2021年10月03日

『RIZIN LANDMARK vol.1』続報/榊原CEO、U-NEXT撤退の可能性を示唆/春日井“寒天”たけしが引退を表明 etc.

Fire TV Stick 4K - Alexa対応音声認識リモコン付属 | ストリーミングメディアプレーヤー


『RIZIN LANDMARK vol.1』速報(2021年10月02日)

 こちらの続報。

+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.1 試合結果一覧(RIZIN)

 改めて全試合結果。


 総合格闘技イベント「RIZIN」が2日、初めて仕掛けたPPV(有料配信)方式の異例のスタジオマッチ「RIZIN LANDMARK vol.1』がとんだトラブルで出鼻をくじかれた。同イベントは、有料配信サイトの「U―NEXT」で午後6時30分からライブ配信される予定で試合開始は午後7時に予定されていたが、配信直前に購入アクセスが殺到したためにサーバーがダウン。試合開始が1時間遅れる事態となり、一部のWEBプラウザが復旧せず、設定された視聴料金が3800円(税込)と安くはなかったため、SNSやネット上では「つながらない」「金返せ」「時間を無駄にした」などの炎上騒ぎとなった。試合後、榊原信行CEOは、謝罪と共に視聴できなかった購入者に払い戻し対応する方針であることを明かし、「今後、この大失敗を教訓にして次へ進みたい」と反省を口にした。

 榊原CEOの説明によると、配信に障害が発生したのは番組開始直前になって購入申し込みを行うユーザーが殺到したことが原因。UーNEXTでは、これまで音楽ライブなどの配信を行ってきたが、格闘技系のライブ配信は初で、榊原CEOは、事前にUーNEXT側に「格闘技は間際の購入が多い」との特性を伝えてあったが、試合開始まで1時間を切ったあたりから殺到した想像を超えるアクセスに対応ができなかった模様だ。
 当然、現場の舞台裏はパニックに陥った。狭い会場でのスタジオマッチだったが、無観客ではなく、約90人の観客を入れていたため、復旧しない最悪の事態も想定して、榊原CEOは「他の配信方法を考えるか、ライブ会場だけのイベントにしてPPVをあきらめるか」などのやりとりがあったことを明かしたが、1時間の遅れで、なんとか一部を除き復旧させてイベント開催にこぎつけた。

 最終的な契約視聴者数は明らかにされなかったが、U―NEXTで過去にライブ配信されたサザンオールスターズ、B'zらの超ビッグアーティストの契約視聴者数を上回り、UーNEXT過去最高の数字を叩き出したという。
「格闘技の力、RIZINチームの力を示すことはできた。しっかりと見れたお客様には楽しんでいただけたのではないか」
 ただ日本の格闘技界のPPVで過去最高の契約数を記録した2002年8月に国立競技場で行われた「Dynamite! SUMMER NIGHT FEVER in 国立」での10万件には及ばなかったという。
 この大会はセミファイナルでバルセロナ五輪柔道金メダリストの吉田秀彦氏が総合格闘家としてデビューし、ホイス・グレイシーと戦い話題を集めていた。
「僕らが目指すのは、この数字じゃない。海外でのタイソンやメイウェザーとローガン・ポール戦は100万件を超えている」
 全米では、15年ぶりにリング復帰した54歳の元世界ヘビー級統一王者のマイク・タイソンとロイ・ジョーンズ・ジュニアのエキシビションのPPV購入者数は視聴価格が49.99ドル(約5500円)で160万件、那須川天心と戦った無敗の元5階級制覇王者、フロイド・メイウエザー・ジュニアと人気YouTuberローガン・ポールとの異色マッチも100万件の購入者数があった。まだ米ビジネスの域には、足元にも及ばないが、RIZINは、この方式に新しい可能性を見出そうとしている。

 今回、U―NEXTがプラットホームとしての脆弱性を露呈したため、「今後、U-NEXTと共に進むかどうかも含めて検証しなければならない」と、榊原CEOは、配信会社の変更の可能性も匂わせた。だが、実験的イベントの旗揚げ戦をU―NEXTと組んだ狙いには、映画や音楽、アニメなどコアな格闘技ファンとは志向の異なった会員を多数持っているという点がある。格闘技ファンの層をコアからライト層に広げるきっかけになればという観点だ。
 これまで大晦日大会では、視聴率戦争に勝利するため、格闘技ファン以外の層を勝ち取るための異色カードを用意するなどの仕掛けをしてきたが、今回のイベントもある意味、新しい市場の開拓になればというチャレンジでもあった。
「いずれにしろインフラの整備が必要。直前の申し込み殺到を避けるため、事前購入者には500円を割引きするなどの特典もいるのかもしれない。今回の大失敗をプラスに変えて次へ進みたい」と榊原CEO。

 それにしてもU-NEXTのサーバーが弱かったせいで1時間遅れは参りましたね。

https://2020live625.southernallstars.jp/

 ちなみに「RIZINがサザンオールスターズ超え」と誤解してしまう方もいるかもしれないので説明すると、サザンが昨年6月25日に無観客ライブをした時は、U-NEXTを含む8つのプラットフォームで同時配信したのでユーザーがバラけましたが、今回の『RIZIN LANDMARK vol.1』はU-NEXT独占配信だったので、トータルの契約者数はサザンの方が圧倒的に多かったと思われます。

朝倉未来、萩原京平など、+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.1 試合後インタビュー vol.1(RIZIN)


——「RIZINのチャンピオンベルトを巻きたい」と明言されていましたが、それはどういう心境からベルトと言うのを具体的に目指したいとなったのか教えていただけますか?

