2021年11月29日

『RIZIN TRIGGER 1st』続報まとめ/2022年は3ブランドで17大会以上開催か

まっぷる 兵庫 姫路城・神戸 但馬・淡路島'22


『RIZIN TRIGGER 1st』速報(2021年11月28日)

 こちらの続報。


 改めて全試合結果。なお、観衆は主催者発表で4025人でした。


 2021年11月28日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて、RIZIN初のケージ大会『RIZIN TRIGGER 1st』が開催され、大会後、榊原信行CEOが総括。2022年の予定についても話した。

 まず「グランプリやタイトルを巡る戦いがナンバーシリーズと位置づけさせていただいて、これは今年開催させていただいた7大会くらい来年も開催して基本は大会場で開催していくことを考えています」と、通常のナンバーシリーズは7大会を予定しているという。

「2つめが配信を中心とした10月にやらせていただいたLANDMARK。こちらも今着々と第2回の準備を進めておりまして、これも2022年に関して言うと年間5大会くらい開催出来たらいいなということを考えています」と、第2のシリーズであるLANDMARKは年間5大会を予定。また、リングでやる場合とケージでやる場合があるとも発表し、国外での開催も考えている。

 そして今回初開催した3つめのシリーズであるTRIGGERは「コロナ禍の中で日本人選手たちが本当に奮起してくれて、外国人の来日がなくなってRIZINとしての熱が消えるんじゃないかなってところをピンチをチャンスに変えて日本人選手たちの孤軍奮闘のおかげがあって今のRIZINの熱があるんですが、(外国人選手の入国が可能になれば)日本人選手たちの出場の機会は圧倒的に減ると。そういうところも含めてこのTRIGGERというシリーズが再生と回帰、育成と普及、そして地域活性。この3つを理念に掲げて日本人選手たちがここまで躍動してくれたRIZINのコロナ禍での戦いを継続していくような形で、こちらも5大会から6大会くらい2022年で開催できたらいいかなと」と、日本人選手たちの戦いを中心として年間5~6大会を予定しているとした。

 ナンバーシリーズは以前のように外国人を多数出場させるとのことですが、オミクロン株の水際強化のために外国人新規入国禁止となっただけにどうなることか。なお、今回使用したケージは製造が間に合わなかったことからDEEPのものをレンタルしたとのこと。次回大会(2月)にはRIZINオリジナルの六角形ケージにする予定だそうです。


――今後の目標は?

「まずマイクでも言った通り大晦日試合に出たいと思っているので大晦日に出て、年明けも怪我が無かったら出て、とりあえずは朝倉未来選手にリベンジしてベルトを獲りたいと思っていますね」

――試合後は堀江選手の名前も出していたが、怪我がなければやりたいと思っていた?

「そうですね。やっぱり堀江選手は強いストライカーやし、UFC帰りって肩書きもあるので、試合したかったですね。でも怪我しているみたいなので、楽しみはもうちょっと先に置いておこうかなと思います。それで狙いをサラリーマン(弥益ドミネーター聡志)に変えました」

――そのドミネーター選手を指名した理由は?

「元々、朝倉戦以前からドミネーター選手とやりたかったので、振り出しにじゃないですけれどそこに戻ってまた積み重ねていってやろうかなという意味で。ドミネーター選手が前からやりたいと言っていたので、指名させてもらいました」

――そのものもらいはいつくらいから?

「ものもらいは試合の5日前くらいにもらって。試合が近付くにつれてだんだん酷くなっていった(笑)。僕は今までものもらいとかもらったことなかったので、これは逆にこのタイミングでもらうのは何かあるなと。逆に持っているなと思いましたね(笑)」

 萩原京平がコメント。


 堀江は「KOしたかった」と倒しきれなかったことに悔しさを滲ませたが、「相手の気持ちが強くてタフでした。1Rの序盤で右の拳が折れてしまって、それでKO出来なかったところはありました。それ以外のところでは、MMAとして勝てたので良かったです」と総合力で勝てたことに手応えはあったようだ。

 1Rの打撃の攻防で、痛めた右拳は今年9月の佐々木憂流迦戦からのダメージによるもの。ドクターからは骨折の可能性があると伝えられおり「まずは拳をしっかり治して、次に向けて頑張りたい」と治療を第一優先に今後の戦いに向かう。

 堀江圭功がコメント。2ラウンドからテイクダウン狙いに切り替えてましたが、そういうことでしたか。


 青木は住村竜市朗のセコンドとして会場入りし、皇治とともにサポートした。試合後、帰りの新幹線からご丁寧にも電話をかけてくると「じゃあ、始めよう」と語り出した。まず矛先を向けたのは、メインで昇侍に2ラウンド(R)TKO勝ちした萩原だ。

 10月に朝倉未来に敗れたが、再起戦で勝利したことで大みそかの弥益ドミネーター聡志戦を要求した。これについて青木は声をしゃがれさせる。

「指名するのそこじゃねえだろ! とりあえずそこは、あさく…あ、今、東スポってこの名前を言ったらダメなんだっけ? そんなことない? だったら朝倉未来の名前を出さないと。その上で最終的にそこ(弥益)になる分にはいいわけじゃん。最初からど真ん中にストライク投げてどうするんだよ。彼はプロレスを見た方がいい。それか青木再生工場に来い!」

 困ったことに今日も〝絶口調〟だ。困惑するこちらに無配慮なまま「それと俺たちの奥田啓介だけど…」と続ける。RIZIN2戦目となったドラゴンゲートの奥田は、柔術家のグラント・ボグダノフ(米国)に組みつくも、リアネイキッドチョークで一本負けした。

 青木は「グラップラー相手に自分から組みにいくっていう…。理解に苦しむよ。自分から負けにいったようなもんだろ。こっちが絶縁したいくらいだ」と切り捨てた。

 だがRIZIN初のケージについて聞くと「ルールの細かいところをこれからどうしていくかですよ」と珍しく真剣なトーンになった。セコンドに就いた住村は木下憂朔の踏みつけで失神KOをし、一度は負けとされた。だが金網をつかんでの踏みつけは禁止のため、一転して木下の失格により勝利をつかんだ。

「でもさ、金網で踏みつけありだったら本能的につかむでしょ。他の団体? だいたいが踏みつけ禁止だからこういうことは起きない。そのへんをどうするか。こういうことがあるから、どうしてもケージはルールがアメリカンに寄っていっちゃうんだ。そこをRIZINはどうしていくか」と熱弁を振るった。

 青木真也が『RIZIN TRIGGER 1st』に言及。


 ダイキ・ライトイヤーに敗れた釜谷真、今度こそ引退のようです。





 その他RIZIN情報。


 アンケートもやっています。




posted by ジーニアス at 20:39| Comment(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
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