Marlon Vera: Dominick Cruz’s signature approach ‘very low level’ and ‘not the best style for MMA’ https://t.co/IP7RhhgRbL pic.twitter.com/nWeXcJPuZu
— MMAFighting.com (@MMAFighting) August 14, 2022
『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でドミニク・クルーズに4R左ハイキックでKO勝ちしたマルロン・ヴェラが以下のコメント。
「正直なところ、俺も俺のチームも彼の戦い方は凄くレベルが低いと思っている。ベースがない、スタンスが良くない、ずっと左右に動き回る…みんなで『こいつのケツを蹴るしかないな』なんて言っていたんだ。だが、それを公言すると自分にプレッシャーが掛かってしまう」
「彼のスタイルはMMAにベストなスタイルではないと思っている。ボクシングならもっと上手く行くかもしれないが、MMAは武器が多すぎる。彼の良いところは、テイクダウンとその動きをミックスしているところだ。それが彼の成功の秘訣だ。だが、彼が俺を倒すのは難しいし、自信はあったが、簡単じゃないとも思っていた」
「とにかく我慢強く、時間を掛けた。第1ラウンドでダウンを奪ってもクレイジーにはならなかった。フィニッシュを追い求めることはしなかった。相手の前に立って、その隙を見つけることに何の問題もないからね」
「彼は本当に調子が良かった。調子が良いと立ち上がれるし、彼はスクランブルに強い。だから1ラウンドにダウンを奪った時に、最初に頭に浮かんだのは(ドミニク・クルーズ vs. )ペドロ・ムニョス戦での出来事だった。ムニョスはフィニッシュを焦ってしまい、1ラウンドでスタミナを消耗したから、俺は『あと4ラウンドで破壊すればいいんだ、だから慌てるな』と自分に言い聞かせた。『集中してれば必ず捕まえられる』と思ってた」
「俺はUFCの上から下まで全てに注意を払っている。誰が試合をするのか、その日の最初の試合とか最後の試合とかも関係なく見ている。試合を見るのが好きなんだよ。だから、解説をするのも好きだ。試合のエネルギーが伝わってくるし、何が起こっているのかが分かる。間違いなく注意を払っていくし、彼らが(アルジャメイン・スターリング vs. T.J.ディラショーの)次にどうするかを見ていきたい」
解説の水垣偉弥も言っていたけど、膝の怪我とブランクが足を引っ張っていて、その影響で勝っている前2試合も苦戦しているので、戦略を見直す必要はあるだろうが、今のクルーズにそれができるかな?
言われてみるとボクシングだけでなくムエタイもプロレベルになったUFCでは、
あのスタイルは確かにもう古いのかもしれん。
それにドミニクも若い頃は
「アイツは俺とやれるほどMMAを理解していない」
て相手の事バカにしてたし。
ヴェラの破壊力は凄いが手数が圧倒的に少ない、
チャンスでもなかなか詰めないといった欠点も
あるのが事実。
ムダ打ちしないから5Rでもスタミナ問題ないけど、
3Rマッチでヒット&アウェイでポイントアウト
される可能性が大いにある。
最盛期のドミニクを引き合いに出すのは無意味だけど、
ドミニクは何度も戴冠してるがヴェラはまだ無冠。
そして今のバンダム級は人材の宝庫だ。