2021年10月26日

『RIZIN.31』続報まとめ/榊原CEOが年末のフェザー級タイトル戦線、来年のフェザー級GP構想に言及

Fight&Life(ファイト&ライフ)(vol.87)


『RIZIN.31』速報(2021年10月24日)

シバターが11.20『RIZIN.32』ボビー・オロゴン戦の可能性を否定(2021年10月25日)

 こちらの続報。

Yogibo presents RIZIN.31 試合結果一覧(RIZIN)

 改めて全試合結果。なお観衆は主催者発表で4866人でした。


 立ち上がった斎藤は「まだできる!」と試合続行をアピールした。
本当は続行したかった。もらってしまった自分が悪いが、あと5分、最後までやらせて欲しかった
 だが、下されたジャッジは覆らない。控室で6、7針を緊急縫合するほどの大きく開いた傷口で続行は不可能だった。試合後は、人相がすっかり変わってしまうほど、右目の周囲が大きく腫れあがっていた。

 新王者は、インタビュールームでは冷静に喜びを噛みしめた。
「普通に嬉しい。このチャンスをアピールして実現して結果につながったことが嬉しい。ベルトも嬉しいが(自分で)流れをつかみ取れたことが嬉しい」

跳びヒザ蹴りは“打倒斎藤“の秘密兵器だった。
「狙っていた。ラウンド目に距離感を調整して、インターバルが終わった瞬間に次狙おうと。あのタイミングがちょうど。体が勝手に反応した」
 所属のジムK-Clannの元DEEP2階級制覇王者でもある横田一則代表に授けられた必殺技。斎藤が牛久のタックルを警戒していることの裏をかいた。
「タックルを切ることを考えると重心が下にいく。そこに上を狙って跳びヒザを狙えば入ると思っていた」
 一方の斎藤は牛久の1ラウンドの動きとセコンドの声で跳びヒザ蹴りを狙っている作戦は読んでいたという。「作戦を立てて挑んでいた感じがあった。セコンドの指示でそういう気がした。事前に準備した技だ」
 だが、その罠に、はまってしまった。
 なぜなのか?
「映像を見直さないと…。タイミングがあってしまったのか…反応はできていたと思う…一発の怖さというか、もう少しなんとかしたかったなという思いがある

 描いていた大晦日構想が崩れた榊原CEOは、嬉しい悲鳴である。
「主催者としてチャレンジングだが実りの多い大会となった。想定していた未来の絵が全部崩れて、年末にどうマッチメイクで、どうストーリーで進めるか、白紙に戻して考えるほど新しい選手の躍動がみられた。今後の展開の中で2人の再戦も見たいと思っているファンもいる。そういう機会を作っていければいい」
 斎藤の怪我の回復を待って牛久とのリマッチを行いたい考えは示したが、大晦日に牛久対朝倉戦をセットするプランには消極的だった。
「牛久が、どういうドラマが見せていくかの期待はあるが、ここからがスタート。牛久vs朝倉戦に一足飛びにもっていく感じではない。ファンの声に耳を傾けて、ひとひねり、ふたひねりする必要がある」
まだネームバリューも実力の証明も足りないとのプロモーターの判断も理解できる。

 減量や怪我を理由に参戦オファーを断ったクレベルサイドへの不信感は消えていない様子で、電撃和解でもない限り、現段階では、朝倉vsクレベルの再戦も榊原CEOの頭の中にはない。ただ、来年以降に関しては新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かっていることから外国人選手の参戦が緩和されそうな動きもあり「来年には海外勢を入れてフェザー級のグランプリをやりたい」との構想が浮上したことも明かした。

 フェザー級戦線は金原正徳の言うように横一線なのかもしれません。誰が勝っても負けてもおかしくない。


 これに対し、未来は「あー。まあ、俺は誰でもいいから大晦日求められる相手とやるよ」と投稿。斎藤を「華がない」「求心力がない」「チャンピオン失格」などと挑発してきたが、宙に浮いたことをあっさり認めた。

