6.15 ONE Championship上海大会で秋山成勲 vs. アギラン・タニが決定/松嶋こよみ、平田樹も参戦(2019年05月20日)
こちらの続報。
秋山成勲インタビュー ONE CHAMPIONSHIP初戦へ気合(SPAIA)
秋山成勲インタビュー。なおこれは6.15『ONE Championship 97: Legendary Quest』のアギラン・タニ戦が発表される前のものです。
—今、話に出たチャトリCEOとは、どのぐらいのタイミングから交渉していたのでしょうか?
秋山:去年、AbemaTVの企画の「格闘代理戦争」で私が推薦した選手が勝ち上がってONEと契約することになり、監督として付き添いでマニラへ行ったのですが、そこで初めてチャトリ氏と知り合ったんです。それからこまめに連絡を取り合う関係になって、自分もUFCと契約していたので、まずは段階を踏んでUFCを区切るにも継続するにも話をしに行ったんですよね。そうしないと次に新天地で戦うって話が出来ないじゃないですか…。
ちゃんと筋を通して、昨年末にUFCと契約を終わらせて、ONEと交渉の席についた形です。ここ半年間ぐらいで、あれよあれよと契約した感じですね。
—秋山選手からUFC側へ契約終了をお願いした形なんですね?
秋山:はい、自分から話しに行きましたね。ちゃんとOKをもらって、その上でONEと交渉してって感じですね。
—2009年から2018年の10年間は結婚に子育てなどプライベートも多くのことがあり、世界最高峰UFCのトップ戦線での戦いで苦しんだ時期もあったと思うのですが、振り返るとどうですか?
秋山:正直言って、お腹いっぱいのところまで来たと思ったんですけどね。このままUFCで格闘技人生は終わるんだろうなと頭に入れながら練習していたんで。それに一つ前のUFCでの試合(2015年11月)も、かなり前ですからね。
ただ、韓国でもう一回だけ試合をしたいと思っていてUFCにもずっと伝えていたんです。UFC側も韓国大会の時には必要だから、わかったと話してくれていたんで。ただ、そこでONEの韓国大会開催の話が浮上して、やっぱり年齢のこともありますし、出来る限り早いタイミングで韓国にて試合をしたいと思ってアジアのマーケットに強いONEとの契約に踏み切った感じです。こうなると自分の格闘技に対する情熱や気持ちがガラっと戻るっていうんですかね、モチベーションは高くなりましたね。
—今回の参戦で秋山選手に国内のスポンサーも付きそうな気がするのですけど、そのあたりはどうですか?
秋山:それも現段階で何も考えていなかったです(笑)。今回、ONEへの参戦が決まって、契約条件がすごく良いので。まずは久々の試合になるので試合に集中することが大切だとは思いますけど、応援してくれる方がいるのであれば、それはありがたいですよね。
—試合にしっかり準備できるだけの、金銭面も含めて条件が相当良いんでしょうね(笑)
秋山:個人スポンサーのお金を当てにすることなく、ファイトマネーだけで、今回すごく評価してもらっているのでありがたいですし、それに応える、ファンが喜ぶ試合を絶対にしたいと思っています。
契約条件はかなり良さそう。ONEデビュー戦は中国になりましたが、2戦目は韓国になるのでしょうか。
在日の人はいろいろと複雑だよね。
タブーになりやすい話を正直に話てるとは思う。