榊原信行CEOが12.31『RIZIN.20』那須川天心 vs. 江幡塁のマッチメイクについて以下のコメント。
このマッチメイクについてRIZINの榊原信行CEOは記者会見で両者のマッチメイクの理由を語った。
「ずっと天心は誰とやらせるべきか常に考えてます。去年メイウェザーとあれだけのことをやってるんで、同じ方向でいった時、あれを超えられるような爆発力とか破壊力のあるものは実は無い。だったら天心が本当に極めてるキックの中で、最強のチャレンジャーを世界中見渡していた」という。
「そういう中で伊原会長のご好意というか大きな心もあって塁選手を送り出していただけることになったんで、実は日本に天心を倒せる可能性のある選手がいたということを世間の人たちにも伝えられたらいい」と江幡塁の強さに太鼓判を押す。また、「色んな方からぜひ江幡と戦わせてほしいと言う声がありました」とも。
しかし、残念ながら、テレビ的に言うと世間には江幡塁を知らない人も多いと言う榊原氏。エンターテインメント的なマッチメイクも好きだと言うが「ストレートを投げ続けよう大晦日は」と大晦日はコアファンにもストレートに届くような最強同士の戦いを心がけた。
12月3日、シュートボクシングのリング上で、シーザー会長が「年末に立ち技の王者クラスを集めよう」と呼びかけると榊原氏もリングに上がり「賛同します。フジテレビにも話してみます」と応じた。
その件に話が及ぶと
「志は会長と同じですよ。団体で色んなチャンピオンがいて、あっちはやだ、こっちはどうのそんなこといってるとどんどん収縮していくだけなんで。メジャースポーツというのはそんな垣根をみんな越え、どんどん今見たいものを提供していくドラマを展開していく。アマチュアは実力、勝ち負けが全てでいい。プロはお金取ってチケット売って、テレビで放送したりネットで配信する以上は、見たいものを提供できるその志がないと僕はまずいと思っていて、シーザー会長も同じでそれは多分RISEの伊藤代表も同じ」と観客が見たいカードの実現に動いていくとした。
MMA興行に混ぜてやるのに肘や首相撲が制限されるのはちょっとね。
でもプロの世界だからこそ犯せないリスクもあるわけで、ビジネスである以上プロモーションはリスク・リターンを天秤に掛けて物事を判断する。だから団体を動かすにはファンの声と行動が必要。
「このままだとファンに愛想つかされて誰にも見てもらえなくなる」そういう圧力をファンが掛けることが出来れば動かせるものもあるだろう。
結局は実績を盾に、自分の土俵に乗せてるって側面もあるわけだから、全面的に賛同はし難いかなあ。
まあ、大きな舞台を用意する、有利な条件で土俵に入る、これらも含めて強さだと言われれば、その通りなんだけども。
中村優作vs神龍もやるらしい。
RIZIN側では美憂vsアムの噂もあるし、うわ両日ヤバいな。