2022年03月08日

『RIZIN LANDMARK vol.2』続報まとめ



『RIZIN LANDMARK vol.2』速報(2022年03月06日)

 こちらの続報。


 改めて全試合結果です。


 榊原信行CEOがコメント。

「印象に残ったのは当然、吉成名高の圧倒的なスピードと見事なKO勝利。RIZINの中で気付けば5連続KO勝ちという。ここから先、彼がどうRIZINの舞台だけに限らず彼が愛するムエタイをどれだけ体現していくのか、対戦相手を見つけてくるのが大変だなと思いながらも、まだ発表はしていないと思いますが、名高選手にもさらなる大きなチャレンジの構想があると聞いていますので、いろいろな形でキック界をけん引していく、先頭に立っていく、そんな気概を持ってくれたらいいなと思います。素晴らしい試合でした」

「そして、Mr.LANDMARKと自ら言っていましたが、鈴木選手、怪物くんですね。なぜかLANDMARKになると非常にしっくりきている。昇侍選手と激しいファンが求める壮絶な殴り合いを制して2勝目をあげて、無傷だということなので早いタイミングで怪物くんの試合を組んでいいかなと思っています」

「千裕選手の怪我次第だと思いますけれど、平本蓮が行っても千裕が行っても怪物くんとはキャリア的なことも含めて考えると、スタイルからしても噛み合いそうな感じがするので面白いんじゃないかと思いますね」

「ファンの皆さんの期待に違わぬ若き20代前半の2人。きっとこれからもRIZINの舞台でもRIZINの舞台を離れてもMMAの世界の中で、いい意味で刺激をし合うライバルの関係になるのかなと思います。これが初戦で2戦目、3戦目が見たくなるし、何年後になるか分からないけれどMMAファイターとして成長した2人の戦いはぜひ見てみたいなと思わせる、気持ちのこもったいい試合だったと思います」

残念なことは鈴木千裕選手が1Rの早いタイミングで親指の付け根を痛めてしまって、なかなか彼としても打撃の試合に3R通して平本連の求める試合スタイルに付き合えなかったところはあると思いますが、総合格闘家としの成長度合いは両選手とも凄いスピードで成長していると思います。負けはしましたが平本蓮選手の成長もしっかり見て取れましたし、怪我がなければこの先の4月に出て来てもTRIGGERとかの大会だったら面白いんじゃないかなと思いました。これからも両選手の、鈴木千裕に関して言えばKNOCK OUTの試合も当然続けていくことになりますが、目が離せない2人になったなと。いずれにしても素晴らしい戦いだったなと思います」


「今日の結果を受けて、当然PPVのBUYの数字も、速報値ではかなりいい数字が出て来ているので、これでしっかり大会として成立するなという数字的なものも、やるのはいいけれど毎回赤字でやることも続いていかないので数字の検証もした上でですが4月か5月、または6月の格闘技のビッグマッチ前には3回目をやれるといいなと思っています」

やるとするとアメリカでやることになると思いますね。入国の規制も緩和されてきているので近々アメリカに飛んで、スコットと話をしてBellatorの協力を得ながら、やはり外国勢の選手たちと日本から出向いて行って相手のホームへ乗り込んで戦う機会を作れればいいなと思っています。僕らはずっと国内で大会を続けていますから、海外でしっかり協力してアライアンスを組んで動いてくれるプロモーションが必要になるので、そこはスコットが全面協力すると言ってくれているのでBellatorの協力も得ながら早いタイミングで海外での大会も開きたいと思っています」

 アメリカでLANDMARKシリーズをやるのも近いかもしれません。


――いま冷やしている両手は?
「両手折れましたね。ボクシンググローブだとクッション性があるんですけれど、オープンフィンガーグローブだと自分の威力の骨が耐えられないんですよね。パワーがありすぎて(笑)」

――最後まで組んでいたが影響は?
「めちゃくちゃ痛かったです。でも試合で骨の1~2本はくれてやろうと思っていたので、しょうがないです。これは勝利への代償だと思って。折って負けたら最悪ですが、折って勝ったからいいです」

