K-1 3.28 日本武道館:武尊、那須川天心の見守る中カーフキックも駆使しレオナ・ペタスを2R右フックKO「天心選手と最高の舞台で最高の試合を僕はやりたい」(バウトレビュー)
3月28日に日本武道館で開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~』の試合結果です。
第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元スーパー・バンタム級&フェザー級王者)
×レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者、Krush王者)
2R 1’04” KO (右フック)
※武尊が2度目の防衛
第18試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/王者、元Krush王者)※初防衛戦
○シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/挑戦者・前王者)
2R 1’46” KO (右バックハンドブロー)
※カリミアンが王者に
第17試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
○京太郎(フリー/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※藤本京太郎 改め。角海老宝石ボクシングジムから所属変更
×実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
2R 0’29” KO (右フック)
第16試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
×愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
○ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)
判定0-3 (27-28/26-28/27-28)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
○城戸康裕(谷山ジム/元Krush王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
×松下大紀(BELIEVE MAN)※K-1ジム川口TEAM SIRIUSから所属変更
2R 2’47” KO (3ダウン:右フック)
第14試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/K-1 WORLD GP王者、元Krush王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
×南雲大輝(八光流柔術総本部)※金子大輝 改め。K-1ジム大宮から所属変更
2R 1’31” KO (左ストレート)
第13試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
○野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者)
×プライチュンポン・ソーシーソムポン[Phlaychumphon Sor. Srisomphong](タイ/GTジム)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第12試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
○玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
×ダウサコン・モータッサナイ[Dawsakhon Motassanai](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位)
2R 1’56” KO (パンチ連打)
第11試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
×篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
○西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
判定1-2 (30-29/29-30/29-30)
第10試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○横山朋哉(リーブルロア)
×佑典(月心会チーム侍)
1R 0’29” KO (左フック)
第9試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
×鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
3R 2’36” TKO (コーナーストップ:パンチ連打)
第8試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○島野浩太朗(菅原道場/元Krush王者)
×三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
第7試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
×小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)
○アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATキック・ミドル級(70kg)王者)
1R 2’21” KO (左膝蹴り)
第6試合 73kg契約 3分3R(延長1R)
○MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/Bigbangスーパーウェルター級王者)
×EITO(Respect All Fear None)※HALEO TOP TEAMから所属変更
2R 0’45” KO (パンチ連打)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
×鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元WMC世界スーパーバンタム級王者、WPMF日本スーパーバンタム級&フェザー級王者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
第4試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
○高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
×MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
4R 判定3-0 (水谷10-9/太田9-10/豊永10-9)
3R 判定1-1 (水谷30-29/太田29-30/豊永29-29)
第3試合 女子46kg契約 3分3R(延長1R)
○MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
×山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
判定3-0 (30-26/30-26/30-25)
第2試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
×海斗(ポゴナ・クラブジム)
○寧仁太[アニンタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
3R 2’30” KO (右ストレート)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
×弘輝(team ALL-WIN)
○龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019・2020 -65kg優勝)
1R 2’22” KO (パンチ連打)
メインイベントは武尊がレオナ・ペタスに2R KO勝ち。
【K-1】武尊の試合後全コメント、那須川天心とは「自分が一番強い時にやりたいのですぐにやりたいです」(ゴング格闘技)
――天心選手が試合を見に来たことは気合いが入りましたか?
「気合い入りましたね。来ることも聞いていたので。天心選手に負けない試合をしないとな、と。天心選手に火をつける試合ができたらという気持ちがありました」
――天心選手が来ると聞かされていて、どの段階で天心選手のことは頭から消えましたか?
「魔裟斗さんにも言われていたし、自分でも最初から考えていたんですが、この試合に集中しないとこの先を見ていたら絶対にダメだし、この試合に負けたらやりたいこともやれない。今までの苦しさも全部ぱぁになるというのがあったので。本当にこの試合だけに集中していました。会場にいるのは知っていたけれど見ないようにしていたし、終わるまでは考えてないです。この試合で終わってもいいくらいの覚悟でやっていました」
――来るのは聞いていたけれど、聞き流していたような?
「そうですね。1回(頭に)入ったけれど無理やり出しました。この試合に勝ってK-1最強を証明しないと、その試合をやる権利もないので、それだけに集中していました」
――念願の試合はもう次にやりたいですか?
「そうですね。僕は早くやりたいし、自分が一番強い時にやりたいのですぐにやりたいです。まだ何も決まっていないので、これから実現へ向けて頑張ります」
【K-1】武尊に敗れたレオナ・ペタス「仕返ししたいと思っています。やり返したい」(ゴング格闘技)
――試合を終えての感想は?
「えっと…感想は失神したので何も覚えてないです」
――対戦相手の印象は?
「失神させられたのでめちゃめちゃ強いのかと思います」
――武尊選手をグラつかせたり、会場が凄い盛り上がっていたんですよ。それを聞いてどう思いますか?
「それはさっき、セコンド陣営から聞きましたが全く覚えてないので。覚えてないってことは気持ちが前に出たというしかなかったので。自分の気持ちが出た試合だったのかなって思いますね」
――ファンにメッセージを。
「僕を応援してくれるファンの皆さん、3度目の正直を出せずにすいませんでした。K-1のファンの皆さんはこれからもK-1が盛り上がるように、僕もまだ諦めないのでさらにもっともっと盛り上げられるように、母との約束を守れるようにもう一度頑張ります」
那須川天心が後楽園から武道館へはしご、K-1観戦は武尊へ大晦日の「敬意のお返し」(ゴング格闘技)
RISE伊藤隆代表は、那須川のK-1来場の真意をこう語る。
「年末に武尊選手がRIZINの会場に来て、天心の試合を観戦してくれました。その敬意に対し、こちらも敬意で返そうとしたわけです」
昨年の大晦日に見せた武尊の行動に対し、那須川陣営も武尊の試合を生で観戦することで、敬意を表したのだという。
武尊と那須川の対戦について、伊藤代表は「まだ何も決まっていません。話もこれからです」と語り、那須川も、武道館で囲み会見を行うこともなく、会場を後にした。
両陣営とも「まだ何も決まってません」とのことですが、対戦自体は確定と見ていいでしょう。
レオナも漢だな。
天心vsタケルはどっちが勝つにしろ盛り上がるだろうな
スピード・テクニックの天心、パワー・打たれ強さの武尊ってところですかね。
天心が勝つとしたら、触らせずに翻弄して判定勝ちかハイキック等蹴りでのK.O。
武尊が勝つとしたら、今回みたいな乱打戦でK.Oかな。
契約体重が鍵になりそうですね。
武尊よりだったら、武尊のパワーが有利になって、天心よりだったら武尊のパワーが落ちて天心のスピードについていけなさそう。
とりあえず、楽しみが止まりません。
両者に、感謝ですw
タフネスと体格差でタケルな気がしてきた。実力が拮抗してれば体格差がモノを言うってのが歴史で証明されているからな。
天心はブン殴り合いに応じないで最後までスピードで翻弄できるか。
どっちがさっきに入場
どっちがあとに入場するのだろう
マジで武尊凄いよ!
何か武尊応援しちゃうよ、絶対勝つって言う必死さが伝わるもんな…
最近の試合だと天心は判定でも勝てばいいという試合に感じるけど、武尊はK-1の顔としてぶっ倒す意識が強いと感じた
それでもいざやるならば、天心を応援する