2021年09月17日

元UFCウェルター級暫定王者カーロス・コンディットが引退


Carlos Condit(Sherdog)

 カーロス・コンディットがMMAを引退することをMMAFightingがマネージャーのマルキ・カワから確認したとのこと。

 コンディットは現在37歳のアメリカ人でMMA戦績32勝14敗(UFC戦績9勝10敗、WEC戦績5勝0敗)。元UFCウェルター級暫定チャンピオン&元WECウェルター級チャンピオン。UFCではパフォーマンスボーナスを7度獲得しています。来日経験もあり2003年9月のシュートボクシングの大会でアンディ・サワーに5R TKO負け、パンクラスでは2005年から2006年にかけて4試合しており戦績3勝1敗。1敗は2005年10月の北岡悟戦で1Rヒールフックで敗れています。

 2007年からWECと契約し2戦目で早くもジョン・アレッシオとウェルター級王座決定戦を行い2Rリアネイキッドチョークで勝利し新チャンピオンに。WECがUFCと統合されるまで3連続防衛しており、その中には三浦広光戦(4R TKO勝ち)も含まれています。三浦戦はファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスも獲得しました。

 2009年からWECチャンピオンの肩書きを引っさげてUFCに参戦したものの、初戦でいきなりマルティン・カンプマンにスプリットデシジョンで判定負け。しかしその後4連勝し、ジョルジュ・サンピエールの長期欠場を受けて2012年2月の『UFC 143: Diaz vs. Condit』でニック・ディアスとウェルター級暫定王座決定戦を行い判定勝ち、暫定チャンピオンを戴冠しています。その後2012年11月の『UFC 154: St-Pierre vs. Condit』でジョルジュ・サンピエールとの王座統一戦では判定負けし、以降は苦戦することが多くなっていました。

 最近は今年7月の『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でマックス・グリフィンに判定負けしており、これが現役最後の試合となりました。




posted by ジーニアス at 12:18| Comment(11) | UFC | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
GSP、ジョニヘン数々の熱い戦いをありがとう
Posted by 山本山 at 2021年09月17日 14:47
ファイトスタイルも見た目も立ち振舞も好きでした
Posted by 骨骨 at 2021年09月17日 17:38
強かったよなあ。
そういや一時半引退してた時経営してた、ニトロコーヒーはどうした?

自分の中ではドンヒョンにくらわせた飛び膝が印象的。
ドンヒョンも応援してたけど、どうしているのか。。
Posted by tkmc at 2021年09月17日 17:41
全盛期の殺気みなぎる佇まいがとても印象に残ってます。中でも、やっぱりダン・ハーディー戦、凄かった。
お疲れ様でした。
Posted by 43番 at 2021年09月17日 17:59
GSPに当てたハイキックは燃えたなぁ、、、
ローラー戦も熱かった
Posted by ななな at 2021年09月17日 18:37
コンディットの戦績は32勝14敗ですよ。
Posted by レイ at 2021年09月17日 19:33
明らかにスピードが落ちてきたからいい潮時・・・
・・・と書き込もうとしたが皆の温かいコメントを読み自分の畜生具合を反省。
Posted by スラッカー at 2021年09月17日 20:01
>レイさん
ご指摘ありがとうございます。直しました。また何がありましたらよろしくお願いします。
Posted by ジーニアス at 2021年09月17日 20:02
ローラー戦は勝ってた、お疲れ様でした
Posted by 名古屋 at 2021年09月17日 20:53
ドンヒョンの膝とGSPのハイキックには痺れたな。
お疲れ様でした。
第二の人生も応援してます!
Posted by GGG at 2021年09月18日 12:49
引退したGSPに自分のキャリアで最も誇りに思う瞬間はコンディットのハイキックで
ダウンしたが立ち上がる事ができた時と言わしめたのが強く印象に残っています。
Posted by Machiavelli at 2021年09月18日 18:59
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