 さらには「なんだかんだでクレベル選手が頭抜けてるよ 今日の2人より強いと思う」と続けてツイート。自身が今年6月の東京ドーム大会で一本負けを喫したクレベル・コイケ(ブラジル)を持ち上げるとともに、RIZINフェザー級の前王者と新王者を〝ディス〟ってみせた。

 とは言え朝倉未来もクレベル・コイケに勝てるチャンスはあったわけで。


「まず、最近のRIZINって想定していた勝ち負けが崩れることが多いじゃん。これはなぜかというと、結局みんな、実力がないってことに尽きるんだよ」

「外国人選手を呼べないっていうのもあるんだろうけど。斎藤も、そんなに強くないっすよ。みんなが思っているほどは。確かに実力的には牛久より上だったと思うけど、その差は本当に多少。どれくらい多少かというと、奥田啓介がRIZINに出ちゃうくらい多少」

 そして2R終盤に牛久の放った飛びヒザ蹴りが斎藤の眉間を割って大流血しドクターストップとなったが、これは「偶然です」と断言する。「ゲームとしては両者、我慢するタイプなので基本的に動きがなかった。2R中盤からようやく動き始めて、その矢先だった」とした。

これからRIZINのフェザー級はガチャを回すような時代になるね。誰が出てもおかしくない」

 青木真也がフェザー級戦線を分析。


 そして、一部報道で「消滅か」ともされた那須川天心vs武尊のドリームカードについて聞かれると、「いろいろ皆さんも期待を持っていただいて、どうなるかということの結果が出るのを待っていると思いますけれど、現状は本当にノーコメントとしか言えないですね」と、ノーコメント。

 しかし「知らないのにみんなが知ったかぶりして、僕の周りにも何人かいますけれど、誰にも話してないですし、話すべきタイミングじゃない。そういうことが疑心暗鬼を生んで、実現するものも実現しなかったり、お互いが違う方向で答えが出せなくなってしまったりすることになりかねないので、正式に決まった時点でアナウンスさせていただきたいので、少し皆さん冷静に、結果がどうあれお時間をいただければと思っています」と、正式なアナウンスを待ってほしいと呼びかけた。

 結局日刊スポーツの飛ばし記事で関係者もファンも戸惑っただけということでしょうか。


 6月のシビサイ戦に敗れた後、米国に渡り、サンディエゴで柔術、ラスベガスでは、UFC、ベラトールのトップファイターたちとスパーリングを積んできた。柔術、レスリング、組み、寝技が中心で、MMAのスパーリングも重ねたが、特別に打撃系のトレーニングを積んだわけではなかった。打撃をインスパイアされたのは、帰国後、K-1、クラッシュなどで活躍している選手とのスパーリングを行って「磨いたもの」だという。
 RIZIN参戦3戦目では、宮本和志をKOした後にも、興奮して攻撃を止めず、両陣営乱れての乱闘騒ぎとなり、ファイトマネーの25%相当の罰金を科せられた。だが、この日は、相手がうつ伏せに倒れるのを確認すると追撃の一打は放たなかった。
レフェリーの動きが見えた瞬間にやめた。精神的に強い選手にならないと

 プロデビュー3戦目にして初黒星を喫したSAINTはスダリオを称賛した。
「私がミスをしてしまった。スダリオは、ベリーストロングファイターだ。アメリカ合宿の勢いを持ってくると思っていたが、本当に強い選手だった」
 その肉体も、すっかり相撲取りから総合格闘家仕様へと変貌を遂げた。124キロで渡米したが、帰国時には、115キロにシェイプアップされていた。
大好きな”スイーツ断ち”をして肉体を改造。もともと体脂肪は、17パーセントに抑えていたが、さらに低くなっている可能性があるという。パワーに加え、俊敏さとスピードがついてきた。
 榊原CEOも「スダリオはシビサイに負けた悔しさを持って渡米して、しっかりとトレーニングをしてきた。ヘビー級も、今後力を入れていけたらいいと思う大会だった」と評価した。大晦日大会への参戦も確実だろう。
 スダリオが求めるターゲットは、当然、シビサイとのリベンジマッチかと思われたが、意外なコメントを口にした。
(シビサイ戦は)すぐには無理だろうと思っていて。リベンジには、そこまで固執していない。国境が開けば、海外選手と優先的にやりたい

