2023年07月31日

『超RIZIN.2』続報まとめ/榊原CEOが乱闘事件についてコメント/青木真也が朝倉未来完敗を解説 etc.

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『超RIZIN.2』速報(2023年07月30日)

『超RIZIN.2』クレベル・コイケがピットブル兄弟の控室で乱闘騒ぎ/パトリシオ「彼は2度とリングに上がるべきではない」パトリッキー「彼は俺に蹴りを入れて逃げた」(2023年07月31日)

 こちらの続報。

 改めて全試合結果。観衆は主催者発表で2万4264人でした。


 榊原氏は「控室で大喧嘩。多分色々と興奮して、今日の試合結果だったりで、ちょっといざこざがありました」と認める。

 しかし「まあでもよくあることですよ」と一蹴する。
 続けて「試合に転がしていくことにもなるかもしれないし。傷害事件が起きましたとか、誰かがケガしちゃったり殴り合いになったりってことではないです。みんなとりあえず落ち着いてクールダウンしてるので大丈夫」と大事ではないとすると共に、この事件もアングルにしていくと“地獄のプロモーター”ぶりを発揮していた。

 パトリシオは「2度とリングに上がるべきではない」と言ってましたが、そんなことはしないようです。PRIDE時代から乱闘騒ぎには慣れているということでしょうか。木村“フィリップ”ミノルのドーピング検査の結果はまだ出ていないとのこと。


「未来は多くを語らなかったと聞いていますが、これは求められる者の宿命で、みんなの今日の切なくて悲してやるせなくてという想いは、応援したその選手が勝利した姿を見ることでしか埋まらないんだろうなと考えています。この先、朝倉未来の次なる一手がどうなるかとても楽しみですが、今日多くの未来を応援しに来てくれたファンみんなが背中を押してくれると。このままで未来は終わる選手じゃないと僕は思っているし、一番悔しいのは朝倉未来であると思います」

「僕が代弁して語っても仕方ないと思いますが、タイトルマッチにしたことも含めていろいろなものを背負わせすぎたかなという気がしないでもないですが、僕は素晴らしいメインだったと思っています」

 タイトルマッチにしたのは、むしろ願ったり叶ったりだったと思います。


――チョークに入られる前に余裕があるように見えた。極まらないという感覚があった?
「そうですね。背中がロープについていて、あの体勢から極まることはないので、普通は。立ってからのことを考えていました」

――極まらないと思って油断をした?
「油断…と言えば油断だし」

――普段練習しているケージだったら背中を譲ることはなかった?
「ケージだったらというか、リングでも一緒だと思うのですけれど、足も左足側には入ってなかったと思うんですね。立つ準備をしていたんですけれど、だんだんと絞まっていって。そこが想定外でしたね」

――少し横からのチョークでした。普段なら極まらないはずが?
「そうですね」

――ボディロックからの崩しはどうだった?
「組み技の力は想定内でした。右足がパンツに引っかかって下ろせなくって、動画を見てもらえれば分かるんですけれど。それでテイクダウンされて。でもマウントのキープ力は今までやった選手とは比べものにならないくらい強かったです。次の展開のことを考えていたら首が極まったって感じです」

――アゼルバイジャン大会が発表されたが、もう一度ベルトを獲りに行く気持ちは?
「今はその発言権もないですし、今後のことは今は考えられないですね」

――タップをしたのはRIZINでは初めて。その心境は?
「タップする・しないは…タップしないことも出来るので。タップせずに落ちることなんてたやすいことで。前回の(クレベル戦で)タップしないことはよくないことだって世の中の風潮もあって、格闘技業界的にもそうなってるので、どうあがいても落ちるしかないのでタップしました


「やるなら挑戦する系の試合をしたいので、どうなるかは分からないね。試合が終わったばっかでさ。中途半端に引退とも言えないしさ。格闘技は俺の人生に大きく関り過ぎていて、じゃあ辞めますって言って辞められるのかって言ったら辞められないと思うし、すぐに。格闘技を俺の人生から一切なくすことは出来ないから、裏方に回ることとかも考えつつ今後のことはいろいろ考えてまたしっかり答えを出したいなと」

