2022年01月02日

『RIZIN.33』続報まとめ/扇久保博正「堀口選手ともう一度やることが目標」/朝倉海「完全に自分の実力不足」/榊原CEOが朝倉未来 vs. 斎藤裕3に言及 etc.

GONG格闘技 2022年3月号(1月21日発売)


『RIZIN.33』速報(2021年12月31日)

 こちらの続報。


 改めて全試合結果。なお観衆は主催者発表で2万2499人でした。2万人以上入った大会は2019年大晦日の『RIZIN.20』以来2年ぶりです。


――今後の展望は?
「僕がもう一人リベンジしなければいけない相手がいるので。堀口選手ともう一度やることが目標ですし、来年コロナが明けて海外の強い選手たちが入ってこれればその選手たちを日本代表として迎え撃ちたいと思います

――朝倉選手も井上選手も、扇久保選手より身長が高くリーチも長かったですが、どういった攻略法を?
「2人とも打撃は突出して強いんですけれど、僕は全部できるので。打撃もレスリングも寝技も。そこで勝負しようと思っていました」

――井上戦では1Rは劣勢だったと思いますが、どうやって挽回しようと思った?
「1Rにバックを取られた時に井上選手の息がかなり上がっていたので、これは2Rからいけるなと思いました」

――決勝戦は?
「気持ちを切らさずに絶対に勝ってやろうと思っていたので、執念で最後は勝ち切りました」

――前回の反省点をどのように活かした?
自分の癖とかも見直して、頭を下げる癖だとかそういうのを直してきました

――朝倉選手と以前やった時は打撃で、今回は組み技でと作戦が全く違ったのでは?
「そうですね。前回は打撃だけって頭になってしまっていたんですけれど、今回は16年間自分がやってきた全てを出そうと思って挑んだので。打・倒・極で戦おうと思って出し切りました」

――朝倉選手の強打を封じ込めるための前足へのカーフキックとシングルレッグは最初からの作戦だった?
「そうです、作戦でした。去年、堀口選手に海選手がやられていたから、絶対にカーフは入ると思っていました。1年で絶対に修正できないと思っていたので、絶対に入ると思ってやっていました」


 「頭を下げる癖」的なことは前回対戦した時に朝倉海が指摘していたような。いずれ再戦する可能性もあるのになんで親切に教えてあげるのかと思っていましたが、まさに仇になった感じ。朝倉は前回完勝した驕りがあったし、井上直樹も決勝で対戦するであろう朝倉対策は練っていたものの扇久保対策はそこそこだったのではないかと推測。


 朝倉は手数が少なかったことと準決勝で試合をした影響はなかったかとの質問を受け、しばらく考えた後、「言い訳になるから言いたくなかったんですけれど、それが原因で負けたわけではないですが、右拳を骨折してしまいました」と打ち明けた。

 あくまでも「扇久保選手が強かったですし、完全に自分の実力不足だと思っています」と強調したが、決勝で手数が少なかったのはそのためだったようだ。

「痛み止めの注射を何回か打ってもらって、拳が壊れてもいいやと思っていたので。それでも打ちに行こうと、左を上手く使っていこうという作戦でした」と決勝は捨て身で行く覚悟だったとしたが、「右のプレッシャーをかけられなかったのとテイクダウンに自分から行けなかった」と敗因をあげた。


 明らかに瀧澤謙太戦に比べて動きが悪かったです。ローや前蹴りを効かせられていたせいか後半は片足タックルが面白いように決まってましたし、実際に右手の骨折だけが敗因ではないでしょう。


 ――バンタム級トーナメントは扇久保博正が優勝して交際中の彼女にプロポーズし、幸せをつかんだ
 青木 俺は1つ言いたいことがあるんだ。扇久保、お前2回目だろ。格闘技だけじゃなくて再戦に強いな。

 ――なぜ正面から人を祝福できないのか(呆れ)
 青木 俺も(離婚からの)再起戦に何度も挑んでるんだけど、全く勝ちが見えそうにない。再起戦の回数だけなら扇久保より俺の方が臨んでいるはずなのに…。

 ――それはさておき決勝で朝倉海が完封されたことも意外だった。見立ては
 青木 朝倉海はケガもあったみたいだけど、それプラス〝イップス〟なんだと思う。負けの怖さを知ってしまって、以前の様に怖いもの知らずで攻めれなくなってる状態。それに加えて、ボクシングの練習をしたことで距離感も少し変わっちゃったんだよね。天才が練習しすぎて普通の人になっちゃうパターンがあるじゃん。それに近いかもしれない。

 バツイチなのは以前の煽りVでもイジられていたので知ってましたが、ここで言いますか。


――左手に包帯を巻いているが?
骨が浮いちゃっているみたいなので病院に行こうかと思います。折れてはいないです

――2022年の試合はいつ頃にどんな相手とやりたい?
「RIZINのスケジュールが発表されてなくていつあるか分からないですが、別にいつでもいいし、誰でもいいですね。できればクレベル選手か牛久選手とやりたいですね」

――来年フェザー級のグランプリがあるかもしれない。参加を要請されたら?
「やる必要なくないですか? 強い選手分かってますよね。斎藤選手と俺がやっていて、ここからトーナメントをやる必要はないと思います」

――2月のLANDMARKで試合が決まった平本蓮選手とSNSでやり合っていますが、対戦する可能性は?
「平本試合決まったんですか? いやいや平本とはやりたくないです。プロレスをやっているだけで。レベルが違うので。でも平本は面白い存在だと思っていて、日本の格闘技を盛り上げてくれる重要な人だと思っているので試合が楽しみですね」




