こちらの続報。
ネット上では批判指摘も。ボクシング界が乱発する“非ボクシング“撲滅に共同声明を発表した理由とは?(THE PAGE)
JBC(日本ボクシングコミッション)とプロジムの会長による全国組織の日本プロボクシング協会は21日、格闘技界やネットテレビなどで、JBCの管轄外で乱発している”非ボクシングイベント”を問題視、その安全性などを問う怒りの共同声明を発表した。
「宣言」とされた共同声明は、ボクシングを「最古のオリンピック種目の一つであり、また他の単なるショービジネス的競技とは一線を画して、長い歴史の中でスポーツとして認知されてきたプロ競技」と定義。
「各団体はボクシングが競技スポーツであるという自負を持って、世界諸団体とも協働しながら、安全性重視の姿勢等に基づき、公平・公正なルールを策定し、その運営に務めてきた」と説明した上で問題を指摘した。
「近時「ボクシング」「ボクシングルール」などの名の下、商業性のみを追求する一方、安全性を軽視し、公平・公正とは言い難い運営をするイベント、企画等(「非ボクシングイベント等」)が散見される。これらは、競技スポーツとしてのボクシングに長年にわたり寄与し、発展させてきた我々各団体の努力を踏みにじるものであり、看過できない。また、安全性、健康管理上も極めて重大な危惧がある」
示唆したのは大晦日に「RIZIN.14」で行われた元5階級王者、フロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)対キックボクサー、那須川天心のボクシングルールによるエキシビションマッチ、AbemaTVが企画した一連の「1000万円企画」と天心対元3階級王者、亀田興毅のボクシングルールによるスペシャルマッチなどの”非ボクシングイベント”だ。
そして「スポーツ文化を守り、ボクシングの健全な発展を改めて期するため、我々は下記の通り宣言する」と以下の3項目を宣言した。
1、非ボクシングイベント等には関与、協力しない。
2、非ボクシングイベント等の不当性を、今後も世論に訴え続ける。
3、非ボクシングイベント等に参加した格闘技選手等が、我々各団体が定める手続きを経た上で、競技スポーツとしてのボクシングに参加することについては、門戸を開放し、これを歓迎する。
結局何の効力もない共同声明でした。
今回のプロボクシング界の共同声明に対してネット上では、「プロボクシング界が既得権益を守りたいだけじゃないか」という批判的な意見が多く見られた。
この指摘は誤解だ。今回、声をあげた理由は、何も既得権益を守ることではなく、ボクシングの競技性を維持し、その権威を守り、歴史あるプロボクシングを未来永劫、存続発展させていきたい、との強い願いである。だから声明に「スポーツ文化」という言葉が使われた。門戸開放の条件に「手続き」を入れたにも既得権益ではなく安全性や競技性を担保するためで、ボクシングに関する、そのノウハウを持つ組織はJBCしかない。
また「なぜ今のタイミング?」という声もあった。天心対亀田戦の前日の発表になったことへの批判だが、THEPAGEの昨年12月30日付けの記事「メイウェザー対天心の危険な体重差とボクシングルールをJBCが問題視」を見てもらいたいが(下リンク参照)、JBCは、この段階からメッセージを発信している。歯止めが利かなくなっている状況に正式な声明を出さざるを得なくなったというのが実情なのだ。
一方で、先日、やっと選手の移籍やファイトマネーに関するガイドラインが徹底されることになったが、プロボクシング側にもプロ野球やJリーグのような各種ガバナンスが確立されていないという問題はずっとつきまとってきた。「そんなプロボクシングが何を言っているの?」というファンの指摘も一理ある。
だが、このまま”非ボクシングイベント”が今後も見境なく行われるようになれば”本物”が”もどき”に足を引っ張られて、これまで日本だけでなく世界レベルで積み重ねられてきた競技性を維持するための多くの施策が台無しになって共倒れする危険性がある。
プロボクシング界の頂点にある世界タイトルに関しは、4団体と乱立していて、これも批判の対象にはなっているが、それぞれがランキング制を敷き、世界タイトルマッチを管理するなど伝統と権威は守られてきた。価値観が多様な時代だからこそ世界的に認知されているブランドを守りたいのである。
キックボクシング界には、その昔、沢村忠という大スターが生まれ地上波のゴールデンタイムを独占、プロボクシングを席巻した時代があった。だが、やがて低迷期を迎え、その後「K-1」が誕生して復活したが、それも下火になった。総合格闘技界も「PRIDE」が、一世を風靡したが、解散してからは下降線をたどる。現在、キック界では天心が主戦場としている「RISE」や新生K-1が、若い層に人気で、総合格闘技界も「RIZIN」が立ち上がって活気を取り戻しているが、ここまで大きな波があったのは、プロボクシングのような唯一無二の統括組織がなく、その競技性、権威が維持されてこなかったことにある。
プロボクシングでも統括組織が分裂しているような国では衰退を迎えているという現実がある。プロスポーツはブームに左右されるものではある。だが、WBSS決勝に進出したWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥や、日本人初の4階級制覇を成し遂げたWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔ら、本物のボクサーが出てきている今こそ、プロボクシング界のスタンスを明らかにし、その足元を固める必要があると判断したのだろう。
”本物”に自信があるのなら”もどき”に足を引っ張られることもないと思うのですが。
マスコミは何かあった時協会叩くのは慣れてる
頭の固い老害はさっさと消えてくれないと若い才能が潰されるだけなんですが。
なんか、プライドのくそ高い融通の利かない頑固ジジイってイメージだw
利権ですね
それで現役のアマ、プロにさえ批判されてるという。
レスリング協会とかとなにが違うのか。
ワシらにもカスリよこさんかい!
