2020年12月21日

12.31『RIZIN.26』で五味隆典 vs. 皇治のスペシャルエキシビションマッチが追加発表/那須川天心の対戦相手はラジャダムナン1位選手か



RIZINが12月21日19時30分より『RIZIN.26』追加カード発表会見/YouTubeでライブ配信(2020年12月20日)

 こちらの続報。



 RIZINが都内で12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.26』の追加カード発表会見を行いました。

RIZIN 12.31 さいたまスーパーアリーナ:皇治と五味隆典がパンチのみのエキシビションマッチ。那須川天心の相手は数日中に発表へ(バウトレビュー)
スペシャルエキシビションマッチ 3分3R
五味隆典(イーストリンカンラスカルジム/元PRIDEライト級(73kg)王者、元修斗世界ウェルター級(70kg)王者)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
※「RIZINスタンディングバウト特別ルール」と銘打ち、ボクシングに近い形式で実施。シューズは非着用。バックハンドブローは可能

 榊原信行CEOはフロイド・メイウェザー vs. 那須川天心に近いルールだと説明していました。契約体重はこれから調整するそうです。五味隆典は2018年7月29日の『RIZIN.11』でメルヴィン・ギラードに1R KO勝ちして以来2年5ヶ月ぶりの試合で現在42歳。皇治は『RIZIN.24』で那須川天心に判定負け以来の試合。

 12月21日の都内での会見に両選手が出席。皇治は「ちょっと決まるのが遅かったですね」と第一声を発しつつも「挑戦したいと言い続け、格闘技の一時代を築いた五味ちゃんとできてうれしいですね」とコメント。「昔は五味ちゃんは『火の玉ボーイ』と言われていましたけど、今は金玉おじさんって感じなんで、金玉おじさんを全力で倒します」と、フジテレビが使いにくそうな表現で意気込みを語った。
 五味は「まあエキシビションなんですよ。若い子の邪魔にならないようにやろうと思いますけど。勝負論とかはほとんど無いんですけど、コロナの中でも少しでもお客さんを喜ばせられるようにと思って、出場することにしました」とコメント。皇治の印象については「天心と武尊選手の試合ぐらいしか見たことが無いんですけど、いつも激闘って感じで頑張ってますよね」と話した。
 エキシビションマッチとはいえ、10kg近い体重差となりそうだが、皇治は「亀田和毅とやる気やったんで、64とか65kgぐらいで(体重を維持していたんで)すけど、チェ・ホンマンとか大きい奴に挑みたいとも言っていたんで、五味ちゃんがしんどいんなら何kgでもいいですよ」と譲歩する考え。五味も「体重差があるので、彼がヘッドギアしてもいいと思います。ワンサイズ違うグローブで」と話し、ハンデを与えることには前向きだった。

 日焼けして仕上がっている感じの皇治に対し五味は顔が白くてパンパン。連絡貰った時は82kgで75kgぐらいまで落とせたらとコメントしてました。

 また、榊原氏は「那須川天心の大晦日参戦が正式決定しました」と発表した。既にこれまでの会見でも出場候補選手として天心の名前を挙げていたが、なかなか対戦相手が発表できず、ファンからも問い合わせが多いことから、間違いなく出場することを改めて表明した格好だ。榊原氏は「とにかく対戦相手を探すのが大変で、数名に絞られています。数日中には絞り込んで発表します」「外国から数名呼んでいますので、日本人とは限らないです。日本人で候補の選手の怪我もありました」と、マッチメイクの状況について説明した。
 天心は「時間がかかったと思いますけど、無事参戦することが決まりました。大晦日イコール那須川天心と思っているので、1年の集大成として、RIZINと格闘技を締めくくりたいです」とコメント。対戦相手の希望については「希望とか言っていられる状況じゃないというか。時間がないですし。試合ができるだけでもありがたいぐらいで、誰が相手でも那須川天心らしい試合がしたいです」と話し、「キックをあと何試合するかわからないので、蹴りを使う那須川天心を見てもらいたいです」とアピールした。

 五味隆典 vs. 皇治の前に那須川天心が登壇したものの、対戦相手は数日中に発表するとのことですが、


 Facebookの方ではカードが発表されていました。しかし、直後に投稿が削除されています。本当は今日発表したかったものの、出来ない事情があったのでしょうか。

 Facebookで発表された対戦相手はクマンドーイ・ペットジャルーンウィット(Kumandoi Phetjaroenvit)。検索したらラジャダムナン・バンタム級ランキング1位の選手でした。となるとルールで揉めているから発表できなかったのかもしれません。



 こんな動画も出てきました。右ストレートでダウンしかけてた相手に左ハイを入れてKO勝ちしています。最終的に違う相手になるかもしれませんが…。

posted by ジーニアス at 21:16| Comment(6) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一部の格オタがシバターがどうこう言っていたが
あれ何だったんだろうね
未確定情報でピーピー騒ぐのも大晦日の醍醐味でもあるが
ちょい鬱陶しいから数人ファロー外した
Posted by 000 at 2020年12月21日 21:46
もう天心vsシバターでいいだろ
Posted by GO at 2020年12月21日 22:04
会場には行けないが、感染者が増え、結構年末年始のいろんなイベントが中止になる中、まず無事に開催されるかが心配に。

随分ぶっとんだ組合せとルールにしたな。体格差がさすがに怖い。
否定的な意見も出るかもだし、テレビ視聴者はどう思うかわからないけど、結局会場は楽しんで熱く見てくれるお客さんが多い感じかな。
逆に天心は超ガチ路線ぽいのか。この相手なら肘ありでも見てみたい。
榊原さんによると、RENAは無いみたい。外国人呼べず、ストロー級だと国内に相手はなかなか見つからなかったか?
Posted by 回る老犬 at 2020年12月21日 23:02
ギリギリなんでろくなカードでは無いと思っていたが、とんでもない茶番カード出してきたな。まだ皇司VS金太郎のキックマッチの方がよかったよ。
契約の問題がなければRena vs 平田樹とかも見たかったな
Posted by FAT at 2020年12月22日 02:44
皇司VS金太郎のキックも大概茶番だよ。
それなら五味と皇治のボクシングの方が茶番として断然格上。引きも強いと思う。
大晦日だからやはり一枚くらいぶっとんだ茶番カードがないとね。何も始まらない。
Posted by シバター at 2020年12月22日 17:35
…もう五味がこの半月で5k以上落とせるかが見所
つかマッハもだけど青春時代のアイコンが無残な体になってるのは切ないなぁ…
Posted by スラッカー at 2020年12月22日 20:12
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