 朝倉は、左手の負傷に触れ「左手ね、本当は包帯を巻かないといけないんですけど、これエコーでね、RIZINドクターが診たら、骨が浮いているんですよね」といい、カメラに、手の甲の一部分が隆起したその手を近づける。

 続けて「ちょっと痛いけど、折れてないから。ただ、明かに骨が浮いた。まぁ、大丈夫です」と平気な様子。さらに、真っ赤にアザができている右手の親指と、腫れた右目下が唯一の怪我としながら、こちらも「大丈夫」と一言で片付ける。

 カメラを回しているスタッフが「うわっ」と言ってしまう程の怪我だが「怪我は大丈夫。握れるんで問題ないかなと。包帯もうっとおしかったんで、もう捨てました」と、サラリと言ってのけた。

 そして、番組企画で負傷し、試合前から懸念されていたヒザの具合については、「試合終わったんで言うんですけど、外側の部分がちょっと欠けている状態だったので、ローキックを蹴られたらヤバイなと思っていた。半月板の損傷はなくて、試合前はほぼ万全な状態まで戻っていた」と告白。

 試合で、相手の斎藤がそのヒザを狙いに来ていたことを明かしつつ「それが戦いですからね」といい、同じく負傷を抱えながらも戦った斎藤の「漢気に感謝」と、試合後のノーサイドな気持ちを述べた。


「先にもらってしまったのでそれは自分が悪い。試合映像をもう1回見たいと思うが、(朝倉は)全体的にパワーは付いているなと感じました。自分のいい組み手をとってもコントロール出来なかったのでパワーは前と比べて全体的についている印象です」と、朝倉のパワーが上がっていたと感じたという。

「1Rはそんなに大きなミスはないかなと思ったが、2Rに先に打撃をもらったのが、それで自分がグラついたというか。そこで朝倉選手が詰めてきたので、そこがひとつの分かれ目だったのかなと思いますね。自分も反撃体勢が出来ていたのに先に当てられてしまったので。もう1回映像を見てみたいです」と、2Rに朝倉のパンチを相打ち気味にもらったのが勝負の分かれ目だったと振り返る。


 2ラウンドのカウンターが勝敗を分けましたが、朝倉の前回の敗戦を踏まえた作戦が上手くハマりましたね。


 この結果を受け、RIZINの榊原CEOは「斎藤裕選手には無理させたかなあと思います。10月24日の敗戦が彼を焦らせたかもしれない」と敗者をおもんぱかった。斎藤はこの試合の約2か月前にDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎から挑戦を受け、2R終了直前にヒザ蹴りで目尻をカットしてドクターストップによるTKO負けを喫していた。

 榊原CEOは「早く(ベルトを)取り戻したい思いと、王座を保持する中で欲も責任感も出た中で(出場強行となった)。少し今日の試合を見る限りではベストなコンディションでないように見受けられました」。未来も左ひざ半月板を痛める中出場しており、ともに万全とは言えない状態だった。

 そうした事情も受け、榊原CEOは「1勝1敗ですから、2022年以降、2人の物語も〝トゥービーコンティニュード〟でいいんじゃないか」と再々戦の舞台を用意することを示唆。「第3戦はGPなのかワンマッチなのかそちらでもいいと思う」と話したが、果たして2人が再び相まみえることはあるのか。

 どちらも強行出場でしたが、3戦目は当分先で良いのでは。


 矢地祐介は「負けた自分が言うのはなんですが、成長したことを感じました」とコメントしています。


 やはり『RIZIN.32』の激闘から1ヶ月で試合をするのは無理があったのでは。


 こちらも『RIZIN.32』の激闘から1ヶ月ですが、シバター戦が流れた件やこれまで大口叩いて戦績が伴ってないことを考えると同情の余地は無いです。


 その『RIZIN.32』で皇治に判定負けし、今回太田忍に2R TKO負けした祖根寿麻が引退を発表。お疲れ様でした。


 MMA5戦目で浜崎朱加に完勝した伊澤星花。扇久保博正優勝と共に今大会最大級のアップセットでしたし、世界を目指せる逸材でしょう。


 このアップセットも凄かった。ジャーマンスープレックスをしたりシビサイ頌真とは気合が違った感じがしました。


 柔術の動きがスムーズで、相当練習していると思いました。


 貴源治改め貴賢神として参戦。パラエストラ大阪に入会したのでMMAに来るだろうなと思ってましたが、結局RIZINでしたか。




 その他RIZIN情報。




posted by ジーニアス at 16:42| Comment(4) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この小ネタ集のような試合後の続報はいつも本当に面白い。管理人さん正月早々ご苦労さまです。
Posted by mk at 2022年01月02日 19:22
諦めなくてよかった。
いいセリフだねえ。
Posted by めでたし at 2022年01月02日 19:45
斎藤裕選手には無理させたかなあと思います

って、その通りだと思うし、斎藤選手以外にも無理させてると思うんで、ねぎらってあげて下さい。表向き上からな意見ばっかりならいいんだけど。
選手の皆さんお疲れ様です!扇久保選手おめでとうございます!
Posted by wmw at 2022年01月02日 21:53
不祥事力士の受け皿になってほしくない。
更生の場、という考えもわかるかなと思いつつも更生できてるとも思わないし。
少なからずRIZINが力士の気持ちの緩みに荷担していると思う。
Posted by 相撲好き at 2022年01月03日 22:01
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