「一応挑戦するようなマッチメイクを望んできたじゃん。牛久とやってケラモフとやってクレベルとやってっていう予定だったから、途中で夢破れたじゃないけれど自分にガッカリしているんだよね。その辺の選手と一緒な展開だったじゃん、試合内容が。いったん自分にガッカリして何も考えられない状態なので1回整理して」

多分、やり返しに行きますよ、やっぱり。ここで軽々しく言えないけれど、ここで終わるわけにはいかないでしょう。気持ちはそっち側に大分傾いているので。ちょっとね、いろいろ考えてまた話したいなと思います。応援してくれた方々に申し訳ないです。DMでもやり返してほしいってコメントも多いし、もうちょっと頑張ろうかなと思います」

 引退は否定しています。


━━フィニッシュのリアネイキドチョークについて、ロープ際でしたが、あの状況でも極めきる自信がありましたか?
特に今回リングでしたが、たとえばケージならもっとやりやすかったと思います。今回リングでしたが、自分自身はあの場所であのチャンスを逃してはダメだと思っていたので、必ず極め切る自信がありました」

━━今日、Bellator王者のパトリシオ・ピットブル選手と鈴木千裕選手の試合がありました。同じフェザー級ですが、鈴木選手とも対戦したいと思いますか?
「もちろんです。鈴木選手であろうとクレベル選手であろうと斎藤選手であろうと、言われた人といつでも戦う用意があります。このベルトは長く自分のもとにあると信じています。RIZINの中でも自分の66キロは非常に優秀な選手が多い。たとえベルトをとっても1日も休まず練習しないとこれは保てないと思うので、肝に銘じたいと思います」

━━朝倉選手とは何度戦っても同じ結果になると思いますか?
「その自信はもちろんあります。朝倉選手は打撃に強い選手なので、チームの作戦としては打撃戦より、なるべくグラウンドでやれたほうがいいというアドバイスを受けて、それに従い、私自身は打撃でもひけをとらない、勝っていける技術があると思うので、打撃戦でも恐れることはなく、将来的に打撃勝負でも絶対に勝てる自信があります」

━━マウントからの肘打ちに固執せず、相手選手の体を反転させ背後に回りチョークにいくためにわざと相手の身体を動かしたのでしょうか。
「実際に私はマウントをとって、ヒジを落とし最終的にはチョーク。それぞれの動きのなかでこの瞬間を活かしたいと思いながら焦らず、最初は打撃でやりあい、チームが絶対にグラウンドに持っていたほうが有利ということでチャンスがあればテイクダウンしようと考えていました。ある程度の計画通りに実行してうまく行ったと思っています」

 アゼルバイジャン大会では誰とでも戦うとのこと。


 試合後、青木は開口一番「負けるのはしょうがない。だけど、タップはダメだろ。あれじゃあ『俺はギブアップしてない』って言えないじゃん。落ちるかレフェリーに止めさせないと!」と声をしゃがれさせながら憤慨だ。

 さらに未来が「タップしないのは良くないことだという世の中の風潮もあって、格闘技界的にも良くないということなのでタップしました」と話したことに、青木は「何言ってるんだ? 何を世間の風潮なんかに流されているんだ。お前は世間を動かす側の人間だったはずだ。再生数なんかに取りつかれてるからそうなるんだ!」と老害ぶりを全開にした。

ひとしきり大声を出して落ち着いたのか、青木は「それはそれとして試合を振り返るか」とつぶやき、スポーツドリンクを飲み干す。そして「ケラモフがうまかったよ。圧力が思った以上に強かった。向き合った状態で未来の右脚の外側に立っていたんだ」とメガネを光らせた。

 スタンドの攻防では、構えがオーソドックスのケラモフは左脚を、サウスポーの未来は右脚を前に構える。今回は、未来から見て右前方にケラモフが立っていたというのだ。この位置関係を取ることにより「ケラモフは未来の右脚が近いからタックルが近い。一方で未来は左の蹴りを入れてからパンチを打つ選手だから打撃を出せなくなった。蹴りが届かない位置にケラモフがいたからね」と説明する。