朝倉 なんかRIZINをもっと盛り上げたいんですけど、そうなるとやっぱり俺が巻かないともっと盛り上がらないのかなというふうに思っていて、RIZINのチャンピオンベルト、フェザー級のチャンピオンベルトはたぶん俺が一番似合うと思うので、そこっすね。あと今までも俺が引っ張ってきたという自負があって、そこも含めて、あとリベンジしたいというのも含めてチャンピオンベルトを巻きたいということです。

——先日は海外ということも口にされていましたけど、それよりもまずRIZINを盛り上げたいという思いが強くなったということですか?

朝倉 海外云々って、まだリベンジしてないので行けないので、まずはリベンジしてRIZINのチャンピオンベルトを巻いた先に、景色が変わるかもしれないですけそ、今いきなり海外って言ってもおかしいやつになっちゃうので。まずはRIZINのチャンピオンベルトです。



——対戦を終えて、相手の印象は違いましたか。

萩原 思ったよりもテイクダウン取ったあとのトップコントロールが想像していたよりも上手かったなと言う感じですね。

——試合を終えたばかりですが今後の展望を教えて下さい。

萩原 この負けは絶対にやり返さないとアカン負けなので、そこに辿り着くまでに死物狂いで練習して、試合もバンバンやっていって、最短ルートで朝倉未来に辿り着きたいなと思っています。

——試合中になにか言葉を交わしているような場面が見られました。あるいは試合後、何か言葉を交わしましたか?

萩原 試合後は「また絶対やり返すから」と言うことを伝えました。


今成、春日井、渡部、内藤 +WEED presents RIZIN LANDMARK vol.1 試合後インタビュー vol.2(RIZIN)


——久しぶりの勝利でしたけど、勝利した瞬間の感情はどういったものでしたか?

今成 腕がポキポキって鳴っても、参ったしないんですよね。だから、これ以上どうしようかな〜と思ってセットし直したところで参ったしたので「あ、そうか」って感じっす。

——その時は今成選手は嬉しい感情こみ上げました?

今成 嬉しいと言うか、しばらく勝ってなかったので「良かったな」という感じですかね。

——腕関は何段くらいですか?

今成 え、わかんないっす。でも同じくらいじゃないですか?たぶん。

——腕関も十段?

今成 はい、そう思っています。

——この勝利で、自分はまだまだ行けるなと確信が持てましたか?

今成 この勝利がなくても自分はまだまだ行けるとずっと思っていますからね。

——ちなみに目標としては何歳くらいまで考えてますか?

今成 とりあえず、65歳くらいまで。あと20年くらい(笑)



——試合後の率直な感想をお聞かせください。

春日井 今成さんが強くて極められました。応援してくれたファンの皆さま、ありがとうございました!自分が弱くてこういう結果になってしまいました。折角いただいたこの大きい舞台に2回も出させてもらって、2回とも負けてしまって、本当に申し訳ないなと思っています。

春日井 僕はずっとUFCっていう、世界最高峰の舞台をずっと目指していたんですけど、自分の実力がやっぱりなくて、その夢を諦めて、次は日本で一番デカいRIZINに立ちたいという方に切り替えて、それでその夢は叶って出させて頂いて、もっともっと活躍して、志村道場と、地元の岐阜県恵那市の山岡町は寒天が名産で、その素晴らしい寒天を全国区にしたいなという気持ちでやってたんですけど、僕はもうここまでだなと今日自分でもはっきりしたので、応援してくれた皆には本当に申し訳ないんですけど、僕はここまでの選手でした。今までありがとうございました。

——今の発言は、現役を引退するということですか?

春日井 はい、現役を引退します。悔いはないです。

——引退されることに関しては誰かと話しはしましたか?

春日井 帰る時に、志村代表には一言伝えて、もう身体もボロボロですし首も悪いので。もっと本当は活躍したかったですけど。志村道場と山岡町を全国区にしたかったんですけど、色々ジムも移籍して、志村代表が居なかったら僕は格闘技を続けてこれなかったので、館長に恩返ししたかったんですけど、大晦日闘いたかったんですけど、そこで志村道場と山岡町を全国区にしたかったんですけど…。

春日井 もともと僕はそんなにスポーツとか得意じゃなかったですし、それでもここまで頑張ってこれたのは自分の中で誇りにしたいなと思っています。応援してくれたみなさま、ありがとうございました!

 春日井“寒天”たけしが引退を表明。お疲れ様でした。


 アンケートやってます。サーバーダウン問題の苦情が多く来そうですが…。

posted by ジーニアス at 23:39| Comment(4) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バラさんの言う通り直前のアクセスをバラけさせるのであればそれだけで事は済みますが、Dynamiteの時を目指すのであればプラットフォーム増やすのが得策ですかね。LIZINLive、EXcitingと外注とはいえ独自のPFが2つもあるし。ただスタジオマッチという事で出来るだけコストは抑えたいでしょうね。個人的には開始後安定性が高いU-NEXTでやって欲しい。
Posted by ウソコビッチ at 2021年10月04日 07:33
寒天の試合はよかった。アグレッシブに勝負したから極められた。
それだけの事。プロらしい試合だった。
Posted by 000 at 2021年10月04日 10:34
未来は柔術で言うなら青帯かな?
試合見たけど、青木も酷評してたね
Posted by あ at 2021年10月04日 12:42
U―NEXTくらいしか買い手付かなかったんだと思ってた。
Posted by 田村潔司 at 2021年10月05日 01:39
コメントを書く
コチラをクリックしてください
記事検索