2023年03月07日

西川大和がUFCではなくPFLと契約、4.14『2023 PFL 3』でクレイ・コラードと対戦。優勝賞金100万ドルを目指す

無念! 10.22『UFC 280』西川大和 vs. マゴメド・ムスタファエフが中止/西川の契約上の問題との一部報道も西川は「全て対戦相手の都合です」と否定(2022年10月19日)

10.22『UFC 280』マゴメド・ムスタファエフ戦中止の西川大和、来年2月のオーストラリア大会か韓国大会に出場か(2022年10月19日)

 こちらの続報。


 PFLが4月14日にネバダ州ラスベガスのヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターで開催する『2023 PFL 3』の対戦カード。今大会はライト級とウェルター級のリーグ戦が行われ、メインイベントはオリヴィエ・オウビン・メルシエ vs. シェーン・バーゴスの元UFC同士の対戦。そして、クレイ・コラード vs. 西川大和も行われます。

Clay Collard(Sherdog)

Clay Collard(BoxRec)

Yamato Nishikawa(Sherdog)

 クレイ・コラードは現在29歳(試合時は30歳)のアメリカ人でMMA戦績21勝10敗1無効試合(UFC戦績1勝3敗、PFL戦績3勝2敗)、プロボクシング戦績9勝6敗3引き分け。昨年6月の『2022 PFL 4』でアレクサンダー・マルティネスに判定負けして以来の試合。UFCでは結果を残せませんでしたが、UFCから移籍してきたアンソニー・ペティスとジェレミー・スティーブンスのPFLデビュー戦の相手を務めて共に判定勝ちしています。


 修斗世界ライト級王者はご存知のように一度はUFCとの契約が発表され、昨年10月22日にマゴメド・ムスタファエフと対戦がアナウンスされたが、サステインとの契約問題が発生し、結果的にムスタファエフにも契約問題が存在したことで、19歳でのオクタゴン・デビューは一旦棚上げとなった。

 その後は2023年の仕切り直しという話も伝わってきていたが、年が明けて1月になると西川サイドはPFLと交渉に切り替え、ビザを取る段取りを進めていた。オクタゴンからスマートケージ=デカゴンに戦う場所は変わっても、国内にいては対戦できない相手と確実に2試合、勝ち進めば4試合&1億3500万が先に見えてくる1年間の過ごし方は、キャリアアップを考えても決して後ろ向きな選択ではない。ばかりか、最終的にUFCの頂点を目指すうえでより良いチョイスともいえる。


 4月1日(日本時間2日)には、工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)のPFL第4戦(※2021年PFLフェザー級王者モヴィット・ハイブラエフと対戦)が決定済み。翌週の4月7日(日本時間8日)に東よう子(リバーサルジム新宿 Me,We)がマリナ・モクナトキナ(ロシア)と対戦。さらに、14日(日本時間15日)に西川のコラード戦と、3週連続で日本人選手が、北米で強豪と対戦することになる。

 3週連続で日本人が出場します。



posted by ジーニアス at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | PFL | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
記事検索