――KOしたかった?
「本当は倒してテイクダウンしてパウンドで行こうと思っていたんですけれど、本当に(平本が)MMA選手になっていたので。四つレスリングとかそれこそタックルも入ってきたので、完全にアメリカ修行へ行った成果が出ているんだなって思って。でもその分、僕もちゃんと練習していたので。そんな感じっすかね」

――最後のマイクで朝倉未来選手の名前も出ていたが、今後戦いたい?
「そうですね。SNSで返信したんですよ。『勝てるよ』みたいに言われて、任せてくださいって。それに格闘技ファンが『媚びた』とか『同階級なのに媚てんじゃねえよ』って声がけっこうあったんすよ。でもその日戦うのは朝倉選手じゃなくて平本選手なので、激励はもらって、いつか戦う時に勝てばいいと思っているので」

――今後の展望は?
「二刀流を体現するには王者になること以外ないので。対戦相手を決めるのはファンとRIZINの方々だと思うので、用意された相手を倒します」

 鈴木千裕が両手骨折の疑い。「一応レントゲンを撮って、折れてないようだったらまた次戦へ向けてすぐ練習を再開しようと思っていますね」とのことでしたが、



 結局本当に折れており、復帰時期も未定です。


 顔を腫らして会見に現れた平本は「またすぐやります。すぐやる。足りないのは試合の経験、それがすごく分かったからどんどん試合する。こんなので引いていけない」と早くも前を向いた。

 試合展開では、ヒジ打ちで鈴木にダメージを与えた実感はあった。だが「テイクダウン取りに行こうも思っていたけど、倒しにいくことに拘ってしまった。もっと出来たところもある」と、思った通りの試合展開にすることができなかった。鈴木のパンチについては「いい拳でした」と認める。

 SNSで朝倉未来と煽り合いを展開するなど、大きな注目を集めた平本。プレッシャーはなかったのかと聞かれると「プレッシャーとかはないです。クソって感じです。またやってやるって感じです。悔しいです。RIZINで死に物狂いでやっていく」と悔しさを滲ませつつ、今後へ向けて意気込んだ。

 朝倉未来は平本の試合後、SNSにて「まだまだ話にならんな」とコメントしていた。それを聞いた平本は「どうも思わない。俺の方が絶対強いと思うので、試合してRIZINの頂点取ります。絶対諦めない」と言い返した。


 平本蓮の試合後コメントとツイッターでのコメント。


 榊原信行CEOが平本蓮について以下のコメント。

「本人のドクターチェックをしたうえでしっかり話して、マネージメントとも話をしてということになるけれども、圧倒的に足りないのは実戦経験。石渡も言っていましたが道場では本当に強いんだと思う。あとはリアルに試合をする中での引き出しをどう引き出すかは実戦でしか学べないことが多々あるので、早いタイミングでの4月か5月のTRIGGERかナンバーシリーズ辺りでしっかりやって、もう1試合経験して海外に戻ってトレーニングするとか。僕らからすると来月の大会からさっそく戦う機会を提供したいと思っています」

 目の下の腫れが気になりますし、あれだけでの激動の後で4月か5月というのは早い気が…。


──試合直後ですが、今後の展望は?
「本当にまだこれ、3戦して、MMAだって去年の8月のお盆から始めて、まだ始めて1年も経ってないから、半年ちょいくらい。新人がとやかく言っている場合じゃないので、どんどん組まれればどんどん試合して。まあ最終的には僕は海外で勝負したい気持ちも(あって)、もちろん今はRIZINに賭けていますが、もし海外要員としてもあればどんどん試合していきたいですね」

──戦いたい相手は?
「うーん……もちろん強いと言われている選手だったら誰でも、という感じで。チームメイトであり先生でもあるクレベル・コイケ以外であったら誰でもやりたいです。彼は同じチームの仲間だから、やることは絶対ないけど、それ以外なら誰でもやりたいです」

──「戦う相手は誰でもいい」と仰っていましたが、その中で特に食いたい、美味しそうな選手は?
「本当に今はどうですかね……強いて言えば、メインの勝った方とやりたいです。今(メインの試合を)パッと見て、“アッ”と思ったんで」

 鈴木博昭がコメント。鈴木千裕は当面試合が出来そうではないのが残念です。


 その他RIZIN情報。




posted by ジーニアス at 17:13| Comment(1) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鈴木対決は是非観たい。
Posted by k at 2022年03月09日 13:57
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