が本音だと思うがw
何を言ってんだwww
天心や他のキックボクサーやMMA選手もボクシング挑戦したい選手沢山いるだろうし
ボクシングは協会も階級も多すぎるに上にスーパーチャンピオンだとか
世界チャンピオンが多すぎるんだよ
階級はフライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドル、スーパーミドル、ライトヘビー、クルーザー、ヘビーの10階級でいいし、協会も2つあれば十分
今のままでやるならスーパーシックスといのWBSSみたいなのを定期的にやってほしいな
誰が最強なのかはっきりさせないと
スジをとおせ ってやつですね分かります
これほど自信、強欲さ傲慢さが滲み出てる声明文はネット炎上と隣り合わせの時代にあってある意味貴重だと思う。
ボクシングの既得権益を守るため必死に戦っているんだな~と少しだけ感動。
折角だからメイウェザーにも直接同じことを伝えてあげてほしい。
老害…もとい天下のJBC様との会合であればメイウェザーも喜んでプライベートジェットを飛ばしてくれるはず。
これから毎回イベントにケチをつけられないように、もどきはグローブをOFGにして差別化したらどうですかね?!
それでもタカリよけにはならないか・・。
ボクシングルールという名をやめて他の名前を名乗りやっていけばいい
唯一無二と言いながら他の団体に参戦させないし既得権益満載の団体だ
亀田興毅はJBCを無視して
ベアナックルファイトに参戦したらいいのに
その鉄付きが問題では?
許可しなかったり、裏で足引っ張ったり、不穏な力で諦めさせたり
ボクシングを名乗るならJBC通さないとダメでしょ
アベマの企画なんて利益優先でボクシング舐めてるとしか思えない
だが、それら全てを認めないと言っているようにしか見えない。
イベントを行う誰であれ自由であるべきだし、元プロボクサーやMMA選手が体重を合わせてボクシングマッチする事に安全性の不安を感じる必要はないだろう。
安全面を言うなら協力的であるべきだが、結局はそういう事ではない。
例えばライジンがボクシングイベントを立ち上げて王者を制定して継続イベント化しても何の問題もない。
かつてのWBOやIBFみたいに認定しなければよいだけだ。
そういった場合でも日本のプロボクサーが非公式の試合をする許可を与えて稼ぐチャンスを与えるべきだと思う。
協会は認定したイベントをしっかり運営していれば良いだけで、ジムや選手を過度に束縛するのは本来の仕事ではないはずだ。
他者のイベントに口出しするのならば認めるべきなんだよ。
ちゃんとしたイベントには協力する、あまりに酷いイベントには反対抗議、というならわかる。
格闘技人口の復興には、正当な競技団体のお墨付きが必要だと思います。じゃないと若年層が取り組めないので。
今のサーカス・見世物興行の延長のやり方だと、一時的な金銭しか集めることはできません。選手が「世間」から尊敬を集めるような社会になるためには、正当な競技団体が関与すべきだと思います。
個人的には、一億総中流の平成では格闘家になることの魅力は相対的に低かったかもしれませんが、格差社会の令和では一発逆転のストーリーとして選択肢になりうると思います。あとは格闘家が「世間」から尊敬を集めるような環境だけかと(バラエティ番組で面白おかしい裏話を消費される存在としてではなく)
JBCにそんな権利あるわけないでしょ
「正式な非公式ボクシングイベント?」として、
権威性とバラエティ感を両立した継続的パッケージとして協力しつつ作ってみては?
などと思わなくもないですね
でも個人的にはJBCが権威性に敏感なのはいいことだと思いますね
権威性があってこそ、びっくりカードの驚きも成り立つわけですし
JBCも亀田の勝ちを確信してたからこそ前日にあんな横暴な声明文を出したんだろうけど、
これは正直ザマァとしか言いようがない
いや・・どの時代と錯覚してるのか知らんけど
昭和終わりから平成にかけてすでに格差社会だったんですけど?
チャンスがあればいい土俵に上がる
アンテナが高ければ才能がある人にはチャンスがある
そういう時代だったんですが、平成という時代は。
本物「もどき」って何よ?っていう話。
ボクシングなんて所詮センスのスポーツ。
早い話がキックでも総合でも下手すりゃど素人でも
世界チャンピオンといい勝負できる人間なんて探せばいくらでもいる。
「そんな甘い世界じゃない」なんていう人間こそ現実を知らない。
プロ野球的な興業や大相撲的な興業もやってもらいたい
後発でやるなら天心亀田もベアナックでやってもらいたかったな
アメリカでベアナックルファイティングが注目されているからね
スポンサーが大枚出してくれるような魅力的な副業も主導してやれ。
としか言えない。非公式の方が安全に遊び感覚で稼げるんじゃそりゃそっちをやるでしょ格闘家なんてたいして儲からないし選手生命短いんだから。