組みは全くダメとか、その逆とか。その相性で勝ったり負けたりをみんなでしていた。ところがそこに全部7~8割でこなせる金原が入れば、じゃんけんにならないんだ」とメガネを光らせた。

 クレベルもRIZIN参戦当初は柔術家として寝技に特化した選手だった。今でもグラウンドが最大の武器であることに変わりはないものの、近年はスタンドでの打撃強化や上から攻めるファイトスタイルへの変更もあり、青木は「MMA選手として進化している」と評価していた。だからこそ、〝じゃんけん状態〟の中で白星が続いたわけだ。

 だが、MMA選手として一日の長がある金原と同じ土俵で戦うのは得策ではなかったと分析。「今回は前みたいに『おりゃー!』って感じで柔術で戦えば勝ち目はあったかもしれない。ただ、今回はコンディションも悪かったように見えた。どこか悪いの?って思うくらいだったよね」と指摘した。

 青木真也が金原正徳 vs. クレベル・コイケについてコメント。


「いきなりデビュー戦で朝倉海とやれってことも普通に考えたら僕らもオファーしない。でも皇治には天命だと言っておいたんですけれど、巡り巡って朝倉海とデビュー戦が出来ると考えれば、そんなカードを最初から言っても何を言ってんのって話にしかならないけれども、今だから成立するカードだと思って。決まれば皇治と朝倉海がケージの中で対峙してそこがスタートだと思いますけれど、試合になってしまえば言い訳は許されない。皇治選手もMMAのトレーニングを始めている中で競技の難しさ、奥深さ、怖さを実感として持っているので、ここはそれでも皇治選手と朝倉海選手にRIZIN主催者として頭を下げてお願いして、2人に男気対決を実現させて欲しいと思っています」

 朝倉海 vs. 太田忍という案はなかったのかと尋ねられると、「海も出なくてはいけないという責任感をずっと持ちつつも怪我がなかなか思うように完治しない中でトレーニングも出来ていない」とのことで否定しています。


 25日、Instagramのストーリーズで海は「正直複雑な気持ちです。ただ今の自分があるのはRIZINのおかげ。困っているときは助けたい。もし決まれば全力で倒しに行く」と意気込みを掲載。

 それに対して、皇治は自身のXで「いいともおじさんのテレホンショッキング誰に回そかな」「いや、俺が1番複雑やがな。笑 俺もRIZINに感謝しとるよ。 後は、はりきって名古屋出場選手で盛り上げて♪」とまさかの緊急オファーに、さすがに厳しいというのが本音だろうか。

 未だ正式決定していませんが…。


 皇治のMMAの練習環境を整え、時に自らも練習相手をしていた青木は「真面目にやるって言うから協力してたのに、これをやられちゃうと俺の顔がないだろ」と怒りで声をしゃがれさせる。その上で「こんな明らかな〝負けゲーム〟やってもしょうがないだろ。だいたい『負けてもいいじゃん』っていう試合は一番バカにしていると思う。今まで真面目にやってたのは何だったんだって」とメガネを曇らせた。

 真剣にMMA転向に取り組む姿を見ていたからこその怒りだ。「だからまずは一回、皇治のアニキは奥田(啓介)さんとやって、黒星をプレゼントしたほうがいいと思うんだよ。朝倉も奥田さんとやればいい。奥田さんなら喜んで出てくれると思うし」と怒りのあまり意味不明なことを口走った。

 「白星をプレゼント」なら分かるのですが…。


 名古屋での盛り上がりを武器に、視野に入れるのがプロ野球・中日の本拠地・バンテリンドーム進出だ。榊原CEOは「(可能性が)ないことはないでしょう。やってはみたいと思いますけどね。みんなの力を集めて、名古屋パワーで」と拳を握る。

 PRIDE時代も同会場で興行を開催したことはないが、愛知県出身の榊原CEOにとって特別な場所。RIZIN関係者も「榊原CEOやRIZIN、あるいはPRIDEの節目のタイミングで開催できれば」と後押しする。

 24日のリング上では、皇治に名古屋大会への出場を緊急要請。朝倉海を相手にMMAデビュー戦を行うよう口説いたのも、そんな野望があるからだ。

 榊原CEOは「今、熱のある名古屋だって1回残念な思いをさせれば、来年は戻って来られないかもしれない。興行は一回一回が勝負で、そのときやれることに死力を尽くすのがプロモーターの鉄則なんです」と力説。皇治への〝公開オファー〟は、その思いからの行動だったとして「名古屋の熱を冷まさずにさらに大きくしたい。(皇治VS海が)賛否を生むのは想定内です。皇治には試練だと思いますが、ぜひ、負ける勇気を持って勝ちに来てほしいと思います」と呼びかけた。

 榊原信行CEOが改めて朝倉海 vs. 皇治について説明。


「安保選手とRIZINで試合をしたいのであれば、まずその身体をクリアーにしてテストを受けて陰性を勝ち取って、我々からのオファーが届くのを待ってもらうしかない。ただ、そういう状況の中で今日も上着を脱いだらバッキバキなんだよね、身体が。大丈夫? っていう。そんな気持ちにしかならなくて、その身体でリングに上げてもいいですかって安保に言われても、いいわけないだろうって。次に上がる時は陰性の証明書を持って上がってこないとRIZINとしては筋が通らない」

 木村“フィリップ”ミノルを批判。RIZINがリングサイドに座らせたのも問題だと思いますけど。


「真っすぐがゆえに薬に手を出したのかと思ったら、ただのアレな人…バカな人だと思った。ここに来てアレはダメだろ。そもそも会場に出てきたらダメ。ぶっちゃけ、もう少し静かにしてたら、半年もしないうちにみんな忘れたと思うよ。自分から追加のまきをくべてどうするんだよ…」

 その上で「それはそれとして、俺も今回は反省したことが一つあるよ。バカに関わっちゃだめだね」とため息。最後に「モラルと倫理が行方不明だ…」とメガネを光らせると、ようやく通話を終了してくれた。

 青木真也も批判。





 その他『RIZIN.44』情報。


 アンケートやっています。



posted by ジーニアス at 23:45| Comment(2) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジーニアスいつも見やすくまとめていただいてありがとうございます!
Posted by uma at 2023年09月28日 13:27
本当にすみません、さっきのコメントでジーニアスさんのさんが抜けていました!
Posted by uma at 2023年09月28日 13:28
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