2007年07月26日

プロボクシング現役世界王者が引退しK-1転向、五味とKIDの2ショットetc.

K-1:ボクシング世界チャンプ池仁珍、参戦を表明(朝鮮日報)
 やはり来るべき時が来た。韓国で唯一のプロボクシングチャンピオン、池仁珍(チ・インジン)=34=が総合格闘技のK-1に参戦する。

 池仁珍は24日、本紙との電話インタビューで「ボクシングをやめ、K-1に参戦することを決めた。FEGコリアのヤン・ミョンギュ代表と面談し、最終的に契約するつもりだ。世界チャンピオンのベルトは返還することにした」と語った。

 FEGコリアのヤン代表はこの日、「契約書のサインまだだ。池仁珍がボクシングに関する契約問題を整理でき次第、参入させるつもりだ」と明かした。契約条件は公開されていないが、昨年2月にK-1に参戦した崔竜洙(チェ・ヨンス)の契約条件(3年10億ウォン=約1億3000万円)と同程度と見られる。

 池仁珍のK-1進出に、ボクシング界は大きなショックを受けている。池仁珍を指導したテウォン体育館のキム・ジンギル館長は「池仁珍とわれわれとは契約が成立している。K-1がボクシング界をダメにしている」と激怒した。現在、キム館長は訴訟を準備しているとのことだ。

 これに対して池仁珍は「体育館に入門すると同時に終身契約が結ばれるのがボクシング界の慣行。しかし、正式な契約書はない。世界タイトルを返還し、ボクシング界を引退すれば、K-1に参戦しても何ら問題はないはず」と話した。双方の対立がさらに深まれば、契約をめぐる紛争にまで発展する可能性がある。

 ピョン・ジョンイル、柳明佑(ユ・ミョンウ)など往年の世界チャンプらは、後輩の決定を残念に思いつつ、尊重すべきとの意思を示した。ピョン・ジョンイルは「残念だが、低迷しているボクシング界を守ってほしいとは言えなかった」と話した。また柳明佑は「悲しいことだが、池仁珍の選択を理解する。決定に後悔するなとだけ伝えた」と残念な心境を打ち明けた。

 WBC世界フェザー級チャンピオンの池仁珍は、韓国プロボクシング界唯一の世界チャンプだ。しかし、これまでボクサーからファイターに転向した崔竜洙を通じK-1参戦を打診され、結局池仁珍は参戦を宣言した。


 とうとう現役の世界王者がK-1参戦ですか。厳密に言うとK-1に参戦する前に王座を返上するのでアレですが、これまでのように力が落ちてからK-1に転向するパターンとは違う。

 「K-1がボクシング界をダメにしている」と言われても歴代の世界王者が理解を示してしまうほどボクシング人気がないのは韓国ボクシング界の努力が足りないと言われても仕方がないような。また、韓国といえばプロレス人気も低迷してるし、韓国相撲シルムも人気低迷でチェ・ホンマン、イ・テヒョン、キム・ヨンヒョンらが流出。向こうの格闘技関係者に恨まれる材料は揃ってるかも。なかなか共存共栄というわけにはいかないようです。

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posted by ジーニアス at 00:54| Comment(4) | TrackBack(0) | K-1 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日自分が観戦したボクシングの試合でも、一方的に倒れ込みKO負けしてしまったタイの選手が居たのですが、この選手も招請禁止選手となったと聞きました。4回連続でKO負けの上に体重も規定よりオーバーしていたそうです^_^;
Posted by saika at 2007年07月26日 12:39
>saikaさん
それは酷いですね。向こうも勝つ気がサラサラないようですし・・・。
Posted by ジーニアス at 2007年07月27日 01:21
池は衰えているといえば衰えていると思います。少なくともモラレスに健闘したときに比べてたら。年齢も34くらいだったと思いますし。最近K-1は韓国人
と契約しまくってますけど、これからは韓国中心に興行をやっていくのでしょうか。
Posted by ディクソン・グラッシー at 2007年07月28日 18:27
>ディクソン・グラッシーさん
リナレスと統一戦しても勝ち目がないと踏んだ可能性もあるでしょうね。韓国でのK-1人気は高いようですから(ドラマ作るほどですし)、WORLD GP、KHANだけでなくMAXも開催するかもしれませんね。
Posted by ジーニアス at 2007年07月29日 01:49
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