 この状況でケラモフはまんまと片足タックルを決める。だが、そこからも計算し尽くしていたという。「そこですぐ倒しにいかなかったんだ。未来がテークダウンディフェンスが強いのを知っているから(より倒しやすい)四つに組み直しただろ。そこがうまいところだ」とケラモフを絶賛。

 一方で未来の対応については「テークダウンから一気にマウントにいかれたのは、純粋にそれだけグラウンドの技術に差があるから。実際『片脚がかかってないから大丈夫だと思った』とか言ってたけど、シングルバックでチョークは決まるし。つまり、その程度のレベルってことだ」と斬り捨てた。

 これだけ話してまだ物足りないのか、未来の今後については「試合後は『引退する』って言わなかっただろ。それもダメだ。こういう時はRENAを見習って引退をほのめかすべき。それかノーコメントだろ」と余計な助言を送る。

 タップや引退の件はともかく、ケラモフの戦略については勉強になります。


 堀口とは「すいません、みたいな話をしました」と言い、「これで続行しても…と思って正直に『目が見えないです』と言って。片目が見えなくてこっち(右側)の攻撃されたら見えないんですよ。だからこのままやったらまずいのかなと思いましたね」と危機感を感じたとした。

 しかし「観客のブーイングを聞いてとんでもない判断をしちゃった、やらないといけなかったなと思いました。『やれよ』って声が聞こえて、ヤバいと思って『やらせてください』と言ったんですが、手遅れでした。プロとして穴を空けてはいけなかったと思います」と、すぐに試合続行を訴えたが、「もう変えられないと言われた」という。

 堀口は「自分は(神龍の手を)払いに行った」と、神龍の手を払って攻撃しようとしたが、神龍も同時に踏み込んできたためその手が目に入ってしまったと説明。

 その瞬間は「目に入っちゃったので、凄く痛がっていたので自分もそこで試合を止めました」と言い、「アクシデントだったので続行あるかもしれないと思って準備していました」とする。

 記者からは「自分が同じ立場だったら同じ選択をしたか」と聞かれ「自分はやりますね。自分はアホなので(笑)」としたが、「本当に見えないのであればやるべきじゃない。プロなので戦績が残るので今回の(判断)でいいと思う」と神龍の判断は正しかったとの見解を示した。「神龍の判断は非難されるべきではないと思うか」との質問にも「そう思います。そうです。自分は特別です」と答えた。

 僅か25秒でノーコンテストになったことでネットは大荒れでしたが、続行しなくて正解だったと思います。


 堀口恭司はツイッターでも謝罪しています。


 その中でコーカー代表は第4試合のBellator世界フライ級選手権試合5分5Rで、試合開始からわずか25秒で無効試合となった堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs.神龍誠(神龍ワールドジム)について「今後3~4カ月先までベラトールのマッチメイクが決まっているので、今すぐではないが榊原代表と相談しながらこのマッチメイクはアメリカでも組みたいと考えています。また近いうちに同じ試合が見られればと思います」と、まだ先になるが同じ組み合わせでもう一度組みたい、アメリカでの大会でやるかもしれないとの見解を示した。

 Bellator自体の今後が不透明なのでどうなることか…。







 その他『超RIZIN.2』情報。



posted by ジーニアス at 23:07| Comment(2) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
青木の記事は相変わらず面白いし、解説も素晴らしい。未来が国内にこだわるなら青木とつながるしかない気がする。以前青木も呼びかけてたように思うけど。
Posted by mk at 2023年08月01日 10:59
青木はもう自分の数字を伸ばせる余地はないので再生工場となって他の選手にMMAグラップリングのDNAを植え込むしか道はなさそう

ただ性格的相性があるのと、未来についてはビジネス的嫉妬とかもあり実現は難しそうね

個人的にはチカラが落ちてきた堀口と組んで堀鉄平あたりから資金引っ張ってジャパニーズトップチーム結成
打撃/レスリングコーチ 堀口
グラップリングコーチ 青木
になって若手を育成、UFCに送り込む!
とかなってくれるとかなりシビれる
Posted by 戦闘雲ver2 at 2023年08月01日 15:05
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