こちらの続報。5月8日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 24』でドナルド・セラーニと対戦予定だったディエゴ・サンチェスが欠場しましたが、
Diego Sanchez says he's 'free at last' following UFC release (UPDATED)(MMAJunkie)
いわゆる負傷や体調不良による欠場だと思われていましたが、サンチェスはインスタグラムのストーリーで「FREE AT LAST FREE AT LAST」(遂にフリーになった、遂にフリーになった)と投稿。さらにBellator、ONE Championship、Bare Knuckle FC、Brave FCのタグまで付けていることから他団体で現役続行することを示唆しています。
UFC releases 'TUF 1' winner @DiegoSanchezUFC, ending more than 16-year run https://t.co/WrlLEAQhyI
— MMA Junkie (@MMAjunkie) April 30, 2021
その後UFCがサンチェスをリリースしたことをMMAJunkieが確認したとのこと。UFCの功労者で次の試合で引退すると公言していたサンチェスがなぜリリースされたのかは不明。
Diego Sanchez(Sherdog)
ディエゴ・サンチェスは現在39歳のアメリカ人でMMA戦績30勝13敗(UFC戦績19勝13敗)。UFC人気が爆発するきっかけとなった『The Ultimate Fighter 1』に出場しており、2005年4月9日の『TUF 1 Finale』で行われたミドル級トーナメント決勝戦でケニー・フロリアンに1R TKO勝ちし優勝しています。UFC王座は2009年12月の『UFC 107: Penn vs. Sanchez』でB.J.ペンのライト級王座に挑戦しており、5R TKO負けしています。UFC屈指の人気選手でミドル級からフェザー級まで4階級で試合をしたのはサンチェスとフロリアンのみ。
日本でも試合をしたことがあり、2013年3月の『UFC on FUEL TV 8: Silva vs. Stann』では五味隆典にスプリットデシジョンで勝利してますが、疑惑の判定でブーイングが飛んでいました。