「参ったよな。足を切られちゃってさ。でも、まだ無意識に立とうとしちゃうんだよ。足がないのを忘れて」
衝撃的な告白とともに、右足膝下を切断した姿をカメラの前にさらしてくれたのは、プロレスラーの谷津嘉章(62)だ。アマチュア時代は、全日本学生選手権4連覇。レスリング重量級の日本代表として、1976年のモントリオール五輪に出場した、まさにレスリングエリートである。
「6月2日には、愛媛で普通に試合をしたのに、23日には『切断です』と言われて、25日には手術でしょ。心の準備も何もあったもんじゃなかったですよ」
異変の兆しは、右足親指の爪の中にできた血豆だった。そこから細菌が入り、壊死が進んでいたという。
「うちはもともと糖尿病が多くて、失明しちゃったおじさんもいるんですよ。35歳のときに、俺も糖尿病って診断されて。医者から『20年後には間違いなくインスリン打ってる』って言われたんだけど、その後、糖尿の薬を飲むだけでこれまで過ごせてきたんです。
でも振り返ると、35歳のころなんて、現役バリバリでしょ。糖尿なのに、体をつくるためにガンガン食べて、1日に5000~6000kcalは摂ってたんだから、体にいいわけないんだよな。
若いころの暴飲暴食って、後々まで残るんですよ。足を切ってみたら、俺の血管は、動脈硬化が進んでボロボロだったらしい」
谷津嘉章 - Wikipedia
谷津嘉章さんについてはこちらを参照。PRIDEにも2度出場しています。2回ともゲーリー・グッドリッジ戦で共に敗れていますが、低い姿勢で左手を伸ばす“谷津ガード”が印象的でした。以前高田馬場でホルモン焼き店をしていた時は何度か足を運びプロレスや格闘技の話をさせていただいたこともありました。これ以上悪化が進まないことを願うばかりです。
対戦したゲーリーもドランカーになってしまうし、その他にもコールマン、ランデルマン、ケアー、高山と総合が原因ではないファイターもいるけど無理をしてまで現役に拘らせてしまう今の待遇をUFCは変えていけるようにして欲しい。
おまけにプロレスの世界だしな
酒!脂!米!麺!のヘビーローテションだったんだろな
めちゃくちゃな食生活だっただろうし
歳とってもなかなか抜け出せないのかもな