2022年08月11日

『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに敗れたユライア・ホールがMMA引退を発表「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい」


 7月2日の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに判定負けしたユライア・ホールがインスタグラムでMMA引退を発表し以下のコメント。

「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい。家族のようになった信じられないほどのUFCスタッフ、その過程で出会ったメンターたちから離れるのは寂しい。UFC は自分のコンフォート ゾーンから完全に抜け出す絶好の機会を与えてくれた。何年にも渡り、俺は世界最高峰の選手たちと対戦してきた。自分は世界チャンピオンのランクには達しなかったが、総合格闘技から最大の功績を得ることが出来た。素晴らしいファンたちに感謝したいと思う。みんながこのスポーツを現在の形にしてくれた。自分のことを気遣い、より良い自分になるよう励ましてくれる人たちが周りにいることが重要だ。チーム、コーチ、友人、家族に感謝している。みんなのおかげで日々元気づけられている。最後に、現代のグラディエーターたちと戦う機会を与えてくれたデイナ・ホワイトには特に感謝したい。良い時も悪い時も、いつもサポートしてくれてありがとう…。次世代のみんなは地球上でトップ1%の最高のアスリートだ。ここからみんながこのスポーツをどのように発展させていくか楽しみにしている。俺は見ている! ゴーフォース」

Uriah Hall(Sherdog)

 ユライア・ホールは1984年7月31日生まれで現在38歳。ジャマイカ出身でアメリカ在住。MMA戦績17勝11敗(UFC戦績10勝9敗)。元Ring of Combatミドル級チャンピオン。UFCミドル級での8度のKO勝ちはアンデウソン・シウバ、チアゴ・サントスと並び同階級史上1位タイ。

 2013年の『The Ultimate Fighter 17』ミドル級トーナメントに参加。圧倒的な強さで4連勝し優勝候補筆頭だったものの決勝戦ではケルヴィン・ガステラムに判定負けし準優勝。UFC本戦でも才能の片鱗を感じさせるもののタイトルマッチには辿り着けませんでした。



posted by ジーニアス at 15:35| Comment(3) | TrackBack(0) | UFC | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
埼玉でやったUFCファイトナイトでゲガールムサシにとび膝パウンドでTKOした勝利が衝撃的で一番印象に残っています。おつかれさまでした。
Posted by TANGO at 2022年08月11日 16:16
TUFは衝撃だったし
本戦でもいくつかインパクトのある勝ちがあったし。
間違いなくチャンピオンクラスの力はあったけど、
手数の少なさでつまんない負けが増えて突き抜けられなかったな。
勿体ない。
個人的には、ウィテカーがホールに勝ったのをきっかけに
チャンピオン戦線に入ってきたのが印象的です。
Posted by tkmc at 2022年08月11日 19:46
ディナに「ゲームキャラなら最強」と言わしめた?逸材だったが、
今やまだ衰えは見られないがかといって伸び代も見られないし、
加えてUFCの重量級の第一線でこれだけ長くやってたんだから蓄えもあるだろうし、
確かにここで次の道に進むのは理に適ってるな。

Posted by スラッカー at 2022年08月12日 18:49
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