暴行で引退の元貴ノ富士、スダリオ剛がRIZINデビュー戦でTKO勝利「力士の格闘家転向は成功しない」のジンクスを打ち破ることができるのか?(THE PAGE) #thepage_jp https://t.co/CdTr5rSH1l
— THE PAGE(ザ・ページ) (@thepage_jp) September 27, 2020
『RIZIN.24』でディラン・ジェイムスに1ラウンド終了TKO勝ちしたスダリオ剛が試合後会見で以下のコメント。
ゴングと同時にスダリオが仕掛けた。
ダッシュしてジャンプすると、右足で前蹴りを放ち、パンチの嵐。ヒットはしなかったが格闘の聖地にかけつけた5000人のファンから、どよめきが起き、巨漢のプロレスラーの度肝を抜いた。
「色々と考えてあれになった。デビュー戦で普通にスタートしてもインパクトありませんから」
「序盤に組み合い、相手の力も強くて少し体力を削られたこともあった。息が上がったけれど前へ、前へ、気持ちを引かなかったことが一番良かった」
ジェムスが鼻から流血していたため、ラウンド間にドクターチェックが入り、「顔面に骨折の疑い」でストップがかかりスダリオのTKO勝利が宣言された。
「(左)目の下にダメージがあった。骨折?オレは医者じゃないからわからない。ドクターストップは妥当だったと思う。いい試合だったと思うし彼は強かった」
まだ本格的に総合のトレーニングをはじめて数か月だが、力士から格闘家へのシフトチェンジができつつある。
「お相撲さんのときは、常に100パーセントの力でいかないと、ちょっとしたことで負けてしまうというのがあった。今回は、まずリラックスして練習でやっていることを、3ラウンド、全部、続けれるような考え方。そこがちょっと違いました」
そして、こう勇ましく言う。
「力士のときも相手を殺すという気持ちでいっていたんですが、格闘技の場合は、その気持ちがさらに強くなった」
だからあえて相撲技は封印していた。
「相撲の技をやって通用するものもあるのでしょうが、MMAの体の使い方にシフトしていた。相撲の技を使うことは、まったく考えていなかった」
「まだまだ技術面、スタミナ、フィジカルと基本的なことが100パーセント身についていないので次の試合までにもっとレベルアップしたい。自分のスタイルもわかりきっていない。どの距離で戦うのが得意なのか。今回は、長年、格闘技をやってこられた方とは違い、相撲では接近戦の勝負だったので、そこを生かしつつ、いろんなところに対応しようというやり方だった。僕に何があってるのか、もっと探りながらきつい練習をしていきたいと思う」
榊原信行CEOは以下のコメント。
ジェイムスも「打撃が強い」と言い、力士の格闘家転向に懐疑的だった榊原信行CEOも、「総合の試合への対応ができていることに驚いた。グラウンドや、組みついて(の攻防)は、さすがに腰が重い。タックルを切るなど最低限必要なものは学んでいることの確認ができた。身体能力は高い。あの身長と、あの体重で潜在能力の高さがわかった」と評価した。
当初、まだ準備不足のため大晦日デビューの計画で、正式に試合が決まったのは、直前の9月10日だったというが、「チャレンジさせて良かった」と言う。デビュー戦で非凡さをアピールしたスダリオが、「力士の総合格闘家転向は成功しない」というジンクスを覆すことになるのかもしれない。
急遽のデビュー戦の割には動けているなと思いました。ボロが出る前に勝ったのかもしれませんが。大晦日は誰と対戦するのか楽しみです。
コロナ禍で次の相手としてはレベル的にもストライカー相手という事で相応しいと思います。
転向関連で太田忍選手がアルソック退社するらしくMMA転向の可能性があるそうです。
たしかヘビー級のアリアックバリもそっちだったが。楽しみではある。