2022年08月02日

『RIZIN.37』続報まとめ/榊原CEOが三浦孝太に「年内3試合」を示唆/那須川天心が朝倉未来にメイウェザー攻略法を助言

【ISAMI】イサミ RIZINロングスパッツ アローモデル RZ-022


『RIZIN.37』速報(2022年07月31日)

朝倉未来、フロイド・メイウェザー戦が9.25さいたまスーパーアリーナになることを自ら発表/大会名称は未定(2022年07月31日)

9.25 さいたま大会は北米のプライムタイムに合わせて昼『メイウェザー vs. 朝倉未来』、夕方『RIZIN.38』の2部制に(2022年08月01日)

榊原信行CEO、9.25さいたまでRENA vs. 伊澤星花、浜崎朱加 vs. パク・シウを示唆/牛久絢太郎 vs. クレベル・コイケにも言及(2022年08月01日)

 こちらの続報。

 改めて全試合結果。なお観衆は主催者発表で1万1166人と大晦日の『RIZIN.33』(2万2499人)の約半数と低迷しています。


 自信の組み技で、1R 3分47秒で一本勝ちを決めた伊澤は試合後、フィニッシュの形を「COROさんに教えてもらってずっと練習して、得意技になったので “COROスペシャル”なんですけど “星花スペシャル” に改名しようかな」と、婚約者で練習仲間のCOROから受け継いだ技だとし、そのほかのGP勝ち上がり選手について、「今回、判定が多くなっちゃっていたので、全体的に極めに行く姿勢がもっと見たかったなって思います」と、GP中、唯一のフィニッシャーとして苦言も呈した。

 また、9月25日(さいたまスーパーアリーナ)『RIZIN.38』でのGP準決勝の相手については、「RENA選手が前回会見の時に『やりたい』と言っていたので。で、結構ファンの方の声でもRENA選手とやっているのが見たいというのがあるので、望まれるならRENA選手とやってもいいかなと思います」と、指名を受けるつもりであることを語ると、「(RENAは)やっぱり打撃の打ち分けはすごい上手だなと思っていて、身体もすごい強いので、打撃でもバチバチになるし、逆に寝技に持っていって、寝技の攻防もできるし、面白い試合になるんじゃないかなって思います」と、アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)からダウンを奪ったRENAを評価。

 その上で「勝つ自信」を問われ、「あります」と即答している。

 『RIZIN.35』同様「涙のマイク」は恒例になるのでしょうか。



 YouTubeでは「次は泣かないように頑張るのがテーマ」とコメントしています。


「自分が何を言っても早いとか勘違いしているとか言われるんですけれど」と苦笑しながら「本当にあわよくば引退近いヒョードル選手とやらせてもらえたいと思いますよ。PRIDEで凄かった選手ですし、この大会で世代交代と言ったんですけれど、まだまだ名前があって引退していない海外の選手はいっぱいいるので、そういった意味で世代交代で僕がどんどん引退に追い込めたらいいなと思っています」と、ヘビー級のレジェンドファイターたちを軒並み倒して引退に追い込み、世代交代を果たしたいとコメントした。

 いやぁ、ヒョードルは日本ラストマッチは終わったので。榊原CEOによると次戦は9.25さいたまスーパーアリーナ大会(1部か2部かは未定)で対戦相手は外国人選手になるとのこと。


 フィニッシュの左フックは「自分のパンチをかわされた所までしか覚えていない。気が付いたら天井を見ていた」と食らった瞬間の記憶は無いとい言う。
 痛みがある部分は「後頭部」としながらも「これは脳が揺れて(その影響で後頭部が)痛いのかわからない」と当たった箇所は特定出来ないとした。

 またスダリオの”ラッキーパンチ”によるものとは思っておらず「明らかにカウンターを狙っていた。自分も狙っていたが、彼のプレッシャーの方が上回っており、自分がロープに追い込まれて手を出させられた。これは彼の作戦」とスダリオの戦略とカウンター技術を褒める。

 今後の進退については「試合が終わって一番先に襲ってきた感情が”悔しさ”。この悔しさがある限り、前へ進む気持ちさえあればまだ出来る。また自分の人生で比べてみても圧倒的に今が強い。まだまだMMAで戦い続けたい」と現役の続行を宣言した。

 兄弟連覇ならず残念です。


 試合後に、リング上で所から「君はすごい強くて上に行くんだから、ヒール的な発言を “親父狩り” とかも、本当にそういう目に遭って辛い思いした人がいるわけだから、そんなに簡単に言っちゃダメだよ」と諭され、「僕、ヒール卒業します。真面目に生きようと思う。今回の所さんとの試合で本当に学びました。所さんみたいに応援されるには、ヒールとかダメでしたね、僕センスないし」と、世代闘争のなかで、ベテラン越えのためにヒール役に徹したものの、自身には向いていなかったと、神龍は語った。

