『BELLATOR JAPAN』の続報です。
BELLATOR JAPAN 試合結果一覧(RIZIN)
改めて試合結果。なお、観衆は主催者発表で1万5160人でした。
【RIZIN×BELLATOR】日本ラストマッチを終えたヒョードル「素晴らしい新年のプレゼントを届けることができた」(ゴング格闘技)
「私は再び日本に戻って来て試合をすることが出来て、勝利することができてとても嬉しく感激もひとしおです。この会場で何度も試合をしてきたのでこの会場で勝つことは特別な想いです」とヒョードル。
対戦する前と実際に対戦した後で印象が変わったかとの質問には「そんなことはない。彼とはいつも仲良くしていたので。日本でも一緒に出場していました。私にとっては最も親しい人の一人です」と、質問の意図とは違う答えだったが、ジャクソンは素晴らしい親友だと話した。
今後のことを聞かれると「明日までに自分の体調を整えてそれから考えたい。少し休んで、自分のチームもいますのでこれからの育成のことを考えます」と、しばらくは後進の指導にあたるという。
試合前のインタビューでは「見応えのある美しいを試合を見せたいと思います」と語っていたが、その通りの試合ができたかとの問いには「できたと思います。娘や家族だけでなく、ロシア全体が私の勝利を喜んでくれると思います。日本と世界のファンの皆さんに心からありがとうと伝えたい。素晴らしい新年のプレゼントを届けることができたことを嬉しく思います」と、この試合と勝利はファンへのプレゼントだとする。
日本での思い出を効かれると「日本でファイトを始めた時が最も印象深いです。さいたまスーパーアリーナには何度も出場しましたし、最後の試合をこの会場でできたことに感激しています。日本のファイターとも何人かと戦ったが、みんな素晴らしい選手でした。いろいろな思い出があります」と感慨深そうに語った。
そして最後に若いファイターへのメッセージを聞かれると「このスポーツが魅力的だとアピールすることが必要。どの試合でも勝利を目指して勝ち続けていく。若い選手がそういう意識を持っていくことが大事です」と答えた。
【Bellator JAPAN】榊原CEOがヒョードルvsジャクソンに厳しい見方「15年前ならこんなにぬるい空気にならないだろうなって思った」(ゴング格闘技)
「どっちかと言えばノスタルジックな気持ちはヒョードルにもPRIDEにもなくて、今を生きている、この先の未来を作り出せる選手たちの試合の方が印象に残りました。15年前にタイムスリップしてPRIDEのリングでヒョードルとジャクソンが15年若返ったら、こんなにぬるい空気にならないだろうなって思いました。その頃の方が僕らが本当に見たいもの、殺伐としたものを見せられたと気づく機会でしたね。
ひとつの句読点としてはいいんですよ。彼らの原点の国で彼らのメモリアルになるし、ひとつの時代が終わる儀式としてはよかったと思います。でも今のファンが求める刺激には全く足りていない。未来を創るには今のまだ見ぬ第二第三のヒョードルやクイントンで、15年前の躍動感をRIZINのリング上で作り出さないとこのスポーツの未来はないとシビアに思いました」と、この試合を見て今の時代に合ったMMAを創っていきたいと決意を新たにしたという。
独特なファイトスタイルで鮮烈なKO劇を見せたマイケル・“ヴェノム”・ペイジ(英国)を今後も日本で、との言葉には「とても魅力的な選手ですが、魅力的以上にアメリカで活躍する選手はギャラが高い(苦笑)。経済効果とバランスを考えないといけない。ペイジ、チャンドラー、ヒョードル、ランペイジを使うと、僕らがさいたまスーパーアリーナを今のチケット単価でソールドアウトして協賛を集めてもとても足りないファイトマネーなんです。アメリカだから収支が合う。そこはベラトールの力を活用して僕らがサポートしたりすることで、選手は日本で戦いたいとの想いを持っているので、(ベラトールCEOの)スコットにおんぶにだっこでパラサイトしていこうと思います」と、今のRIZIN単体では難しいと答えた。
「K太郎もクルックシャンクも対戦相手が体重オーバーの中で、RIZINは弱腰の交渉をしているなと言われたが、それは選手が選んだことなんです。ペナルティとしてファイトマネーの20%が支払われるとの条件で、最終的には選手が決めること。僕らは試合が流れても仕方がないと思っていました。あれは選手の最終ジャッジです。試合を流さずやってくれた選手にはチャンスを与えたいと思っています。K太郎がベラトールに出ることもあると思う。世界に打って出る機会を与えたいと思います」
【Bellator JAPAN】鮮烈KO勝ちのマイケル・“ヴェノム”・ペイジがNARUTOコスプレした理由(ゴング格闘技)
