<RIZIN>“朝倉未来を落とした男”がさらに有利に? 金網に囲まれて戦う《ケージ》導入で格闘技界はどう変わるのか(布施鋼治)#総合格闘技 #MMA #RIZIN #RIZIN_TRIGGER #UFC https://t.co/7DB0tra8vY
— Number編集部 (@numberweb) November 2, 2021
『RIZIN TRIGGER』ではケージが導入されますが、Number Webにその件についてのコラムが掲載されています。一部を引用。
UFCの場合、スタート当初はオクタゴンによって暴力性や残虐性をクローズアップしていたことは否定できない。ベアナックルで殴り合い、金的もありというルールはストリートファイトの延長と見られても仕方なかった。それでも回を重ねるごとに、UFCはスポーツの方向にシフトチェンジしていく。「暴力的」「反社会的」ということを理由に、UFC反対のムーブメントの急先鋒に立ったジョン・マケイン上院議員は「人による闘鶏」とこき下ろした。UFCが真っ当な競技として生き残る方向に舵を取り直したのは必然だった。
そうした流れの中、2000年になるとニュージャージー州のアスレチック・コミッションがユニファイド・ルールの下でMMAの試合を行なうようになり、以後他の州もこのルールに準拠したルールでMMAの大会を認可するようになる。 断っておくが、ユニファイド(統一)といっても、地域によって全ての項目が統一されているわけではない。アメリカでも州ごとに細部の規定は異なる。ちなみにこのルールでは試合場はケージだけではなく、リングでもOKと規定している。
にもかかわらず、アメリカにおいてMMAの試合場はケージが主流になっている。なぜか? RIZINでも審判を務める松宮智生(JMOC[日本MMA審判機構]副会長/清和大学准教授)氏は「ケージの方が環境としてフェアだから」と分析する。
「リングだとロープが邪魔になり、レフェリーが介入しなければならないことがある。レフェリーもケージの方が裁きやすい」
例えば、リングでのMMAだと試合中にレフェリーが「Don’t move」をかける場面がある。ロープにもつれたり、場外に落ちそうな展開になると、試合を展開しやすいスペースに両者の体を移動させたり、向きを変えたりするためだ。
対照的に試合場がケージになると、レフェリーがストップをかけるケースは激減する。ケージを壁に見立てると、グラウンドの展開でも動きが起こりやすく、試合の流れが阻害されにくくなるからだ。またリングを囲む4~5本のロープもないので、その隙間から選手がリング下に落ちる危険もない。
RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザや、朝倉未来を失神させたクレベル・コイケの台頭で脚光を浴びるボンサイ柔術勢の場合、試合場がケージになったらリングのとき以上に活躍する可能性が高い。彼らは総じてグラップラーで、ケージを壁にするとロープでは不可能だった柔術系の攻撃のバリエーションが格段に増える。
世の中の流れとして、日本でも試合場はケージにシフトしていきそうな勢いながら、リングにはリングのメリットがある。松宮氏は「そもそも格闘技が生まれた場所はリングだった」と考える。
「格闘技=リング。格闘技にはリングとともに歩んできた歴史がある。ややこしい『Don’t move』もゲーム性を含んでいると捉えることもできる」
去る10月24日、横浜・ぴあアリーナMMで開催された『RIZIN.31』を筆者は2階席や3階席から観たが、非常に見やすかった。観客の目線を考え、主催者はロープを細くするという工夫をしていたからだ。正直、ケージだと、ここまで見やすくはない。金網を支える支柱や金網そのものが視界を妨げるからだ。また設営という観点から見れば、リングの方が安く設営時間も短いというメリットもある。
リングとケージのメリット・デメリットを比較してますが、この記事だけではリングの方はメリットしては弱い感じがします。
世界で活躍できる選手をどんどん排出してほしい。
「見やすい」しかメリット無いじゃん。
しかも競技としてのメリットじゃないし。
RIZINはRIZINで他に類を見ないルールと併せて独自の進化と世界観を目指す方向でやっていって欲しいですね。一方で今度のトリガーのようにケージにしてみたりと、試行錯誤の道を残すのも良し。
ケージにしなければ世界基準の選手も生まれない、ということにはならないと思います。
当然練習の仕方や身につけるべきスキルも変わって来る。
昔なら日本がMMAの中心だったので向こうがこっちに合わせてくれていたけど、今は逆転。
海外に行ったらこちらが向こうに合わせないと行けない。
ケージ前提で技を磨いてきた選手とそうで無い選手、特に同じくらいの実力で有れば当然前者が有利になります。
国内の最高峰がリングで有れば国内選手はリング向けの練習が主になってくるので海外でも通用する選手は出にくくなります。
あれが許されるのはプロレス用のマットだから柔らかい故というのを聞いた事があるが、
実際はどうなんだろ?
プロ興行において、「見やすさ」は収入=存続に直結する重要なファクターでしょ。
PPVが定着してるアメリカとは、そこらへんの事情が違うのかも。
網目は細かいので客席からはほとんど何もないように見えますよ。
見やすさは変わらないと思います
アメリカでもPPVが定着してるのは、MMAではUFCだけとリングのボクシングぐらいですし
フェデレーション構想なら独自ルールだけでなく、金網も有った方が良いのかな
選手弱いくなって世界で対応できないよりマシ
日本人に有利だからリングで…って内心思ってる人が擁護してそう
<ケージを壁にするとロープでは不可能だった柔術系の攻撃のバリエーションが格段に増える。
例としてどんな技があるんですかね?大変興味深いです。
したら見難いのは難儀だろう。
自分もそうだけど、だったら会場に足を運ばずに
モニター越しで良いかとなる。
ただ地方に住んでいて生観戦しない人
に言わせたらそりゃケージの方が良いだろうけど。
要はゲート収入がどのくらいの比率を占めてるから?
って話と思う。
ケージにしたから会場行こうかな?
ケージにしたからPPV買おうかな?
ってファンがもしいるのなら変更する意味あるかもしれないが。
ケージにすべき。
ケージにしても見やすさはそんな問題にならないと思う。UFCはppvだけじやなくて、会場にもたくさん入ってるんだから
それより「レフェリーもケージの方が裁きやすい」の方が知らんと思う。
今成vs瀧澤戦も金網で行止まりだったら決まってたかもしれないし、
未来もロープ掴んでテイクダウン防ぐ場面多いし。
ロープ掴む反則って反則だけどペナルティ殆どないからやったもん勝ちになっちゃうし、
サブミッション決まり掛けてるのを場外に出ようとして、ドントムーブで中央で逃げるスペースと体制もズラしたりする場面多いからロープでのMMAってモヤモヤ残る試合多いと思う。
サトシも9.3のYouTubeの質問コーナーで自分は寝技が好きなのでケージの方が良い、
リングはロープが面倒になる時があるのでケージの方が好きだと発言していますね。
格闘技を観てるコチラとしてはストップドントムーブのゲーム性には飽きてるし、ロープ掴み、跨ぎ、引っ掛けが技術になりつつある現状に公平性無いと思ってる。ケージのライジン観たいよ。
おじさん達が大好きなマッハさんみてえに正直に言いなよ
「相手の土俵でなんてやるもんじゃなかった。ケージもうやりたくない。つまらない。今さら新しい分野に挑戦したくない。」
ってさ
それなのに寝技師がケージの方が良いって言うのは、よっぽどリングが嫌なんだろうな。