 シビサイ頌真戦からだいぶ進化したようには見えました。


――下からの蹴り上げが有効でしたが練習していた?
「あれは練習してないです(笑)。本当に試合をやってる時にパッと思いついたことなので。練習ではあの展開にならなくてやってないですね」

――このまま勝ち進めば浜崎選手との同門タイトルマッチもあるかもしれないが?
「練習では全然かなわないので、そこは考えてないです(笑)」

――同じ階級の相手だったら1Rの腕十字は極められたのでは?
「本来の階級でも寝技が上手い選手であればっポイントを抜けられたら取れないですし、そこは同じ階級ならどうこうはないです」


――判定2-1の結果をどう受け止めている?
「大島選手は凄く強くて、自分の負けを認めています。パワーもあるし、階級一個下だけど凄く強かったです」

――今後の展望は?
「……(沈黙)また落ちてしまったのであとは上がるだけだと思います」

 体格差はかなりあったのに強かったですねぇ。


 ――リングに上がると決めた理由は

 ボビー 俺の冠番組で「みそぎの旅」をやってるわけよ。そこで「日本では、世間を騒がせたらみそぎしなきゃいけない」と言われたわけ。それで「みそぎで格闘技やれ」って武井壮に言われて。そのままカマバキバラだっけ? タカギバラだっけ?

 ――榊原(さかきばら)CEOのことか

 ボビー なんでそんな難しい名前なの? すげえな、あいつ。本名なの? だけど、本当に今回はボビー・オロゴンというものをお茶の間に見せたいと思ってるし、本当にこの舞台を考えてくれた、カカ…。

 ――さか…

 ボビー サカキバラさんに感謝したいし、いくら「みそぎで出ろ」と言われてたとはいえ、真剣にどんな相手でもぶっ倒したいと思ってます。

 ――話を戻すと出場のきっかけをつくったのは武井壮だったと

 ボビー そう。その番組で、武井壮がRIZINの社長に電話して「ボビーを出してください」って。どうせそんなの嘘だろうと思ったら、本当になっちゃったから。だったら、本当の〝もす〟の世界というのを、口だけじゃないというのを、サカキバラさんにしっかりお見せしたいと思ってます。

 何がどこまで本当なのか分からないですが…リング上での言い間違いネタは隔世の感がありました。

牛久、斎藤、大島、浅倉 Yogibo presents RIZIN.31 試合後インタビュー vol.1(RIZIN)

スダリオ、SAINT、金原、アキラ、阿部 Yogibo presents RIZIN.31 試合後インタビュー vol.2(RIZIN)

中村大介、新居、白川、山本 Yogibo presents RIZIN.31 試合後インタビュー vol.3(RIZIN)

伊藤裕樹、中村優作、吉成、石川 Yogibo presents RIZIN.31 試合後インタビュー vol.4(RIZIN)

伊藤盛一郎、橋本、奥脇、老沼 Yogibo presents RIZIN.31 試合後インタビュー vol.5(RIZIN)




 その他RIZIN情報。




posted by ジーニアス at 11:23| Comment(4) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
牛久vs斎藤の再戦と未来vsクレベルの次期挑戦者決定戦ぐらいかな。
Posted by mk at 2021年10月26日 15:27
>>牛久vs斎藤の再戦と未来vsクレベル

または、牛久vsクレベル、斎藤vs未来でしょう。
この4人ならクレベルが頭一つ抜けてはいるが、外国の強豪をRIZINのフェザー級でも組み込ませたい。
世界的に見るとUFCのフェザー級のランクで言えば10位以内に誰も入らないと思う。
Posted by fightclub at 2021年10月26日 18:36
クレベルコイケでも世界ランキング50入ってないんじゃない
ufcに行ってもプレリムレベルだろうし
Posted by あ at 2021年10月27日 08:18
>クレベルコイケでも世界ランキング50

さすがにランキング50以内は入ってると思いますが、、
青木同様、寝技そのものだったら世界ベスト10には入ると思いますが、世界のトップは寝技まで持ち込ませてくれないのでしょうね。
Posted by fightclub at 2021年10月27日 13:26
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