「素晴らしい気分だ。日本で驚異的な時間を過ごしているよ。日本で戦うのは『死ぬまでにしたいこと』の一つだった。それが実現できて嬉しく思っている」と笑顔のペイジ。
日本のアニメファンとしても知られており、入場コスチュームにアニメの『NARUTO』を使用したのは「『NARUTO』は子どもの頃から長い間見ていた、アニメの中でもベストシリーズなんだ。今回こういったパフォーマンスをすることで、アニメが好きだってことを日本のオーディエンスにも伝えられたと思うけど、同時に日本の文化に対する敬意を表したかったんだ」と嬉しそうに答えた。
【Bellator JAPAN】矢地祐介が試合前の心境を吐露「最後楽しもうって覚悟でやりました」(ゴング格闘技)
朝倉未来を始めとする「負けた選手には全員リベンジしたい。俺に勝ったヤツには全部お礼参りしたいですね。ファイターなので」とリベンジしたいと言い、大晦日に行われるライト級GPの優勝者に挑みたいかとの質問には「もちろんそこはファイターですから戦いたい気持ちはあります。そのためにはこの1勝では足りない。3連敗したから3連勝して、みんなが求めてくれたら戦いたいと思います」と、まずは実績作りをしたいという。
そして「また負けないように勝って、RIZINでどんどん試合をしてほしいとファンにも関係者にも言ってもらえるように勝つのみです」と、突き進んでいくと宣言。
また、試合を心配そうに見守り、勝利の際には号泣していた姿がテレビに映されていた交際中と報じられている女優・川口春奈については「ノーコメントで!」とした。
川口春奈が泣いた!恋人矢地「最後の覚悟」逆転勝利(日刊スポーツ)
「ヤッチくんでーす!」とお祭り男矢地の明るい声がさいたまスーパーアリーナに響き渡った。RIZIN3連敗中と崖っぷち。しかも、交際中の女優川口春奈がお忍び観戦。見えないプレッシャーを抱えながら臨んだ一戦だった。1、2回と上迫に押されていたが、3回に右フックで上迫を倒し、ひざまずいたその顔に左足でサッカーボールキックでトドメ。レフェリーストップで逆転勝利を決めた。勝利直後にカメラで映された川口は、顔を覆って泣いていた。
【Bellator JAPAN】RIZINに唯一の勝利をもたらした渡辺華奈「2020年は自分のオリンピックをやりたい」(ゴング格闘技)
これで無敗記録を9勝1分とした渡辺。2020年は「もっともっと練習して地力を上げていくこと。ベラトールのファンにも見てもらえたので北米にも挑戦出来たらと思います。世界へ行けるように頑張りたい。来年はオリンピックの年なので、自分のオリンピックをやりたいです。RIZINに女子フライ級のベルトが作ってもらえるならそっちにも挑戦したいし、海外にも挑戦したい。欲張りですね(笑)」と、国内外で活躍していきたいと語った。
【Bellator JAPAN】浅倉カンナ、1人じゃない「自分の中でみんなが付いてくれている」(ゴング格闘技)
今回はリングではなくケージだったことには「RIZINで戦っているので言いにくいですが、ケージは戦いやすいなって思いました。海外でぜひやってみたい気持ちはあります」とベラトールを始めとする海外のケージMMAにもチャレンジしたいとの意欲を見せる。
最後のマイクで涙ぐんだのは「自分の中でみんなが付いてくれているなと思っていたので、みんなと喜べた感覚です」と、自分一人ではなくファンや仲間たちが背中を押してくれたからだと説明した。
【BELLATOR JAPAN】あい、ウィンに判定勝利もプロ初の大苦戦に言葉少なく(イーファイト)
これでプロ5戦5勝(2KO・1S)無敗となったが、今後のことについては?という質問には、「今後のことはまだちょっと答えを考えられないです」と、あい自身、戦いには勝利を収めたものの納得は行っていない。何が足りなかったのか?という質問には「勇気」と答え、ウィンを攻めきれなかったことへの悔いを残した感じだ。
BELLATOR JAPAN 試合後インタビュー Vol.1(第1〜6試合)(RIZIN)
BELLATOR JAPAN 試合後インタビュー Vol.2(第7〜11試合)(RIZIN)
BELLATOR JAPAN 試合後インタビュー Vol.3(第12〜14試合)(RIZIN)
全選手の試合後インタビューはこちらを参照。
これは遠回しに相手の体重オーバーでも試合に
穴を開けたらチャンスは与えないと脅している
ように見える。
「僕らは試合が流れても仕方がないと思っていました。」
と榊原氏は前置きしてます。
「穴を開けたらチャンスは与えないと脅している」のではなく
不利な条件にも拘わらず仕事をこなした人には便宜を図りたい、という事でしょう。
計量ミスからのキャッチウェイトを受けた選手が負けても
リリースは免除されチャンスを貰えるのはUFCも同じです。
何の根拠もない憶測で足を引っ張るのはやめましょうよ。。