 神龍誠を改心させた所英男、最高です。


 減量をして挑戦したフライ級については「バンタムでやっている時よりも力負けする感じはなかったという意味ではバンタムと違う感じでした」とパワーやスタミナに影響するようなことはなかったと言い、今後もフライ級で戦うのかと聞かれると「求められる状況があれば」とフライ級でもいいという。また、「減量も苦痛じゃなく楽しくやれたので、やれるかな、という」と減量が厳しいということはなかったと明かした。

 インタビューの途中、ファンからの温かいコメントを伝えられ涙する場面もあった所。「悔しいですね、もっといい試合をしたかったです」と試合内容と結果にはやはり満足がいかないようで、足関節技にしても「今成(正和)さんだったら極めきれると思います。全然まだまだ練習しないとダメですね」と、まだまだ練習が必要だと笑った。

 敗れはしましたが、むしろ神龍の方が評価を下げた感があります。


 阿部大治に2R TKO負けしたマルコス・ヨシオ・ソウザが引退を発表し以下のコメント。

「目標や理由はそれぞれ違うと思いますが、自分がMMAを始めた理由は、一番になりたいとかUFCに行きたいとかベルトを獲りたいとか思ったことは一度もないです。私がMMAをやった目的は自分の家族を経済的な面で支えられるようになるためだったんです。今は自分のアカデミーを持っていますし、母のために家を持つことも出来ました。だからMMAに情熱を感じる理由は自分ではなかったんです」

 勝っても負けても引退するつもりだったとのこと。お疲れ様でした。


 「自分に負けないと自分に言い聞かせました。それが出たのかなと思います。必死すぎて何も覚えていない」とのこと。このアップセットは驚きました。


「9月か年末、皇治選手とやりたいとずっと言っているので。SNSを見たら『武尊選手とMMAでやろうぜ』と言っているので、武尊戦を懸けて俺とやってくれたらいいなって思っています」

 いやぁ、TRIGGERシリーズかLANDMARKシリーズでお願いします。


 榊原CEOは連続キャンセルとなった孝太の次戦を、メイウェザー vs 未来が行われる9月大会で行うと明言。「もしそこでケガがなければ、10月に予定している大会にも出てもらいたい。そして12月も。この後半だけで予定していた3試合をやるのもいいと思う」と腹案を明かした。4か月で3試合の強行日程となるが、乗り切れば貴重な経験になるだろう。

 欠場が相次いだから連戦というのも無茶な話…。2試合なら分からんでもないですが。


 那須川は、未来がメイウェザーを倒す方法を「顔のないところにパンチを打つしかないですね」と助言。圧倒的なスピードに対し、階級が近い未来では相手が今いる場所を殴っても間に合わないという。「予想して打つしかないです。そうじゃないとさすがに難しいんじゃないかと思います」

 那須川がメイウェザーと対戦した際は前日計量で那須川の方が約4・6キロ軽かった。当日はその差がさらに開いていたとされる。通常、軽い方がスピードは速いと言われるが、それでもクリーンヒットはなかった。同階級で飛び抜けて速いとされる那須川をもってしてもだ。

 榊原CEOはRIZINの海外戦略のためにも「最低でも善戦はしてもらわないと」とのこと。


 まず青木は残った4人の優勝争いを予想し「本命は伊澤で対抗がパク・シウ。大穴がRENAって感じだな」と声をしゃがれさせる。柔術家のフォントーラにグラウンドに引き込まれるも首を取りながら上下を入れ替え、そのままフロントチョークで一本勝ちを収めた伊澤を本命に挙げた理由を「自分から下になって取りにいくっていうのは、相当な実力と自信があり、かつ狂っていないとできない。北岡悟がまさにそうだ。〝狂っている〟っていうのは、大きな強みだ」。

 一方で、大穴としたRENAにも「年齢的にここからの(フィジカルの)上積みはないと考えていい。つまり、選手としては貯金をやりくりする時期に突入した。でも格闘技って、ここからが面白いんだよ。味も出てくるじゃん。ここからどんなRENAを見れるか楽しみだ。その〝やりくり〟次第で優勝の可能性は十分ある」と期待を寄せた。

 三浦孝太に関しては「あの〝道楽息子〟はなんで検査したんだ? そもそも検査しなければ陽性にならないじゃないか。今回はそれくらいのことだろ」とコメント。





 その他『RIZIN.37』情報。


 アンケートもやってます。



posted by ジーニアス at 19:31| Comment(1) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
試合後の興奮状態で試合についてじゃなくて人間性について説教する所凄いわぁ…ベテランだなもう
Posted by ところで at 2022年08月02日 22:26
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
記事検索