2020年10月26日

GSPがハビブ・ヌルマゴメドフの引退、対戦が実現しなかった件についてコメント

GSP「復帰戦をするなら対戦相手はハビブ・ヌルマゴメドフしかいないが、2年前とは状況が違う」(2020年10月24日)

ハビブ・ヌルマゴメドフが引退を発表「母は父が居なくなってまで試合をすることを望んでなかったし、俺もこれが最後だと約束していた」(2020年10月25日)

 こちらの続報。




 ジョルジュ・サンピエールがハビブ・ヌルマゴメドフ引退について以下のコメント。

「驚いたね。全くの予想外だった。彼はまだやる気だと思っていたし、メディアの人たちも彼は30勝0敗(現在29勝0敗)を達成したがっていると言っていた。だがこれが彼の選択だ。なんて凄いキャリアの幕引きだ。とてつもないレガシーを残した。過去最大級の実績を残した選手のひとり…いや、過去最大かもしれない」

「僕との対戦は実現しなかった。こっちは問題ない。ハビブは無敵だ。無敗だ。パーフェクトなキャリアだった。文句のつけようがない。29勝0敗というパーフェクトなキャリアでトップのままベストパフォーマンスをして引退する。これ以上何が必要だ? 素晴らしかったよ。限りなく完璧だった」

「ピークを過ぎても多くの試合をしている選手をよく見かけるが、それは望ましいことじゃない。ハビブは物凄い決断をした。人生のように全ての物事には始めと終りがある。プロアスリート、エリートアスリートにも潮時がある。それを超えて戦うと問題が起きる」

「ハビブは自分の気持ちに素直に従えばいい。自分の幸福、愛する人たちの幸福に従えばいい。プレッシャーは無用だ。正しいタイミングで正しい決断を下せば可能性は無限に広がる。やりたいことは何でもできる。おめでとう。素晴らしいキャリアだった。完璧な試合をし完璧なキャリアだった」

「僕は3年前に引退した。いろいろ詮索する人たちはいるけど、僕は今の自分に満足している。どういうことか分かるかい? 僕の人生観は人とはちょっと違う。白黒つけたがる人もいるけど、僕は常にグレーなんだ。あらゆる可能性があるし、(現役復帰の)ドアは空いたままにしているけど、今のところはそうじゃない。引退して3年経つけど今のところは元気だよ」




posted by ジーニアス at 15:30| Comment(9) | UFC | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こーゆう勝ち逃げ思想は好きじゃない。
ボロボロになってまで闘う必要は無いが、若手の踏み台になってから引退しろと思う。
人気も評価も後の人間に引き継がれないのは後の選手達にとって不幸。
現にUFCウェルターはGSP引退以降、人気は下降した。
Posted by あ at 2020年10月26日 16:14
確かに負けてから引退するのが義理だとは思うが、
頭部への打撃ありの競技の場合、
その義理の為に脳を賭けろと言われるとそれは違う気がする
Posted by スラッカー at 2020年10月26日 17:06
勝ち逃げしたいわけではなく、区切りがついたり、状況によるタイミング等でモチベーションがなくなったんだよ
Posted by ヌルマゴ at 2020年10月26日 17:22
自分の幸福、愛する人たちの幸福に従えばいいとかいいこと言うなぁgsp
Posted by metal at 2020年10月26日 18:29
あさんの言っていることは、結局ピークを過ぎても戦わなければいけないように聞こえます。
踏み台になるということは衰えてきているからだと思います。
選手が考え抜いて決めた引退をそんなふうに考えていることにビックリです。
Posted by セクシー at 2020年10月26日 18:56
難病もあって引退した選手に復帰して戦えとか無茶でしょう
Posted by at 2020年10月26日 21:51
似た者同士だな
GSPも無敵だった頃の階級上のアンデウソンに勝てそうだったし
さんざん匂わせたけど結局やらなかった
ヌルマゴもウスマンに勝てる可能性は十分にあるし
それを成し遂げたら文句なしの歴代mmaパウンドフォーパウンドだが
絶対にやらないだろう

マクレガーならあっさりやってのけるんだが
マクレガーが両者と同じ思想だったら今でもフェザーで無双してただろうね
Posted by 素人 at 2020年10月26日 23:35
GSPほどの人気選手で成功者ならピークで止めてもいいだろうが大抵の選手はそうじゃないので
現役でやれる限界までやって稼ぎたいだろうな。
Posted by アモン at 2020年10月27日 02:19
非常にいいことを言っていると思いました。さすがという感じです。
Posted by ヤマト at 2020年10月27日 13:36
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