Dan Hardy no longer ‘working directly’ with UFC after ‘disagreement’ with employee(MMAFighting)
ダン・ハーディーがUFCの女性スタッフと口論になったことからコメンテーターを解雇されたことをThe Wrestling Observerが確認したとのこと。この報道に対しハーディーは「もうUFCとは直接的な仕事はしていない。女性とかそういうのは関係ない。意見の食い違いがあり、回答が欲しかったのに何もなかった」とコメント。
ハーディーは昨年7月の『UFC on ESPN 14: Whittaker vs. Till』で行われたフランシスコ・トリナルド vs. ジェイ・ハーバートでも、レフェリーのハーブ・ディーンが試合を止めるのが遅すぎたと口論になっていました。この時はハーディーには処分はありませんでしたが、今後レフェリーと揉めることがあった場合は容認できないと注意を受けていました。
Dan Hardy wants release from UFC fight contract(MMAFighting)
その後ハーディーはファイター契約が残っていたことからUFCにリリースを要求していることを明かし以下のコメント。
「ひとつの契約が終了するのでファイターとしての契約も終了するのが理に適っている。そうすれば次の場所を考えることが出来る。アイデアはいくつかある」
「UFCに居たところで俺が望んでいるような試合は組まれないだろう。彼らはベテラン同士の試合は組まない。ベテランと若手を対戦させて若手を売り出そうとする。俺は知られてない相手と対戦することに興味はない。彼らがドナルド・セラーニ、マット・ブラウン、ニック・ディアスと戦わせることは100万年後もない」
「日本で戦いたい。ずっと日本が好きだった。RIZINやONE Championshipは素晴らしいことをしている。ディエゴ・サンチェスが行くにも最適な場所だ。彼が青木真也と対戦したら面白いと思う」
「UFCのドアが閉ざされれば、MMA以外にも多くのドアが開きいろんなオプションがある。世界は俺の想像する以上に大きいし、その他の団体や階級にも目を向けたい。ミドル級やライトヘビー級に行くことも想像している。どうなるかはいずれ分かるだろう」
One-time welterweight title challenger Dan Hardy confirms his release from UFC fight contract(MMAFighting)
その後ハーディーはUFCとの契約も解除されたことをMMAFightingは確認しています。
Dan Hardy(Sherdog)
ダン・ハーディーは現在39歳のイギリス人でMMA戦績25勝10敗1無効試合(UFC戦績6勝4敗)。2010年3月の『UFC 111: St. Pierre vs. Hardy』でジョルジュ・サンピエールのウェルター級王座に挑戦し判定負けしています。2012年9月の『UFC on FUEL TV 5: Struve vs. Miocic』でアミール・サダローに判定勝ちして以来試合をしていません。2013年にウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群と診断されて以降は事実上の引退状態でUFCのコメンテーターをしていました。
WPW(ウォルフ・パーキンソン・ホワイト)症候群(MSDマニュアル家庭版)
WPW(ウォルフ・パーキンソン・ホワイト)症候群は、心房と心室の間に電気刺激を伝える余分な伝導路(副伝導路)が生まれつきあることで発生する病気です。心拍数が異常に速くなる頻脈がみられることがあります。
しかし近年は医師の診察をクリアしたことからファイターとして復帰することを示唆していました。
その基準は「その行為で商機を逃さないか」
だからある意味一貫している?